NHKオンデマンドの新サービスが公開 − 大相撲配信開始／電子マネー決済が可能に

NHKは、映像配信サービス「NHKオンデマンド」にて新規にスタートするサービスの内容を含む会長記者会見要旨を公開した。

NHKオンデマンドのサービスについて、21年度の会員登録数と購入実績が公開された。6月までのPC版サービスの会員累計数は101,262人となった。またPC版とテレビ版サービスでの購入件数については、「見逃し見放題パック」が4,196件/4月、4,968件/5月、「単品＋セット」の購入件数が19,371件/4月、27,735件/5月を記録した。

今後追加される新たなサービスとして、7月12日に初日を迎える大相撲名古屋場所の幕内の全取組みが見逃し番組サービスにラインナップすることが発表された。配信期間は放送翌日の夕方から10日間となり、価格は1回あたり210円/24時間。見逃し見放題パック（月額1,470円）に加入している場合は、パック対象番組として視聴することができる。

番組購入の決済手段にもNTTカードソリューションの電子マネー「NET CASH（ネットキャッシュ）」が7月17日より追加導入される。現在のクレジットカードとYahoo!ウォレットでの決済に電子マネーが新たに加わり、一層の利便性が高められる。「NET CASH」はコンビニのマルチメディア端末や銀行のインターネットバンキングなどから購入でき、購入時に発行されたIDをNHKオンデマンドの決済画面に入力すれば番組が購入できる仕組みとなっている。

また6月に最もよく視聴された番組のリストも公開され、見逃し番組サービスでは「大河ドラマ 天地人」や「NHKスペシャル」のコンテンツが上位を占めたほか、特選ライブラリーは「土曜ドラマ ハゲタカ」や「デスパレードな妻たち」「NHKスペシャル」などが人気を博した。