ゲストに人気タレントのマリエさんも登場
ソニー、「Canvas @ Sony 2009」発表会を実施 - 限定デザイン製品の販売も開始
そのほか、発表会にはソニーと若手アーティストたちとの橋渡し役を担った大阪のFMラジオ局、FM802が行う「Digmeout」プロジェクトのプロデューサー、谷口純弘氏らも出席。谷口氏は「“Canvas @ Sony”は“Digmeout”の中で最大のプロジェクト。今年選出された3人はハッキリ言って相当いい。プロジェクトも回数を重ねるごとに年々レベルが上がってきている」とアーティストたちを褒め称えた。
また、今年もアーティスト選考に携わったアートディレクターの長友啓典氏も「現在、ソニービルのアートウォールは多くのアーティストが狙うキャンバスとなった。そんなアートウォールやソニー製品に対して、選出された3人ともこの年代でしかできない表現ができている」とコメントし、作品を評価。「今後ますます感性を育て、ソニーという企業のように世界にはばたいてもらいたい」とエールを贈った。
キャンバスとなる製品を提供したソニー側からは、前述の小宮山氏に加えてソニー(株)のバイスプレジデント ブランド担当の河内聡一氏らが出席。プロジェクトの説明などを行った。
「20年くらい前に自分でもオーディオの商品企画を担当していた」という河内氏は、ブランドメッセージの“make. believe”に言及。「夢見ること、そしてそれを実現することは昔からのソニーのスピリット。こうしたスピリットを我々社員だけでなく、若いアーティストの方々にも表現して頂き、世間の皆さんとシェアしていきたいと思い、本プロジェクトを続けている」と、理念を説明した。
河内氏に続いては、同社ブランドマーケティング部ディレクターの若松真希子氏が登壇。若松氏は「今年は、より楽しく、やんちゃにしようと思い、ロゴなども躍動感のあるものを採用した」と今回のプロジェクト全体の方向性を説明。「Art Loves Music」というコンセプトを発表し、スキマスイッチなど人気ミュージシャン4組が参加する公開番組イベントを行うことなども紹介した。
また、スペースシャワーTVの番組「ミュージックアップデート」内で「Canvas @ Sony」が紹介されている縁から、同番組のナビゲーターのひとりであるタレントのマリエさんがスペシャルゲストとして発表会に登場。
美術館巡りしたり写真撮影を続けているなど、自身もアートが好きだというマリエさんは「若いアーティストの方たちが表現する場所を持てるというのはとても素晴らしいことだと思う。その表現の場がパソコンやヘッドホンなど私たちの身近に使う製品であることも素敵だなと感じた」と、プロジェクトについて魅力を感じていることを明かした。
なお、「アートウォール」には本日より4週間ごとに3名の絵が変わって展示される。それぞれの展示期間は下記の通り。
・宮島 亜希氏:10月23日〜11月19日
・riya氏:11月20日〜12月17日
・斉藤 高志氏:12月18日〜1月14日
そのほか、同プロジェクトではau向けの携帯電話「BRAVIA Phone U1」と「S002」にもアーティストの待ち受け画面用静止画3種類をプリセット。そのほか、デジタルコンテンツをWebブラウザー上でまとめて管理できるサービス「Life-X(ライフ・エックス)」でも、今年の作品を着せ替えデザインとして選択可能となっている。