「市民がつくるTVF2010」の作品募集がスタート

昨年より任意団体の運営により“市民の手による新しい映像祭”としてスタートを切った映画祭「市民がつくるTVF」の作品募集が6月7日からスタートした。

本イベントは09年3月に第31回をもって終了した日本ビクター主催の「東京ビデオフェスティバル（TVF）」が、任意団体「市民がつくるTVF」の運営により再スタートしたもので、TVFの審査委員を務めた大林宣彦氏、羽仁 進氏、椎名 誠氏、高畑 勲氏らが設立発起人となる。代表理事の小林はくどう氏（ビデオ作家・成安造形大学教授）など役員はTVF入賞者や教育・メディア関係者らが務める。

「TVF2011」出展の映像作品の募集は9月30日（木）まで受け付けている。テーマ、題材は自由で、20分以内のビデオ作品であることが条件。応募者の国籍や性別は不問だが、海外作品は日本語、または英語の字幕が必要。

入賞作品30本のなかから「優秀作品賞」「佳作」が各15本ずつ先行され、さらに「優秀作品賞」15本より「ビデオ対象」が選ばれる。発表・上映会/交流会は2011年1月下旬に都内で開催を予定している。

また6/14・21には、ビデオ作家の佐藤博昭氏を講師にむかえて市民ビデオセミナーが開催される。

【問い合わせ先】
市民がつくるTVF
TEL/03-6206-8655