HOME > ニュース > キヤノン、フラグシップ一眼レフ「EOS-1D X」を発売 - 新映像エンジン“DIGIC 5+”をデュアルで搭載

約1,810万画素フルサイズCMOSセンサー搭載

キヤノン、フラグシップ一眼レフ「EOS-1D X」を発売 - 新映像エンジン“DIGIC 5+”をデュアルで搭載

公開日 2011/10/18 18:08 ファイル・ウェブ編集部
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キヤノンは、最新の映像エンジン“DIGIC 5+”を採用した、デジタル一眼レフカメラの最上位モデル「EOS-1D X」を2012年3月に発売する。価格はオープンだが、ボディ単体で65万円前後の販売価格が見込まれる。


EOS-1D X
撮像素子には新開発の約1,810万画素、フルサイズCMOSセンサーを搭載。センサーサイズと画素数を最適化しながら、独自の半導体技術により低ノイズ化を合わせて実現している。レンズマウントはキヤノンEFマウント。

映像エンジンは“DIGIC 4”の約17倍の処理能力を持つという最新の“DIGIC 5+”を2基、デュアルで搭載し、常用ISO感度を最高ISO51200まで拡大した。レンズに起因する色収差と周辺光量の補正を撮影時に行えるリアルタイム補正機能も搭載している。

AE/AF性能についてもRGB測光センサーと、AE専用のDIGIC 4を組み合わせることで、明るさだけでなく被写体の顔や色も認識できる新AEシステム「EOS iSA System」を採用し、高精度な露出制御を可能にした。

新開発のAFシステムはF5.6対応クロスセンサーを21点、F4.0対応クロスセンサーを20点、F2.8対応デュアルクロスセンサーを5点配置した、総測距点数61点のAFセンサーを採用。F4.0対応センサーの測距精度については、従来機種のF2.8対応センサーと同程度にまで高められているという。またAEシステムとの連携により、被写体の顔や色を追尾してピントを合わせ続ける機能「EOS iTR AF」も搭載した。

新映像エンジンの採用により、高精度なAE/AFを働かせながら、最高約12コマ/秒の高速連写も実現した。さらに最高で約14コマ/秒の超高速連写が可能なミラーアップ撮影機能もサポートする。レリーズタイムラグは最速0.036秒。

動画は1,920×1,080/24fpsのフルHD動画をステレオ音声付きで記録できる。圧縮形式はMPEG-4 AVC/H.264、ファイルはMOV形式で記録される。改善された撮像システムとデュアルDIGIC 5+の搭載により、動画記録についても画質が大幅に向上されているという。

記録媒体はCFカードを採用し、デュアルカードスロットを設けた。またイーサーネット端子も搭載したことで、有線LANの環境があれば、撮影した画像を手軽に転送することもできる。

【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90005

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