Aマウントの新中級機コンセプトモデルも
【CP+】ソニーはEマウント新レンズ群を披露/オリンパスは新製品に加え新ZUIKOレンズ開発も発表
カメラと写真の総合展示会「CP+」が本日よりパシフィコ横浜で開幕した。本稿ではソニーとオリンパスイメージング両社のブースの模様をお届けする。
■ソニー
ソニーは、既報の通りデジタル一眼カメラ“α”Aマウントの新型機コンセプトモデルなどを参考出展。また、ズームレンズやフラッシュなども一緒に参考展示している。
同製品は半透過ミラー技術「Translucent Mirror Technolgy」や新開発“Exmor”APS HD CMOSセンサーを搭載したAマウントの中級機で、AVCHDでのフルHD動画撮影にも対応。年内の発売を予定しており、価格は未定。同社スタッフによると「現行機で言えばα700の後継にあたるような位置付けのモデル」だという。
また、昨日発表のあったEマウントレンズの仕様公開(関連ニュース)を受け、さっそくサードパーティからのEマウントレンズなども参考展示。NEX-VG10に装着したカールツァイスレンズは「Carl Zeiss Compact Prime CP.2 85mm/T2.1」という名称で、「近々発売」と紹介されている。
あわせて今後のEマウントのロードマップも明かされ、望遠レンズやフラッシュなど多彩な製品を参考出展。今年から来年にかけて多くのEマウント製品が登場しそうな気配だ。なおフラッシュについては「発売時期などは未定だが、ユーザーからの要望も多いため、なるべく早く投入したい」(同社スタッフ)とのことだった。
そのEマウントに関しては、同マウントを採用したNXCAMカムコーダーも参考展示。AVCHDでのフルHD記録のほか、MPEG-4 AVC/H.264での1080/60p記録なども可能で、2011年上半期の発売を予定している。レンズを同梱するかなどの詳細は未定だが、本体価格は60万円程度を予定しているという。
そのほか、ブースの中央ではモトクロス自転車の演舞を撮影することによって、“α55”の連写とオートフォーカス能力を試せるデモスペースを展開。また、発表されたばかりの“Cyber-shot”各モデルの紹介スペースも用意するほか、“フィルミー”(関連ニュース)や“α Cafe”(関連ニュース)といったウェブサービスの紹介も行っている。
さらに同社では“Handycam”展示も実施。「HDR-TD10」での3D撮影体験や、「HDR-PJ40V」のプロジェクター投影などのデモを行っている。
■オリンパスイメージング
マイクロフォーサーズ規格にカールツァイスなどが参加することを先日発表した(関連ニュース)オリンパスイメージングは、“PEN”の各シリーズや、コンパクト機初のZUIKOレンズ搭載モデル「OLYMPUS XZ-1」(関連ニュース)などの実機をズラリと揃える。
そしてこちらも発表したばかりの新製品「SZ-10」なども用意。同製品などが搭載する3D静止画機能で撮影した写真のデモ上映や、「OLYMPUS Tough TG-610」の防水・耐衝撃性能のデモを行っている。
さらに、「ZUIKO」ブランドを冠したレンズの発売75周年を記念した展示コーナーでは、新たなレンズを開発中であることも発表。今年中に発売予定だという単焦点レンズのコンセプトモックアップを、1938年発売の「セミオリンパスII型」とともに展示している。
また、前述の「XZ-1」を始めとして様々な製品の分解モデルが見られるのもひとつの特徴。デジタル一眼レフカメラ最上位機「E-5」の分解モデルや、「ZUIKO DIGITAL ED 14-35mmF2.0 SWD」レンズのカットモデルなども展示されている。
■ソニー
ソニーは、既報の通りデジタル一眼カメラ“α”Aマウントの新型機コンセプトモデルなどを参考出展。また、ズームレンズやフラッシュなども一緒に参考展示している。
同製品は半透過ミラー技術「Translucent Mirror Technolgy」や新開発“Exmor”APS HD CMOSセンサーを搭載したAマウントの中級機で、AVCHDでのフルHD動画撮影にも対応。年内の発売を予定しており、価格は未定。同社スタッフによると「現行機で言えばα700の後継にあたるような位置付けのモデル」だという。
また、昨日発表のあったEマウントレンズの仕様公開(関連ニュース)を受け、さっそくサードパーティからのEマウントレンズなども参考展示。NEX-VG10に装着したカールツァイスレンズは「Carl Zeiss Compact Prime CP.2 85mm/T2.1」という名称で、「近々発売」と紹介されている。
あわせて今後のEマウントのロードマップも明かされ、望遠レンズやフラッシュなど多彩な製品を参考出展。今年から来年にかけて多くのEマウント製品が登場しそうな気配だ。なおフラッシュについては「発売時期などは未定だが、ユーザーからの要望も多いため、なるべく早く投入したい」(同社スタッフ)とのことだった。
そのEマウントに関しては、同マウントを採用したNXCAMカムコーダーも参考展示。AVCHDでのフルHD記録のほか、MPEG-4 AVC/H.264での1080/60p記録なども可能で、2011年上半期の発売を予定している。レンズを同梱するかなどの詳細は未定だが、本体価格は60万円程度を予定しているという。
そのほか、ブースの中央ではモトクロス自転車の演舞を撮影することによって、“α55”の連写とオートフォーカス能力を試せるデモスペースを展開。また、発表されたばかりの“Cyber-shot”各モデルの紹介スペースも用意するほか、“フィルミー”(関連ニュース)や“α Cafe”(関連ニュース)といったウェブサービスの紹介も行っている。
さらに同社では“Handycam”展示も実施。「HDR-TD10」での3D撮影体験や、「HDR-PJ40V」のプロジェクター投影などのデモを行っている。
■オリンパスイメージング
マイクロフォーサーズ規格にカールツァイスなどが参加することを先日発表した(関連ニュース)オリンパスイメージングは、“PEN”の各シリーズや、コンパクト機初のZUIKOレンズ搭載モデル「OLYMPUS XZ-1」(関連ニュース)などの実機をズラリと揃える。
そしてこちらも発表したばかりの新製品「SZ-10」なども用意。同製品などが搭載する3D静止画機能で撮影した写真のデモ上映や、「OLYMPUS Tough TG-610」の防水・耐衝撃性能のデモを行っている。
さらに、「ZUIKO」ブランドを冠したレンズの発売75周年を記念した展示コーナーでは、新たなレンズを開発中であることも発表。今年中に発売予定だという単焦点レンズのコンセプトモックアップを、1938年発売の「セミオリンパスII型」とともに展示している。
また、前述の「XZ-1」を始めとして様々な製品の分解モデルが見られるのもひとつの特徴。デジタル一眼レフカメラ最上位機「E-5」の分解モデルや、「ZUIKO DIGITAL ED 14-35mmF2.0 SWD」レンズのカットモデルなども展示されている。