有機EL市場が8億ドル超に伸長 − ディスプレイサーチ調査
ディスプレイサーチは、有機ELディスプレイ関連の最新出荷状況データを発表した。
有機EL市場は2009年度に8億2,600万ドルにまで伸長。これは主に携帯電話のディスプレイ向けのアクティブマトリクス方式有機ELディスプレイ(AMOLED)の需要が増えたためだという。またパッシブマトリクス方式の有機ELディスプレイ(PMOLED)の売上は、アクティブマトリクス方式のものに追い抜かれた。
ディスプレイサーチの中小型ディスプレイ部門ディレクターであるHiroshi Hayase氏は「アクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイ市場は、2010年にますます成長するだろう。パッシブマトリクス方式が復活を果たすには、自動車向け、コンシューマー機器向けの性能を加える必要があるのではないか」と分析している。
また有機ELサプライヤーのうち最も売上が多いのはSamsung Mobile(韓国)。続いてRiTdisplay(台湾)、パイオニア(日本)、TDK(日本)、Visionox(中国)となっている。
※掲載当初、8億2,600万ドルを82億6,000万ドルと誤って記載しておりました。お詫びして訂正致します。
有機EL市場は2009年度に8億2,600万ドルにまで伸長。これは主に携帯電話のディスプレイ向けのアクティブマトリクス方式有機ELディスプレイ(AMOLED)の需要が増えたためだという。またパッシブマトリクス方式の有機ELディスプレイ(PMOLED)の売上は、アクティブマトリクス方式のものに追い抜かれた。
ディスプレイサーチの中小型ディスプレイ部門ディレクターであるHiroshi Hayase氏は「アクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイ市場は、2010年にますます成長するだろう。パッシブマトリクス方式が復活を果たすには、自動車向け、コンシューマー機器向けの性能を加える必要があるのではないか」と分析している。
また有機ELサプライヤーのうち最も売上が多いのはSamsung Mobile(韓国)。続いてRiTdisplay(台湾)、パイオニア(日本)、TDK(日本)、Visionox(中国)となっている。
※掲載当初、8億2,600万ドルを82億6,000万ドルと誤って記載しておりました。お詫びして訂正致します。