オリンパス、3DやEye-Fi対応の光学36倍ズームコンデジ「SP-810UZ」

オリンパスイメージング（株）は、光学30倍ズーム以上のコンパクトデジタルカメラとして世界最小サイズを実現し3Dやハイビジョン動画撮影にも対応した光学36ズーム対応機「OLYMPUS SP-810UZ」を9月上旬より発売する。価格はオープンだが4万円前後での実売が予想される。

有効画素数1,400万画素で、広角24mm（35mmカメラ換算）からの光学36ズーム（35mm換算で望遠864mm）に対応したコンパクトデジタルカメラ。光学30倍ズーム以上のモデルとしては世界最小となる105.9W×75.9H×73.5Dmmというサイズを実現した。

記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリーカードのほか、Eye-Fiカードにも対応。液晶モニターは3.0型で約23万ドットのTFTカラー液晶を採用している。

MPEG-4 AVC/H.264での解像度1,280×720のハイビジョン動画撮影にも対応。本体にはムービー撮影専用ボタンも設け、ワンタッチで撮影をスタート／ストップできるようにしている。

カメラを横にスライドさせる方式での3D静止画撮影も可能。1回の撮影で、3Dデータ（MPOファイル）とJPEGデータの両方を保存する。なお、撮影方法は、オート（1枚目撮影後、半透明のレイヤーに合わせるようにカメラを横に移動させると自動的に2枚目を撮影）と、マニュアル（1枚目撮影後、半透明のレイヤーに合わせてユーザーが2枚目を撮影する）の2種類を選択できる。

画像に様々なエフェクト効果を加える「マジックフィルター」は全10種類を搭載。そのうち「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」「ウェディング」「ロック」「水彩」「ミラー」の8種類は動画でも使用できる。

手ぶれ補正機能は、CCDシフト式手ぶれ補正機構と高感度撮影の「DUAL IS」を搭載している。そのほか、撮影時に肌をなめらかに補正する「ビューティーモード」、撮影後に肌や瞳を美しく補正する「ビューティーメイク」、ペット（犬・猫）の顔を自動検出する「ペットモード」などの各種機能も備えている。

また、テレビ用のリモコンで画像の選択やコマ送りなどの操作ができる 「HDMI出力・コントロール」や、PCへUSBで接続しての充電にも対応している。

【問い合わせ先】
オリンパスカスタマーサポートセンター
TEL/0120-084215