サムスン、55型有機ELテレビの量産機「ES9500」シリーズを公開
サムスン電子は同社のプレミアムテレビの発表イベントを開催し、年内発売を予告していた55型有機ELテレビの量産機「ES9500」シリーズを公開した。
本機は今年初にラスベガスで開催された2012 International CESで、サムスンが年内の発売をアナウンスしていたモデル(関連ニュース)。今回のイベントで、その量産製品が初めて公開されたかたちになった。
本機にはRGBのサブピクセルに、各色独立して発光する有機EL素子を採用し、カラーフィルターを不要にした「Super OLED技術」を採用。黒の表現力や暗部の階調表現力を高めるとともに、LED液晶テレビと比べて約20%も色再現性を高めているという。応答速度についても優れた性能を備える。
またクロストークレスの3D映像も楽しめるとしている。
新機能の「Dual View」では、一度に2人のユーザーが同時にフルHDクオリティの映像を楽しみながら、付属の3Dグラスにイヤホンを接続して、同時に2人のユーザーが異なるソースの音声を聴きながらコンテンツを視聴することもできるようになる。こちらにはテレビから3Dグラスにワイヤレスで音声信号を飛ばす技術が採用されている。
またサムスンが今年“Smart TV”製品として発売するモデルに、共通して搭載されるスマートテレビ機能も一通りサポートする。
同社では有機ELテレビ「ES9500」シリーズを、テレビ商品のフラグシップモデルに位置づける。
大型有機ELテレビの量産機以外に、今回のイベントでサムスンは、今後同社のプレミアムテレビのラインナップに60型から75型までの商品群を拡充していく戦略も明らかにした。背景について同社は「55型超のスマートテレビを求めるユーザーニーズの拡大に応えるため」と説明している。なお、これを有機ELで実現していくのか、あるいは液晶になるのかについては明らかにされていない。
本機は今年初にラスベガスで開催された2012 International CESで、サムスンが年内の発売をアナウンスしていたモデル(関連ニュース)。今回のイベントで、その量産製品が初めて公開されたかたちになった。
本機にはRGBのサブピクセルに、各色独立して発光する有機EL素子を採用し、カラーフィルターを不要にした「Super OLED技術」を採用。黒の表現力や暗部の階調表現力を高めるとともに、LED液晶テレビと比べて約20%も色再現性を高めているという。応答速度についても優れた性能を備える。
またクロストークレスの3D映像も楽しめるとしている。
新機能の「Dual View」では、一度に2人のユーザーが同時にフルHDクオリティの映像を楽しみながら、付属の3Dグラスにイヤホンを接続して、同時に2人のユーザーが異なるソースの音声を聴きながらコンテンツを視聴することもできるようになる。こちらにはテレビから3Dグラスにワイヤレスで音声信号を飛ばす技術が採用されている。
またサムスンが今年“Smart TV”製品として発売するモデルに、共通して搭載されるスマートテレビ機能も一通りサポートする。
同社では有機ELテレビ「ES9500」シリーズを、テレビ商品のフラグシップモデルに位置づける。
大型有機ELテレビの量産機以外に、今回のイベントでサムスンは、今後同社のプレミアムテレビのラインナップに60型から75型までの商品群を拡充していく戦略も明らかにした。背景について同社は「55型超のスマートテレビを求めるユーザーニーズの拡大に応えるため」と説明している。なお、これを有機ELで実現していくのか、あるいは液晶になるのかについては明らかにされていない。