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63万円

ナスペック、プライマーのハイエンドBDプレーヤー「BD32」発売

公開日 2012/05/25 10:42 ファイル・ウェブ編集部
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(株)ナスペックは、同社が取り扱うPRIMARE(プライマー)の新製品となるハイエンドBDプレーヤー「BD32」を5月25日に発売する。価格は63万円(税込)。カラーバリエーションはブラックとチタン。


BD32/チタン

ブラック
本機はBlu-ray 3DやSACDの再生にも対応したユニバーサル仕様のBDプレーヤー。高剛性の筐体に、2ch専用のXLR/RCA出力や7.1chマルチチャンネル出力を搭載。ピュアオーディオからホームシアターまで幅広く楽しめる。2ch出力にはCrystalのフラグシップDAC「CS4398」を搭載、バーブラウン「OPA2134」、WIMAやEPCOSコンデンサー、MELFの抵抗を備え、出力はMOSFETを採用する。マルチチャンネル出力はCrystalのDAC「CS4382A」、アナログ回路にバーブラウンの「OPA2134」という構成になる。

ビデオ部はHDMI1.4端子を2系統搭載。HDMI1はMarvellのQDEO Kyoto-G2ビデオプロセッサーの採用により、ノイズがのった映像もナチュラルな映像に変換して再生できる。

背面端子部

電源部はスタンバイモード用とアクティブモード用の2つの電源を搭載。スタンバイモードはスイッチング電源を採用し、スタンバイ時の余分な消費電力を抑えている。アクティブ時にはアクティブモード専用の電源が働き、スタンバイモード用の電源がオフになりノイズを抑える設計になっている。

アクティブモード用電源はR-コアトランスを使用したリニア電源とし、アナログとデジタルを別々に巻いている。アナログ電源回路のコンデンサー容量は74,000μF、2,200μFや4,700μFのコンデンサーを並列接続して、高域でのインピーダンスを下げている。

筐体内部

オーディオボード

レギュレーターはLM317/337等の3端子レギュレーターを使用し、さらにアナログDACボードの直近に配置してFET高速電源を使用することで高音質再生を実現している。

デジタル回路も48,800μFのコンデンサーを搭載し、アナログ電源と同様に並列接続することで高域のインピーダンスを下げている。レギュレーターはLinear Technology社の高速レギュレーターを使い、安定した電源供給を可能にした。

筐体はデジタルコントロール部とディスプレイをフロントキャビネットに集約し、オーディオ/ビデオ信号回路をメインキャビネットに収納することで互いの干渉を防いでいる。フロントパネルは白色有機ELディスプレイを搭載。


本機のリモコン
付属のリモコンはシステムリモコンC23とし、1台で全てのプライマー製対応製品が操作できる。

【問い合わせ先】
ナスペック
TEL/0120-932-455

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルBDプレーヤー
  • ブランドPRIMARE
  • 型番BD32
  • 発売日2012年5月25日
  • 価格¥630,000(税込)
【SPEC】●入力:USB、LAN、eSATA、IR in/out、トリガーin/out、RS232 ●アナログ音声:7.1ch RCAアンバランス出力、XLR、RCA ●アナログビデオ出力:コンポジット、コンポーネント ●デジタル出力:AES/EBU、同軸、光 ●消費電力:60W