キヤノン、“本格派エントリーユーザー向け"EOS 40Dなどデジカメ9機種を発売
キヤノン(株)は、同社創立70周年を記念する製品の第2弾として、デジタル一眼レフカメラ「EOS 40D」「EOS-1Ds Mark III」と、デジタルコンパクトカメラ7製品、カメラ用アクセサリーを発売する。ラインナップと各製品の詳細は以下のとおり。
■EOS 40D ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)8月31日発売
本機は有効画素1010万画素のデジタルカメラ。「本格派エントリーユーザー向け」(同社芦澤氏)の製品だ。モニターは約23万画素の表示が可能な3.0型液晶を備える。
撮像素子として、有効画素1010万画素・APS-Cサイズの新CMOSセンサーを搭載。マイクロレンズの改良により集光効率を向上させ、高画質・低ノイズを両立させた。常用設定範囲のISO感度は100~1600となっている。また、第二世代オンチップノイズ除去回路の搭載により、ランダムノイズや固定パターンノイズを除去。高ISO感度時でもノイズ低減を実現するという。
また、高速駆動モーターを2個搭載することにより、最高約6.5コマ/秒の高速連写を実現。約3コマ/秒の「低速連続撮影」との切り換えも可能だ。
映像エンジンとして、CMOSセンサーから出力される信号のA/D変換処理を、従来の12bitから14bitに向上させた「DIGIC III」を搭載している。
その他、AFシステムも改善。9点の測距点すべてにクロスセンサーを設置することにより、被写体の縦線と横線を同時に検知して安定したAFを実現するという。
中央の測距点には、EOSシリーズで初めてF2.8対応の縦・横線検知が可能なセンサーを配置し、より正確なピント合わせを可能にしている。
また、レンズセットとして以下の製品も用意する。
・EOS 40D+EF-S18-55 IS レンズキット ¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)9月下旬発売
・EOS 40D+EF-S17-85 IS U レンズキット ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)8月31日発売
撮影した画像をLAN経由でパソコンなどに転送できるワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E3」も発売する。価格は105,000円(税込)。8月31日より発売となる。
■EOS-1Ds Mark III ¥OPEN 11月下旬発売
本機は今年2月に発表されたEOS-1D Mark III(関連ニュース)のフルサイズモデルで、基本性能や機能は同様に引き継いでいる。価格はオープンだが、EOS-1D Mark IIIとほぼ同様の500,000円前後で販売されることが予想される。
有効画素2110万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。映像エンジンは「DIGIC III」を2個搭載したデュアルDIGIC IIIを採用している。約5コマ/秒の連写、約56枚の連続撮影が可能だ。
また、19点のクロス測距点と26点のアシスト測距点を備えた、総測距点45点のエリアAFシステムを搭載している。シャッターは従来の約1.5倍となる作動耐久約30万回のものを採用した。
その他、コンパクトデジタルカメラの新モデルとして、以下の7製品を発売する。
7機種とも映像エンジン「DIGIC III」を搭載。人物の顔を瞬時に検出する「フェイスキャッチテクノロジー」と、撮影シーンに応じてAFなどを最適に制御する「iSAPSテクノロジー」により、人物の顔にピントや露出を的確に合わせることができる。
また、ストロボ撮影時に発生した赤目を再生時に補正できる「赤目補正」を実現する。
その他、「ノイズリダクションテクノロジー」により、最高1600までのISO感度を実現。さらに、「A560」を除きレンズシフト式手ブレ補正機構を搭載しており、望遠ズーム使用時や暗い場所での撮影時も手ブレを低減するという。
■PowerShot G9 ¥OPEN(予想実売価格60,000円前後)9月下旬発売
昨年10月に発売された「G7」の後継機。レンズシフト式の手ブレ補正機構を装備した光学6倍ズームレンズを継承している。撮像素子として有効画素1210万画素CCDを搭載。RAWデータ記録にも対応。設定した人物を自動的に追尾し、ピントを合わせる「顔セレクト」機能など、AF機能を強化した。
■IXY DIGITAL 2000 IS ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)9月下旬発売
昨年10月に発売された「1000」の機能とデザインを一新した、IXY DIGITALシリーズのフラグシップモデルとなる。有効画素数1210万画素のCCDを搭載し、2.5型の「クリアライブ液晶」モニターを備えている。新設計の3.7倍光学ズームレンズを搭載し、デジタルズームは約4.0倍。光学ズームとの併用で最大約15倍ズームが可能だ。筐体には純チタンを採用し、軽さと耐久性を実現している。
■IXY DIGITAL 910 IS ¥OPEN(予想実売価格47,000円前後)9月上旬発売
昨年10月に発売された「900 IS」の後継機。有効画素数は約800万画素で、3.0型・約23万画素のTFT液晶カラーモニターを搭載する。
レンズは広角28mm相当の光学3.8倍ズームのものを採用。画面上のアイコン表示と連動して直感的な操作が可能な「タッチホイール」を採用することにより、視認性と操作性を向上させている。
■PowerShot SX100 IS ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)10月下旬発売
「PowerShot SX」シリーズの第一弾製品。有効画素数は約800万画素で、2.5型・17.2万画素の液晶モニターを搭載している。
また、新設計の光学10倍ズームレンズを搭載したほか、新たに「フェイスキャッチボタン」を搭載。AFモードから「顔セレクト」モードへワンタッチで切り換えることが可能だ。カラーはライトシルバーとブラックの2色を用意する。
■PowerShot A650 IS ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)8月30日発売
「A640」の後継機で、有効画素数は約1210万画素。2.5型・約17.3万画素の液晶モニターを備える。レンズシフト式手ブレ補正機構を備えた沈胴式光学6倍ズームレンズを採用している。
■PowerShot A720 IS ¥OPEN(予想実売価格35,000円前後) 8月30日発売
「A710 IS」の後継機で、有効画素数は約800万画素。2.5型・約11.5万画素の液晶モニターを備える。レンズシフト式手ブレ補正機構を備えた沈胴式光学6倍ズームレンズを採用している。
■PowerShot A560 ¥OPEN(予想実売価格23,000円前後) 8月30日発売
「A550」の後継機で、有効画素数は約710万画素。2.5型・約11.5万画素の液晶モニターを備える。大型モードダイヤルや、ISO感度を素早く切り換えられる「ISOボタン」などを搭載し、操作性を高めている。
【問い合わせ先】
キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90002
(Phile-web編集部)
■EOS 40D ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)8月31日発売
本機は有効画素1010万画素のデジタルカメラ。「本格派エントリーユーザー向け」(同社芦澤氏)の製品だ。モニターは約23万画素の表示が可能な3.0型液晶を備える。
撮像素子として、有効画素1010万画素・APS-Cサイズの新CMOSセンサーを搭載。マイクロレンズの改良により集光効率を向上させ、高画質・低ノイズを両立させた。常用設定範囲のISO感度は100~1600となっている。また、第二世代オンチップノイズ除去回路の搭載により、ランダムノイズや固定パターンノイズを除去。高ISO感度時でもノイズ低減を実現するという。
また、高速駆動モーターを2個搭載することにより、最高約6.5コマ/秒の高速連写を実現。約3コマ/秒の「低速連続撮影」との切り換えも可能だ。
映像エンジンとして、CMOSセンサーから出力される信号のA/D変換処理を、従来の12bitから14bitに向上させた「DIGIC III」を搭載している。
その他、AFシステムも改善。9点の測距点すべてにクロスセンサーを設置することにより、被写体の縦線と横線を同時に検知して安定したAFを実現するという。
中央の測距点には、EOSシリーズで初めてF2.8対応の縦・横線検知が可能なセンサーを配置し、より正確なピント合わせを可能にしている。
また、レンズセットとして以下の製品も用意する。
・EOS 40D+EF-S18-55 IS レンズキット ¥OPEN(予想実売価格170,000円前後)9月下旬発売
・EOS 40D+EF-S17-85 IS U レンズキット ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)8月31日発売
撮影した画像をLAN経由でパソコンなどに転送できるワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E3」も発売する。価格は105,000円(税込)。8月31日より発売となる。
■EOS-1Ds Mark III ¥OPEN 11月下旬発売
本機は今年2月に発表されたEOS-1D Mark III(関連ニュース)のフルサイズモデルで、基本性能や機能は同様に引き継いでいる。価格はオープンだが、EOS-1D Mark IIIとほぼ同様の500,000円前後で販売されることが予想される。
有効画素2110万画素・35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。映像エンジンは「DIGIC III」を2個搭載したデュアルDIGIC IIIを採用している。約5コマ/秒の連写、約56枚の連続撮影が可能だ。
また、19点のクロス測距点と26点のアシスト測距点を備えた、総測距点45点のエリアAFシステムを搭載している。シャッターは従来の約1.5倍となる作動耐久約30万回のものを採用した。
その他、コンパクトデジタルカメラの新モデルとして、以下の7製品を発売する。
7機種とも映像エンジン「DIGIC III」を搭載。人物の顔を瞬時に検出する「フェイスキャッチテクノロジー」と、撮影シーンに応じてAFなどを最適に制御する「iSAPSテクノロジー」により、人物の顔にピントや露出を的確に合わせることができる。
また、ストロボ撮影時に発生した赤目を再生時に補正できる「赤目補正」を実現する。
その他、「ノイズリダクションテクノロジー」により、最高1600までのISO感度を実現。さらに、「A560」を除きレンズシフト式手ブレ補正機構を搭載しており、望遠ズーム使用時や暗い場所での撮影時も手ブレを低減するという。
■PowerShot G9 ¥OPEN(予想実売価格60,000円前後)9月下旬発売
昨年10月に発売された「G7」の後継機。レンズシフト式の手ブレ補正機構を装備した光学6倍ズームレンズを継承している。撮像素子として有効画素1210万画素CCDを搭載。RAWデータ記録にも対応。設定した人物を自動的に追尾し、ピントを合わせる「顔セレクト」機能など、AF機能を強化した。
■IXY DIGITAL 2000 IS ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)9月下旬発売
昨年10月に発売された「1000」の機能とデザインを一新した、IXY DIGITALシリーズのフラグシップモデルとなる。有効画素数1210万画素のCCDを搭載し、2.5型の「クリアライブ液晶」モニターを備えている。新設計の3.7倍光学ズームレンズを搭載し、デジタルズームは約4.0倍。光学ズームとの併用で最大約15倍ズームが可能だ。筐体には純チタンを採用し、軽さと耐久性を実現している。
■IXY DIGITAL 910 IS ¥OPEN(予想実売価格47,000円前後)9月上旬発売
昨年10月に発売された「900 IS」の後継機。有効画素数は約800万画素で、3.0型・約23万画素のTFT液晶カラーモニターを搭載する。
レンズは広角28mm相当の光学3.8倍ズームのものを採用。画面上のアイコン表示と連動して直感的な操作が可能な「タッチホイール」を採用することにより、視認性と操作性を向上させている。
■PowerShot SX100 IS ¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)10月下旬発売
「PowerShot SX」シリーズの第一弾製品。有効画素数は約800万画素で、2.5型・17.2万画素の液晶モニターを搭載している。
また、新設計の光学10倍ズームレンズを搭載したほか、新たに「フェイスキャッチボタン」を搭載。AFモードから「顔セレクト」モードへワンタッチで切り換えることが可能だ。カラーはライトシルバーとブラックの2色を用意する。
■PowerShot A650 IS ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)8月30日発売
「A640」の後継機で、有効画素数は約1210万画素。2.5型・約17.3万画素の液晶モニターを備える。レンズシフト式手ブレ補正機構を備えた沈胴式光学6倍ズームレンズを採用している。
■PowerShot A720 IS ¥OPEN(予想実売価格35,000円前後) 8月30日発売
「A710 IS」の後継機で、有効画素数は約800万画素。2.5型・約11.5万画素の液晶モニターを備える。レンズシフト式手ブレ補正機構を備えた沈胴式光学6倍ズームレンズを採用している。
■PowerShot A560 ¥OPEN(予想実売価格23,000円前後) 8月30日発売
「A550」の後継機で、有効画素数は約710万画素。2.5型・約11.5万画素の液晶モニターを備える。大型モードダイヤルや、ISO感度を素早く切り換えられる「ISOボタン」などを搭載し、操作性を高めている。
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キヤノンお客様相談センター
TEL/050-555-90002
(Phile-web編集部)