NECエレクトロニクス、3DやAVCデータ処理可能なモバイル機器向けLSIを開発
NECエレクトロニクス(株)は、モバイルAV機器分野でHDコンテンツ再生や3Dグラフィックなどの処理を実装するシステムLSI「EMMA Mobile/EV(エマモバイル イーブイ)」を開発。今年7月よりサンプル出荷を開始する。サンプル価格は5,000円で、今年12月から量産を開始。2011年には月産100万個の生産を計画している。
「EMMA Mobile/EV」は内蔵するCortex-A9コアが1個の「EMMA Mobile/EV1」と2個の「EMMA Mobile/EV2」の2つで構成。MPEG2、MPEG4やH.264のHD(1080p/720p)ビデオ再生が可能なほか、「EMMA Mobile/EV2」では英イマジネーションテクノロジー社の3Dグラフィックスコア「POWERVR SGX530」(200MHz)を内蔵し、3D映像の処理に対応。1秒あたり14.7Mポリゴン、500メガピクセルを処理することができるという。
また、データ再生時の低消費電力化も実現。チップ内を数ブロックに分け、ブロックごとに最適なクロックや電源を供給できる機構とすることで、データ再生時の消費電力を従来製品比約30%削減したという。
「EMMA Mobile/EV」は内蔵するCortex-A9コアが1個の「EMMA Mobile/EV1」と2個の「EMMA Mobile/EV2」の2つで構成。MPEG2、MPEG4やH.264のHD(1080p/720p)ビデオ再生が可能なほか、「EMMA Mobile/EV2」では英イマジネーションテクノロジー社の3Dグラフィックスコア「POWERVR SGX530」(200MHz)を内蔵し、3D映像の処理に対応。1秒あたり14.7Mポリゴン、500メガピクセルを処理することができるという。
また、データ再生時の低消費電力化も実現。チップ内を数ブロックに分け、ブロックごとに最適なクロックや電源を供給できる機構とすることで、データ再生時の消費電力を従来製品比約30%削減したという。