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前夜祭イベントを速報

【CES】CES Unveiled開幕 − 三菱&Sensioが3Dディスプレイを展示/マイクロPJやiPodアクセサリーも多数登場

公開日 2010/01/06 16:20 AV REVIEW編集部・小澤
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米国時間の1月7日、2010 International CESが開幕する。開幕の前々日となる現地時間1月5日には、毎年恒例となっている前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。ここでは、イベントに出展された各社の注目製品やテクノロジーをレポートしたい。

米・三菱電機が3Dリアプロジェクションディスプレイを展示

Unveiledの会場となったホテル「ベネチアン」のマルコ・ポーロに入って最初に目に入るのが三菱電機の3Dリアプロジェクションテレビ。展示されていたモデルは82型で、アクティブシャッタータイプの3Dメガネで3D映像を視聴できる。本モデルは米国国内にて2010年の早い段階で発売予定とのことで、価格は3,399ドルを予定しているという。なお、日本での発売は未定とのことだ。

展示されたモデルは82インチ。会場入り口で多くの来場者が足を止めていた

3Dメガネはアクティブシャッター方式が採用されている

Sensioが3Dテクノロジーを展示

ディスプレイ各社に3Dのテクノロジーやフォーマットを提供しているSensioはHYUNDAI製の3Dディスプレイを展示し、自社テクノロジーをPRしていた。

また、米国を中心に展開するディスプレイ・ブランド「VAZIO」の液晶テレビにSensio製3Dデコーダーが搭載されることも発表した。VAZIOの3Dディスプレイは米国内にて2010年夏頃には発売予定だという。同社の係員は本年または来年、同社製3Dデコーダーを搭載した液晶テレビが日本にも登場することを示唆していた。

デモ用として展示されていたのは同社3Dデコーダーを搭載したHYUNDAI製ディスプレイ

各社が新型マイクロ・プロジェクターを展示

MICROVISIONはデバイスにレーザーを用いた小型プロジェクターを展示していた。本機は解像度がVGAだが、暗室であれば最大200インチまでの投写が可能だという。展示ではiPhoneを接続してのデモンストレーションが行われていたが、他にもPCやデジタルカメラ、ビデオカメラなどの接続・視聴が可能。レーザー・デバイスが実現する映像は、小型機としてはひと際鮮明で目を引いた。日本での発売予定は未定だが、北米では3月に500ドルで発売されるという。

コンパクトながら、明るく鮮な画像を投射する

3Mも小型プロジェクターを展示。こちらはLEDモデルで、本体にマイクロSDカードのスロットも備えている。本機は2010年の比較的早い段階に日本での発売も予定しているという。

3Mのポケットプロジェクター


iPod関連の展示も多数

iPod関連の展示も相変わらず目立った。iPod周辺機器やインターネットラジオを展開するブランド“PURE”は、インターネットラジオ/FMラジオ受信機「sensia」を展示。同社製のiPodドックも用意されているほか、WiFiに対応し、PCやメディアサーバーの音楽を再生するネットワークプレーヤーとしての機能も備えている。本体中央の大きなディスプレイが特徴で、インターネットラジオの放送局の表示も見易く、操作性も高そうだ。本製品は近日中に日本国内での発売も予定しているという。

大きなディスプレイから高い操作性が伺える

VestalifeはトランスフォームするスタイリッシュなiPodスピーカー「Ladybug II」や「Mantis」を展示。両者ともスピーカー部が可動式になっており、スピーカー部を開くとiPodドックが現れる構造となっている。Ladybug II は2chスピーカー搭載だが、Mantisはサブウーファー搭載の2.1ch仕様となっている。USB入力などの外部入力端子も搭載し、iPod以外のソースにも対応するようだ。価格はLadybug IIが99.99ドル、Mantisが179.99ドルとのこと。

可動するスピーカー部が特徴的な「Mantis」

iPodスピーカー「Ladybug II」

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