従来比3倍の処理能力
パナソニック、レーザ光を用いたブラウン管テレビのリサイクル技術を開発
パナソニック(株)生産革新本部とパナソニック エコテクノロジーセンター(株)は、ブラウン管テレビのリサイクル技術において、従来の工法に比べて3倍の処理能力を実現する新技術を開発した。
新たに開発したリサイクル技術はレーザ光を用いてテレビのブラウン管を溶融割断するというもの。従来の熱線方式では一定の加熱時間や、加熱後に人手による修正作業が必要になるという課題があったが、レーザ光を採用することで高速かつ人手による修正が少ない処理が可能となり、1台あたりの処理時間は50秒と従来方式の3倍の処理能力を実現する。
またノーマルやワイド、インチサイズなどブラウン管の種類を自動計測判定し、機種サイズに応じたレーザ条件で処理する新技術を開発し、全自動化を図っている。
同社はこの高効率レーザ割断技術を導入することで、地デジ放送移行を控え、処理台数が増大するブラウン管テレビのリサイクルを処理する体制を整えることができたと説明。さらに今後、本技術を薄型テレビの処理にも活用することを検討していくという。
新たに開発したリサイクル技術はレーザ光を用いてテレビのブラウン管を溶融割断するというもの。従来の熱線方式では一定の加熱時間や、加熱後に人手による修正作業が必要になるという課題があったが、レーザ光を採用することで高速かつ人手による修正が少ない処理が可能となり、1台あたりの処理時間は50秒と従来方式の3倍の処理能力を実現する。
またノーマルやワイド、インチサイズなどブラウン管の種類を自動計測判定し、機種サイズに応じたレーザ条件で処理する新技術を開発し、全自動化を図っている。
同社はこの高効率レーザ割断技術を導入することで、地デジ放送移行を控え、処理台数が増大するブラウン管テレビのリサイクルを処理する体制を整えることができたと説明。さらに今後、本技術を薄型テレビの処理にも活用することを検討していくという。