クラウド型サービス「VIERA Connect」も紹介
<CEATEC>パナソニック、3Dビデオカメラ「Z10000」や3D対応“2眼LUMIX”試作機を展示
パナソニックはブースのメインステージで、同社製品による“3Dワールド”を大きく紹介。日本でも「VIERA Connect」の名称で新しいスタートを切ったテレビ向けクラウド型サービスもデモを行っている。
メインステージには152V型PDP登場/3Dカムコーダーフラグシップ「Z10000」も展示
メインステージの正面中央に大きく鎮座するのは152V型の4K2K/3D対応プラズマディスプレイ「TH-152UX1W」。同社が業務用ディスプレイとして展開する商品で、フレームシーケンシャル方式によるメガネ付きのフルHD 3D表示に対応している。パネルは4K2Kの2D映像表示も可能。
プロ仕様の映像エンジンが搭載されているほか、好みの色調に合わせ込める色域調整機能、多彩なインターフェースなどプロフェッショナル用途での使い勝手も高めている。同社では本機を商用ディスプレイやデジタルシアター用に魅力を訴求している。
会場で本機は、ブースの出展内容を紹介するプレゼンテーション用ディスプレイとしてだけでなく、プレゼンテーションの合間に3D映画のトレーラーを上映するエンターテインメントディスプレイとしても活躍している。
メインステージのプレゼンテーションでは、2012年にロンドンで開催される五輪で、同社がスポンサーとしての競技映像の3D放送化に向けたパートナーシップを結んだことを大きくアピールし、同社の最新3D機器により開閉会式/体操/陸上/水泳/ダイビングなど、合計約200時間以上の3D映像を製作していくことなどが紹介されている。
デジタルビデオカメラの展示コーナーには、9月末に発表のあった「新3MOSシステム」搭載の民生用デジタルビデオカメラのフラグシップ「HDC-Z10000」(関連ニュース)も実機が展示されている。2眼式3D撮影対応レンズを搭載した本機では、3Dでの光学10倍ズーム撮影や、45cmのマクロ近接撮影が行えるのが特徴。会場の実機では3D撮影によるズーミングやマクロ撮影も体験できる。
本機の隣にはIFA2011にも出展されていた2眼式の3Dコンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の試作機(関連ニュース)もショーケースの中に展示されていた。今回は参考出品として展示されていた本機は、日本国内では「冬以降の発売」が予定されているそうだ(展示説明員談)。本体天面にはAVCHDのロゴや、ステレオマイクが設けられている。大きさもLUMIXシリーズの薄型モデルFP7やFT3と変わらないほどのスリムボディを実現している。今回はまだ詳しい仕様は明らかにされなかったが、近く予想される発表の機会を待ちたい。
クラウド型サービス「VIERA Connect」は国内向けサービスが10月4日スタート
同社はこれまで、国内のVIERAではネット機能を「テレビでネット」という名称で展開してきたテレビ向けのクラウド型ネットワークサービスを、グローバル名称の「VIERA Connect」に統合した(関連ニュース)。10月4日からは専用のアプリなどを販売する「ビエラ・コネクト マーケット」がスタートし、CEATEC会場ではサービスのデモが紹介されていた。
マーケットにはゲームやビデオ、コニュニケーションツール系やライフスタイル系のアプリが有料/無料それぞれに用意される。アプリだけでなくパナソニック製のSDカードや3Dグラス、その他リモコン、ゲームパッドなどの商品も購入できる。決済はクレジットカードで行う。
「アクトビラ」のサービスも10月6日にリニューアルされ、新しい「VIERA Connect」に組み込まれ、専用アプリもリニューアルされる。従来は1,600×900ピクセルの表示で、画面周囲に黒オビ部分があったが、新アプリでは1,920×1,080のフルHDで全画面表示が可能になる。
デモでは2011年度内に提供予定の「Yahoo! オークション」「楽天ランキング」「Shufoo!」「TBS ゴルフ動画検索」「Dailymotion」「AccuWeather」のアプリについてもプレビュー版が紹介されていた。「ビューン」「DMM.TV」「TSUTAYA TV」のアプリについては有料で提供される予定だ。
なお「VIERA Connect」用アプリの開発については、開発者向けのサイト「VIERA Connect Developers」が今年の7月に開設され、APIなどが提供されている。
メインステージには152V型PDP登場/3Dカムコーダーフラグシップ「Z10000」も展示
メインステージの正面中央に大きく鎮座するのは152V型の4K2K/3D対応プラズマディスプレイ「TH-152UX1W」。同社が業務用ディスプレイとして展開する商品で、フレームシーケンシャル方式によるメガネ付きのフルHD 3D表示に対応している。パネルは4K2Kの2D映像表示も可能。
プロ仕様の映像エンジンが搭載されているほか、好みの色調に合わせ込める色域調整機能、多彩なインターフェースなどプロフェッショナル用途での使い勝手も高めている。同社では本機を商用ディスプレイやデジタルシアター用に魅力を訴求している。
会場で本機は、ブースの出展内容を紹介するプレゼンテーション用ディスプレイとしてだけでなく、プレゼンテーションの合間に3D映画のトレーラーを上映するエンターテインメントディスプレイとしても活躍している。
メインステージのプレゼンテーションでは、2012年にロンドンで開催される五輪で、同社がスポンサーとしての競技映像の3D放送化に向けたパートナーシップを結んだことを大きくアピールし、同社の最新3D機器により開閉会式/体操/陸上/水泳/ダイビングなど、合計約200時間以上の3D映像を製作していくことなどが紹介されている。
デジタルビデオカメラの展示コーナーには、9月末に発表のあった「新3MOSシステム」搭載の民生用デジタルビデオカメラのフラグシップ「HDC-Z10000」(関連ニュース)も実機が展示されている。2眼式3D撮影対応レンズを搭載した本機では、3Dでの光学10倍ズーム撮影や、45cmのマクロ近接撮影が行えるのが特徴。会場の実機では3D撮影によるズーミングやマクロ撮影も体験できる。
本機の隣にはIFA2011にも出展されていた2眼式の3Dコンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の試作機(関連ニュース)もショーケースの中に展示されていた。今回は参考出品として展示されていた本機は、日本国内では「冬以降の発売」が予定されているそうだ(展示説明員談)。本体天面にはAVCHDのロゴや、ステレオマイクが設けられている。大きさもLUMIXシリーズの薄型モデルFP7やFT3と変わらないほどのスリムボディを実現している。今回はまだ詳しい仕様は明らかにされなかったが、近く予想される発表の機会を待ちたい。
クラウド型サービス「VIERA Connect」は国内向けサービスが10月4日スタート
同社はこれまで、国内のVIERAではネット機能を「テレビでネット」という名称で展開してきたテレビ向けのクラウド型ネットワークサービスを、グローバル名称の「VIERA Connect」に統合した(関連ニュース)。10月4日からは専用のアプリなどを販売する「ビエラ・コネクト マーケット」がスタートし、CEATEC会場ではサービスのデモが紹介されていた。
マーケットにはゲームやビデオ、コニュニケーションツール系やライフスタイル系のアプリが有料/無料それぞれに用意される。アプリだけでなくパナソニック製のSDカードや3Dグラス、その他リモコン、ゲームパッドなどの商品も購入できる。決済はクレジットカードで行う。
「アクトビラ」のサービスも10月6日にリニューアルされ、新しい「VIERA Connect」に組み込まれ、専用アプリもリニューアルされる。従来は1,600×900ピクセルの表示で、画面周囲に黒オビ部分があったが、新アプリでは1,920×1,080のフルHDで全画面表示が可能になる。
デモでは2011年度内に提供予定の「Yahoo! オークション」「楽天ランキング」「Shufoo!」「TBS ゴルフ動画検索」「Dailymotion」「AccuWeather」のアプリについてもプレビュー版が紹介されていた。「ビューン」「DMM.TV」「TSUTAYA TV」のアプリについては有料で提供される予定だ。
なお「VIERA Connect」用アプリの開発については、開発者向けのサイト「VIERA Connect Developers」が今年の7月に開設され、APIなどが提供されている。