HOME > ニュース > 【動画アリ】「360°立体ディスプレイ」での動画も見られるソニー「リサとガスパール」イベント開幕

HandycamやCyber-shotの展示も

【動画アリ】「360°立体ディスプレイ」での動画も見られるソニー「リサとガスパール」イベント開幕

公開日 2010/03/17 18:45 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、銀座ソニービルで本日より開幕した「リサとガスパール ぎんざへいく」(関連ニュース)にて「360°立体ディスプレイ」での動画表示を一般公開した。

360°立体ディスプレイ

同イベントは、フランス在住の絵本作家ゲオルグ・ハレンスレーベン氏、アン・グットマン氏原作の「リサとガスパール(Gaspard et Lisa)」の絵本について、日本での絵本出版10周年を記念したもの。写真展やスタンプラリーなどが催されている。

ビル内の各所にスタンプを配置

スタンプラリーの景品にはキャラクター型のイヤホンも

なかでもAVファンにとって注目なのが、360度どの方向からもメガネを装着せずに立体映像が見える「360度立体ディスプレイ」の参考展示。同製品は「デジタルコンテンツEXPO2009」(関連ニュース)でも披露されたが、今回は新たに動画表示が可能になった。まずはリサとガスパールが動き回るその映像を動画でご覧頂こう。



展示には、リサとガスパールふたり、またはそれぞれどちらかにフォーカスした映像に切り換えられるボタンが用意されており、これによりリアルタイムでレンダリングしていることがわかるようになっている。動画中にも少し音声が入っているが、一般来場者からは「凄い!」という感想がしきりに挙がっていた。

デジタルコンテンツEXPOの時と同様に残念ながら技術の詳細については非公表だったが、今回の動画展示ではファイル容量の問題からパソコン内に保存したファイルをディスプレイに出力するという方法を取っている。デジタルコンテンツEXPOでの展示時は静止画で容量がそれほど大きくなかったため、本体内にコンテンツを保存していたという。

デモに使われている動画は、角度を1度ずつズラした360枚の映像を表示。気になるのはその360枚の映像の表示方法だが、「社内の人間にも秘密」(同社説明員)なのだという。

なお、今回はCG映像だったが今後の課題として実写映像での表示や大型化もちろん検討材料に入っているという。説明員からは「角度によって違う映像を表示できるので、例えば対戦ゲームなどのようなことに使っても面白いのではないか」などといったアイディアも聞くことができた。

そのほか、横に並べられた複数のオブジェを従来機と比較しながら撮影することで“Handycam”「HDR-CX550V」「HDR-XR550V」が広角化したことを実感できるようにするなど、ビル内のソニーショールームでもリサとガスパールを使った製品展示を実施。そのほかにも、“Cyber-shot”「DSC-TX7」や“Bloggie”の展示コーナーにもキャラクターの人形を飾るなどしている。

ハンディカムのデモ展示

横に並んだキャラクターのオブジェを撮影することで広角の威力を体験できる


bloggieコーナーにもふたりの人形が

イベントの会期は4月4日(日)まで。新作アニメーションの一部先行公開なども行われているほか、ソニービルに入居している飲食店ではイベント限定メニューも用意される。3月21日(日)と3月28日(日)には実際にリサとガスパールが登場し記念撮影などにも応じてくれるという。

開幕初日の本日もふたりが登場

1日に3回、各30分間ずつ登場し記念撮影などに応じてくれる予定

なお、ソニービルでは現在、「HX900シリーズ」や「LX900シリーズ」など3D対応モデルを始めとした新“BRAVIA”の先行展示や、ソニーエリクソン製のスマートフォン「Xperia」の展示なども行われている。色々と見所の多い時期となっているので一度足を運んでみてはいかがだろうか。

Xperia

ビル外壁には今話題の沢尻エリカさん広告も

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク