“撮って楽しむ3D”の体験コーナーも人気
【CP+】フジ「FinePix X100」に長蛇の列/ビクター「FALCONBRID」4K2Kカメラ試作機/ペンタックス&シグマの新製品など
ペンタックスは色とりどりに楽しめるデジタルフォトライフを提案
HOYA PENTAXのブースには、昨日発表されたタフネス仕様のアウトドアモデル「Optio WG-1 GPS/WG-1」など、バラエティ豊富な新製品のラインナップが揃った。
「Optio WG-1」は水深10mの防水性能と1.5mの耐衝撃性能を実現した本格派のアウトドアモデル。同社の「Optio W」シリーズをベースに、防水・耐衝撃性能をさらに強化している。高い防塵性能やマイナス10℃の耐寒構造、耐荷重構造なども備えている。肉眼では気づかないミクロの世界を鮮明な画像で楽しめる“デジタル顕微鏡”モードもユニークで、デイパックなどに引っ掛けて持ち歩けるカラビナストラップも同梱する。GPS機能を内蔵するモデルもラインナップ。発売は3月中旬を予定しており、WG-1 GPSが4万円前後、WG-1が35,000円前後で販売される予定。
デジタル一眼レフカメラは、限定モデルの「K-5 Limited Silver」が3月上旬に登場を予定している。本機は限定1,500セットのみが販売され、同社の高性能レンズ“FA Limited”シリーズのシルバーモデルや、交換レンズ「DA Limited」シリーズの限定カラーモデル「smc PENTAX- DA Limited Silver」とのマッチングが図られている。
モードダイヤルや各種ボタン、レバーなどにも高品位なシルバー塗装を施し、正面下部の “SR”バッジにも黒地にシルバーの特別色を採用している。梱包の化粧箱にも特別デザインの専用品を採用し、限定モデルならではのこだわった仕様が各所に盛り込まれている。
またデジタル一眼レフカメラでは、シンガー・ソングライター BONNIE PINKとのコラボレーションにより開発されたデジタル一眼「K-r BONNIE PINK MODEL」を含む、「K-r」シリーズの豊富なカラーバリエーション展開にもスポットが当てられている。
リコーは「GXR」のライカMレンズ対応拡張ユニットを展示
リコーのブースには、ユニット交換式カメラシステム「GXR」でライカMレンズ等が使えるようになる専用拡張ユニット(関連ニュース)のプロトタイプが展示され、注目を集めていた。
レンズマウントユニットにライカMレンズ等を装着することで、同レンズをGXRでも使えるようになるというもの。発売は年内秋頃が予定されている。
同社のブースではコンパクト機の新製品「CX5」(関連ニュース)や、GR DIGITALシリーズの実機展示も人気を博していた。
シグマのブースに新製品「DP2x」が登場
シグマのブースでひときわ注目を集めていた製品が、昨日開発が発表されたコンパクトタイプの「DP2x」だ(関連ニュース)。
本機は同社の一眼レフタイプの「SD15」などにも採用されている、20.7mm×13.8mmサイズの大型イメージセンサーを搭載。RGB全色を3層で取り込むことができる1,406万画素(2,652×1,768×3層)のフルカラー・ダイレクトイメージセンサーとの組み合わせで高精細な写真撮影を実現している。沈胴式の単焦点レンズは35mmカメラ換算で有効画角が41mm相当、F値は2.8。レンズ構成はグラスモールド非球面レンズ2枚を含む6群7枚となる。本日時点では、価格や発売時期の詳細は明らかにされなかった。