オヤイデ、純銀素材採用のHDMIケーブルとアンテナケーブルを発売
■HDMIケーブル HD-PSW 1.3a
・1.0m ¥OPEN(予想実売価格15,750円前後)
・1.8m ¥OPEN(予想実売価格24,150円前後)
・3.0m ¥OPEN(予想実売価格34,650円前後)
・5.0m ¥OPEN(予想実売価格52,500円前後)
信号部用導体にはデジタル信号の高周波帯域を扱うのに優れた純銀を採用。同社のオリジナルブランド「NEO」より発売される。
HDMI1.3a Category 2(High speed)に対応し、DeepColorとx.v.Colorの信号伝送を実現。ドルビーTrueHD、およびDTS-HD Master Audioのマルチチャンネル出力をサポートしている。
断線に強く、各芯線の間隔や長さを通常の丸型ケーブルの構造に比べ均等にしやすいフラット形状を採用。これにより芯線間の不均一な長さから引き起こされる伝送信号のタイミングエラーやクロストーク、シグナルロスを低減させている。また、曲げにより生じるケーブル内部のゆがみが引き起こりにくく、ジッターによる高周波ノイズの悪影響、伝送ロスが生じにくいという利点も持っている。
ノイズ対策としてセパレートシールド構造を採用。外部ノイズの影響に加えて各芯線ペア間の相互干渉を低減する作用があり、高周波に起因する歪みを低減し、より安定した信号伝送を可能にしている。そのほか絶縁材には優れた柔軟性と強度を有し、低誘電率を誇るフォームポリエチレンを採用している。
リン青銅素材の端子コンタクト部分には、50μの24K金メッキを施し、さび等の腐食による経年劣化や接点抵抗による信号劣化を抑制。コネクターのシェル部分には、接合面の共振に配慮し一般的なプレス加工の部材ではなく、ダイキャスト一体成型のシェルを採用している。
ケーブルとコネクターの接合加工には自動機械半田式を採用。一般的な圧着式や手半田式に比べ各線間の接合部分の品質のばらつきを抑え、各信号間のインピーダンス差や遅延差をより減少させ、安定した信号経路を確保している。
■アンテナケーブル DV-510F
・1.0m 10,500円(税込)
・2.0m 17,500円(税込)
・3.0m 21,000円(税込)
・5.0m 31,500円(税込)
■アンテナ接線コネクター FPS-9
2個1組 4,200円(税込)
「DV-510F」は、中心導体に5N純銀を使用したアンテナケーブル。高い導電率、低誘電率、低劣化、低ノイズという特性を有しているという。3レイヤー・ハイブリッド・シールディングでワイドバンドのノイズをプロテクト。解像度、写実力、色彩配列などの向上に寄与する。
「FPS-9」は、5N純銀丸棒を削り出してコンタクトピンを作ったアンテナ接線コネクター。「DV-510F」のプラグ部には本製品が使用されている。
低誘電率を誇るテフロン(PTFE)樹脂にインサート成型されたことにより、強固で耐震性の高いコンタクト部を形成。安定した伝送を実現するという。
【問い合わせ先】
(株)小柳出電気商会
TEL/03-5684-2151