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3月より量産開始

TDK、難燃性と高透磁率を両立させたノイズ対策用磁性シートを発売

公開日 2009/03/18 18:30 Phile-web編集部
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TDK(株)は、難燃性と高透磁率を両立させたノイズ対策用磁性シート「IRJ17」を3月より量産開始する。サンプル価格は300×200×0.1mmのシートあたり2,500円。

IRJ17

独自の軟磁性材料とポリマー材料を複合化させてできた磁性粉を使用して開発。ノイズを吸収し熱エネルギーに変えることで、機器外部へのノイズ漏れや、内部で反射し他の基板に影響を及ぼすのを防ぐ効果を持たせている。5MHz〜3GHzまでの帯域でノイズ減衰効果を発揮し、透磁率は1MHzあたり180と高い水準を実現するという。

難燃性については米国規格である「UL94V-0」の認証を取得している。

同社では小型・薄型化・多機能化により基板の高集積化が進むデジタルカメラや携帯電話などでの使用を想定している。

【問い合わせ先】
マグネティクスビジネスグループ
電波エンジニアリングBU
営業推進部
TEL/03-5201-7288(担当:徳永氏)

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