HOME > ニュース > シャープ、シアター用3D DLPプロジェクター「XV-Z17000」を発売

独自開発の3D映像ICを搭載

シャープ、シアター用3D DLPプロジェクター「XV-Z17000」を発売

公開日 2011/08/06 10:23 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
シャープ(株)は、ホームシアター用のDLPプロジェクター“SHARPVISION”「XV-Z17000」を8月に発売する。同社サイトで正式に発表した。価格はオープンだが、40万円前後での販売が予想される。

XV-Z17000

1,920×1,080ピクセルの0.65型フルHD DLPチップを使用し、フレームシーケンシャル方式の3D映像投映に対応した単板DLPプロジェクター。

光学エンジンに、オートアイリスと2段階切換アイリスのデュアル・アイリス機構を搭載。映像の種類に合わせて4モードが選択できる。2D映像投映時、高コントラストモードでオートアイリスがオンの時のダイナミックコントラストは4万対1。なおレンズは手動ズーム/手動フォーカスとなる。

カラーホイールは2Dモード時は5倍速駆動だが、3D映像の投映時には業界最高水準の6倍速駆動になる。これによりカラーブレーキングを大幅に低減した。

ランプは新開発の250Wランプで、駆動技術も新開発。これにより2Dモード時で1,600ルーメンという輝度を実現した。

シャープ独自開発の3D映像処理用ICを2個搭載。フレームパッキング、サイドバイサイド、トップ&ボトムなど様々な3D映像に対応する。

またIDT社のHQV技術を採用したReon VXプロセッサーを採用し、動き適応型1080 I/P変換、HQVスケーリング、ノイズリダクション、ディテールエンハンスメントエンジンなどを通して、SD映像を高精度にHD映像へアップコンバートする。

3Dメガネは液晶テレビ「AQUOSクアトロン3D」でも使用できるものが2個付属する。3D用の赤外線トランスミッターは本体に内蔵している。

映像調整では、赤、黄、緑、シアン、青、マゼンダの6つの系統色を調整できる「色相調整」、色の濃淡を調整する「彩度調整」、明暗を調整する「明度調整」などを搭載した。

主な入力端子は、HDMIが2系統で、どちらも3DやCECに対応。ほかにミニD-Sub 15ピン、コンポーネント、Sビデオ、コンポジットビデオを各1系統備える。

消費電力は最大353Wで、省電力モード入時の待機時消費電力は2.6W。ファンノイズは「エコ」+「静音モードオン」時で約23dB。スライド式レンズシャッター機構も備える。

【問い合わせ先】
シャープ(株)
お客様相談センター
TEL/0120-078-178

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドSHARP
  • 型番XV-Z17000
  • 発売日2011年8月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格400,000円前後)