ソニック、「RoxioNowプラットフォーム」がパナソニックのUniPhierシステムLSIで利用可能に

米ソニック・ソリューションズは、同社のエンターテインメントプラットフォーム「RoxioNow」が、パナソニック（株）のシステムLSI「UniPhier（ユニフィエ）」への対応を実現したと伝えた。

RoxioNowプラットフォームでは、PC、ネットワーク対応テレビ、ビデオレコーダ、BDプレーヤー、スマートフォン、ポータブルメディアプレーヤーなどの家電・携帯端末メーカに対するコンテンツサービスへ、新作映画や前日のテレビ番組などのプレミアムコンテンツを配信することができるという。またオンラインストア「Powered by RoxioNow」では、ユーザーが好みの機器から高品質なエンターテイメントが、すぐにレンタル、および購入することができるようになる。

今回の統合により、ネットワークに接続された複数メーカーのデジタルAV機器上でデジタルコンテンツの再生が楽しめる環境互換性が広がるメリットが生まれる。ソニック・ソルーションズの戦略担当上席副社長のMark Ely氏は「パナソニックとの協力、つまりシステム・オン・チップ（SoC）上へ統合することは、RoxioNowが搭載されたサービスと互換性を有するネットワーク接続された機器の環境を飛躍的に拡大する大きなチャンスを与えてくれる。この新たな協力は、デジタル配信されるエンターテイメントが家電機器にとって今や不可欠な機能であることを証明している」とコメントしている。