Audysseyの新技術にも対応
オンキヨー、ドルビープロロジックIIzなど対応のAVアンプ「TX-NA807/SA707」を発売
オンキヨー(株)は、ドルビープロロジックIIz対応の7.1ch AVアンプ「TX-NSA807」「TX-SA707」の2機種を8月8日に発売する。
・「TX-NA807」¥168,000(税込)
・「TX-SA707」¥136,500(税込)
両機種は同社が昨年発売した「TX-SA806X」「TX-SA706X」の後継機という位置づけ。昨年の806Xは262,500円、706Xは189,000円だったので、両機種ともにかなり価格が下がったことに注目したい。特に807は定価が10万円程度下げられたことから、クラスチェンジしたといっても過言ではないだろう。
両機とも、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応。またフロントワイドスピーカーとフロントハイスピーカーを加える「Audyssey Dynamic Surround Explansion」にも新たに対応し、立体的な空間表現力を高めた。搭載しているパワーアンプは7chだが、スピーカー端子は11台分を装備しており、リスニングモードを切り替えるだけで駆動するスピーカーを選択でき、サラウンドバックやフロントハイ/ワイドを容易に使い分けることができる。
またフロントサラウンド技術「DTS Surround Sensation」は、スピーカーとヘッドホンの両モードに対応している。
型番からわかるとおり、TX-NA807はDLNAのクライアント機能に対応。PCや対応AV機器などのDLNAサーバーから配信されたWMA/MP3/WAV/AAC音声やインターネットラジオの再生が可能。さらに本機では96kHz/24ビットの音源の再生も可能になった。従来、同社AVアンプではフラグシップの900番台のみがDLNAに対応していたが、これが10万円台の800番台でも利用できるようになった。
実用最大出力はTX-NA807が全チャンネル230W、TX-SA707が全チャンネル190W(いずれも6Ω時)。瞬時電流供給能力を高めるため、両機の出力段には、通常のダーリントン回路に1段追加し、さらに低インピーダンス化が図れる独自の3段インバーテッドダーリントン回路を採用。さらに回路基板は電源部を中心に7ch分をシンメトリーに配置し、電力供給ラインを最短化。電源は大型のものを搭載したほか、グランドなどの電源供給ラインに銅バスプレートを採用するなど、エネルギーをストレートにスピーカーに送り出すよう配慮した。
ボリュームは同社従来機からおなじみの「リニアオプティマムゲイン・ボリューム」を採用。増幅が不要な小音量時にはプリアンプの増幅度をゼロに設定し、プリアンプの増幅が必要となる音量になると、ボリュームに連動して増幅度をリニアに増加させる。これにより、音声信号の過度の絞り込みを回避し、パワーアンプ部での残留のイズの増幅を抑えている。
また両機は、可聴帯域の信号波形のみに反応するフィルター回路「VLSC」も搭載。なお、採用しているDSPはTIの32bit製品「Aureus」だ。
HDMI端子はVer1.3aで、両機とも6入力1出力を装備。ジッターの影響を避けるため、基板回路のパターンをできるだけ同じ長さに揃え、さらにHDMI信号を制御するICの回路も等長になるようカスタマイズするなどの工夫を行っている。また、HDMIで接続した他社機器と連動動作させる「RI HD」機能も搭載している。
【問い合わせ先】
オンキヨーコールセンター
TEL/050-3161-9555
・「TX-NA807」¥168,000(税込)
・「TX-SA707」¥136,500(税込)
両機種は同社が昨年発売した「TX-SA806X」「TX-SA706X」の後継機という位置づけ。昨年の806Xは262,500円、706Xは189,000円だったので、両機種ともにかなり価格が下がったことに注目したい。特に807は定価が10万円程度下げられたことから、クラスチェンジしたといっても過言ではないだろう。
両機とも、フロントハイスピーカーを加えた「ドルビープロロジックIIz」に対応。またフロントワイドスピーカーとフロントハイスピーカーを加える「Audyssey Dynamic Surround Explansion」にも新たに対応し、立体的な空間表現力を高めた。搭載しているパワーアンプは7chだが、スピーカー端子は11台分を装備しており、リスニングモードを切り替えるだけで駆動するスピーカーを選択でき、サラウンドバックやフロントハイ/ワイドを容易に使い分けることができる。
またフロントサラウンド技術「DTS Surround Sensation」は、スピーカーとヘッドホンの両モードに対応している。
型番からわかるとおり、TX-NA807はDLNAのクライアント機能に対応。PCや対応AV機器などのDLNAサーバーから配信されたWMA/MP3/WAV/AAC音声やインターネットラジオの再生が可能。さらに本機では96kHz/24ビットの音源の再生も可能になった。従来、同社AVアンプではフラグシップの900番台のみがDLNAに対応していたが、これが10万円台の800番台でも利用できるようになった。
実用最大出力はTX-NA807が全チャンネル230W、TX-SA707が全チャンネル190W(いずれも6Ω時)。瞬時電流供給能力を高めるため、両機の出力段には、通常のダーリントン回路に1段追加し、さらに低インピーダンス化が図れる独自の3段インバーテッドダーリントン回路を採用。さらに回路基板は電源部を中心に7ch分をシンメトリーに配置し、電力供給ラインを最短化。電源は大型のものを搭載したほか、グランドなどの電源供給ラインに銅バスプレートを採用するなど、エネルギーをストレートにスピーカーに送り出すよう配慮した。
ボリュームは同社従来機からおなじみの「リニアオプティマムゲイン・ボリューム」を採用。増幅が不要な小音量時にはプリアンプの増幅度をゼロに設定し、プリアンプの増幅が必要となる音量になると、ボリュームに連動して増幅度をリニアに増加させる。これにより、音声信号の過度の絞り込みを回避し、パワーアンプ部での残留のイズの増幅を抑えている。
また両機は、可聴帯域の信号波形のみに反応するフィルター回路「VLSC」も搭載。なお、採用しているDSPはTIの32bit製品「Aureus」だ。
HDMI端子はVer1.3aで、両機とも6入力1出力を装備。ジッターの影響を避けるため、基板回路のパターンをできるだけ同じ長さに揃え、さらにHDMI信号を制御するICの回路も等長になるようカスタマイズするなどの工夫を行っている。また、HDMIで接続した他社機器と連動動作させる「RI HD」機能も搭載している。
【問い合わせ先】
オンキヨーコールセンター
TEL/050-3161-9555
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドONKYO
- 型番TX-NA807
- 発売日2009年8月8日
- 価格¥168,000(税込)
【SPEC】●実用最大出力:230W×7(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(LINE) ●HDMI端子:入力6/出力1 ●映像入出力端子:ビデオ入力5/出力2、Sビデオ入力4/出力2、コンポーネント入力2/出力1、D4入力2/出力1 ●音声入出力:デジタル入力6、アナログ入力9/出力2、7.1ch出力1、サブウーファープリ出力2 ●外形寸法:435W×199H×436Dmm ●質量:18.0kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドONKYO
- 型番TX-SA707
- 発売日2009年8月8日
- 価格¥136,500(税込)
【SPEC】●実用最大出力:190W×7(6Ω) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(LINE) ●HDMI端子:入力6/出力1 ●映像入出力端子:ビデオ入力5/出力2、Sビデオ入力4/出力2、コンポーネント入力2/出力1、D4入力2/出力1 ●音声入出力:デジタル入力6、アナログ入力8/出力2、7.1ch出力1、サブウーファープリ出力2 ●外形寸法:435W×175H×379Dmm ●質量:12.6kg