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審査結果は当サイトで順次発表

「ビジュアルグランプリ2011」選考会スタート − 審査委員長に聞く今年の展望

公開日 2010/10/20 10:50 ファイル・ウェブ編集部
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優れたオーディオビジュアル機器や関連アクセサリー、技術を選出する総合アワード「ビジュアルグランプリ」。本日「ビジュアルグランプリ2011」の選考会が都内で開催されている。審査委員長の貝山知弘氏に今年の審査のポイントを尋ねた。

ビジュアルグランプリ 審査委員長 貝山知弘氏

貝山氏は「3Dテレビの価値について一部で疑義が持たれているようだ」と切り出し、「だが、私自身は何の疑いも持たない。様々な取材を通して、現在の3Dテレビの先にすごい世界が待ち受けていることを実感したからだ。そこに美しい物があれば未来は明るいし、それを掴み取ろうとするのは当然だ」と述べた。

現在販売されている3D関連製品についても、「プラズマテレビや液晶テレビが成熟したこの時期に3Dが登場したのは良いタイミングだった。フレームシーケンシャルによるクォリティの高い映像が体験できた」とコメントした。

また「テレビ以外のレコーダーやカメラ、プロジェクターなどでも、3Dが製品のレベルを引き上げたものが数多く見られる」と3D機器の充実を歓迎する一方で、2D専用機の品位向上についても触れ、エントリー機も含めて全体のレベルが底上げされた年になった、とした。

ネットワークを利用したサービスについても、「クオリティの面から、いまは高音質音楽配信が注目されているが、今後は映像配信でもその流れが強まるはず。今年はその兆しが感じられた」とコメント。

3Dやネットワークサービスなどの新たな動きと、既存カテゴリーの両方を見据え、「我々として消費者のみなさまに何がお薦めできるのか、審査結果そのものがその回答になるよう、慎重な審査を行いたい」と述べた。

ビジュアルグランプリ2011の審査結果は、10月下旬以降、当サイトで順次発表していく。

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