@masasonへの声から始まった放射線測定機能付きスマホ
孫社長が語るソフトバンク2012夏商戦 − プラチナバンドと4Gで「ネットワークNo.1」へ
既報の通り、2012年夏の新製品を発表したソフトバンクモバイルとウィルコム。本日開催された発表会見では、ソフトバンクモバイル代表取締役社長 兼 CEOの孫正義氏が登壇し、放射線測定機能を備えるスマホ“PANTONE 5”をはじめとする新モデルや、7月25日のサービスインを予定している900MHz帯「プラチナバンド」についてプレゼンテーションを行った。
また会場には、ソフトバンクの広告に出演する上戸彩さんやダンテ・カーヴァーさん、ウィルコムの広告に出演する千原ジュニアさん、新モデルの応援団としてスギちゃんらも登場した。
■プラチナバンドとSoftBank 4Gで「ネットワークNo.1」へ
「スマホブームを牽引した自負がある中で、なんとしてもソフトバンクの回線を繋がりやすくしたい」と語る孫氏は、900MHz帯のプラチナバンドサービスインに向けて全力で取り組んできたことを説明。900MHz帯の使用認可が下りる前から基地局の建設に向けて資材等の調達を実施し、本日発表された対応機種の開発に着手してきたという。
孫氏によれば、他ネットワークとの整合性を鑑み、プラチナバンドの立ち上げは徐々に行って行く予定とのこと。サービスインから最初の1週間は数百ほどの基地局数から開始し、2012年末には数千、来年3月には万単位の基地局数を目指しているという。東名阪をより重点地域とするが、基本的には全国同時並行で対応を行っていく構えだ。
「900MHz帯の使用について他社に遅れをとってきたことを歯痒く思ってきたが、念願の認可を得たことで一気に接続環境を改善していきたい。プラチナバンドはソフトバンクの意地だ」と孫氏は語り、本日発表された2012年夏モデル(関連ニュース)をプラチナバンドに対応させたことをアピールした。
そのほかのプラチナバンド対応機種は、iPhone 4/4S、iPad 2/新しい iPad、PANTONE 4(105SH)、001HT、X06HTII、X06HT、X05HT、X04HTとなる。
孫氏はプラチナバンド対応の夏モデル4機種について、「プラチナバンドに対応することで、いつでもどこでも届くという使い勝手の良さをユーザーに届けたい。つながる幸せ、便利さを強烈に世の中に広めたい」と強調した。
さらに、下り最大110Mbpsの「ULTRA WiFi 4G」に対応するルーター「SoftBank 102HW」「SoftBank 102Z」の2機種もラインナップ。8月以降に順次発売を予定している。
孫氏はプラチナバンドとSoftBank 4Gで「ネットワークNo.1」を目指していくことを宣言した。
■スマホ向けサービスも拡充 − 「ムービーLIFE」コンテンツ数54,000本へ
さらにソフトバンクは既報の通り、スマートフォン向けの動画配信サービスも拡充。1コースあたり月額350円で人気スポーツ映像が見放題となる「スポーツLIFE」の提供を新たに開始する。
また、月額490円(iPhone/iPadは500円)で人気映画や海外ドラマなどが見放題となる動画配信サービス「ムービーLIFE」のコンテンツも拡張。スポーツ、お笑い、バラエティ、音楽の4ジャンルを新たに追加し、54,000本のコンテンツを用意する。孫氏は「通信速度No.1。コンテンツ数もNo.1で一気に打ち勝っていきたい」と述べた。
■世界初「放射線測定機能付きスマホ」− Twitter「@masason」に寄せられた声から開発に着手
さらに孫氏は、世界初となる放射線測定機能を搭載したスマートフォン「PANTONE 5 107SH」の開発に至る思いを語った。孫氏によれば「多くのユーザーに安心感を提供したいという思いで独自開発した」という。
元々フィーチャーフォンとして展開してきたPANTONEシリーズは、ソフトバンク定番のベストセラーで、これまでに340万台を売り上げているという。今回は初のスマートフォン展開モデルとして、女性の手にもなじみやすいサイズを実現し、さらに上述の放射線測定機能を搭載した。
孫氏は原発事故後、自身のTwitterアカウントに「放射線測定機能付きの携帯電話を作ってほしい」というツィートが多く寄せられてきたことを説明した。「特にお子さんを抱えた方の気持ちを思うと、胸が締め付けられる」としながら、「しかしこの機能については簡単に“やりましょう”とは答えられなかった。技術的に難しいことも当然であるし、できなかったときに多くの人を落胆させてしまうので慎重だった」と述べた。
そのようなスタートから、放射線センサーの小型化と省電力化を実現し、専用のICチップを独自に開発。製品化に際しては多くのユーザーが使えるよう、ワンボタンで放射線が測定できる簡単な使い勝手を実現した。
さらに料金体系についても、多くのユーザーが使えるような特別の体系で普及を促進する予定だという。具体的な内容は製品の発売時期に改めてアナウンスするとのことだ。
■上戸彩さんや白戸家のお父さん、千原ジュニアさんやスギちゃんも登場
この日会場には、ソフトバンクの広告に出演中の上戸彩さんやダンテ・カーヴァーさんのほか、ウィルコムの広告に出演中の千原ジュニアさんやスギちゃんなど多くのゲストが登場した。
上戸彩さんはPANTONE 5 107SHを手に取り、「ちょうど良いサイズで片手で打てるのが嬉しいです。赤外線やワンセグもついていて全部入りですし」とコメント。一番お気に入りのカラーはローマンピンクだと明かした。
孫氏もPANTONE 5 107SHを手にし、「ソフトバンクの気持ちを込めた1台。1人でも多くの人に使って頂きたい」とアピールした。
また会場には、ソフトバンクの広告に出演する上戸彩さんやダンテ・カーヴァーさん、ウィルコムの広告に出演する千原ジュニアさん、新モデルの応援団としてスギちゃんらも登場した。
■プラチナバンドとSoftBank 4Gで「ネットワークNo.1」へ
「スマホブームを牽引した自負がある中で、なんとしてもソフトバンクの回線を繋がりやすくしたい」と語る孫氏は、900MHz帯のプラチナバンドサービスインに向けて全力で取り組んできたことを説明。900MHz帯の使用認可が下りる前から基地局の建設に向けて資材等の調達を実施し、本日発表された対応機種の開発に着手してきたという。
孫氏によれば、他ネットワークとの整合性を鑑み、プラチナバンドの立ち上げは徐々に行って行く予定とのこと。サービスインから最初の1週間は数百ほどの基地局数から開始し、2012年末には数千、来年3月には万単位の基地局数を目指しているという。東名阪をより重点地域とするが、基本的には全国同時並行で対応を行っていく構えだ。
「900MHz帯の使用について他社に遅れをとってきたことを歯痒く思ってきたが、念願の認可を得たことで一気に接続環境を改善していきたい。プラチナバンドはソフトバンクの意地だ」と孫氏は語り、本日発表された2012年夏モデル(関連ニュース)をプラチナバンドに対応させたことをアピールした。
そのほかのプラチナバンド対応機種は、iPhone 4/4S、iPad 2/新しい iPad、PANTONE 4(105SH)、001HT、X06HTII、X06HT、X05HT、X04HTとなる。
孫氏はプラチナバンド対応の夏モデル4機種について、「プラチナバンドに対応することで、いつでもどこでも届くという使い勝手の良さをユーザーに届けたい。つながる幸せ、便利さを強烈に世の中に広めたい」と強調した。
さらに、下り最大110Mbpsの「ULTRA WiFi 4G」に対応するルーター「SoftBank 102HW」「SoftBank 102Z」の2機種もラインナップ。8月以降に順次発売を予定している。
孫氏はプラチナバンドとSoftBank 4Gで「ネットワークNo.1」を目指していくことを宣言した。
■スマホ向けサービスも拡充 − 「ムービーLIFE」コンテンツ数54,000本へ
さらにソフトバンクは既報の通り、スマートフォン向けの動画配信サービスも拡充。1コースあたり月額350円で人気スポーツ映像が見放題となる「スポーツLIFE」の提供を新たに開始する。
また、月額490円(iPhone/iPadは500円)で人気映画や海外ドラマなどが見放題となる動画配信サービス「ムービーLIFE」のコンテンツも拡張。スポーツ、お笑い、バラエティ、音楽の4ジャンルを新たに追加し、54,000本のコンテンツを用意する。孫氏は「通信速度No.1。コンテンツ数もNo.1で一気に打ち勝っていきたい」と述べた。
■世界初「放射線測定機能付きスマホ」− Twitter「@masason」に寄せられた声から開発に着手
さらに孫氏は、世界初となる放射線測定機能を搭載したスマートフォン「PANTONE 5 107SH」の開発に至る思いを語った。孫氏によれば「多くのユーザーに安心感を提供したいという思いで独自開発した」という。
元々フィーチャーフォンとして展開してきたPANTONEシリーズは、ソフトバンク定番のベストセラーで、これまでに340万台を売り上げているという。今回は初のスマートフォン展開モデルとして、女性の手にもなじみやすいサイズを実現し、さらに上述の放射線測定機能を搭載した。
孫氏は原発事故後、自身のTwitterアカウントに「放射線測定機能付きの携帯電話を作ってほしい」というツィートが多く寄せられてきたことを説明した。「特にお子さんを抱えた方の気持ちを思うと、胸が締め付けられる」としながら、「しかしこの機能については簡単に“やりましょう”とは答えられなかった。技術的に難しいことも当然であるし、できなかったときに多くの人を落胆させてしまうので慎重だった」と述べた。
そのようなスタートから、放射線センサーの小型化と省電力化を実現し、専用のICチップを独自に開発。製品化に際しては多くのユーザーが使えるよう、ワンボタンで放射線が測定できる簡単な使い勝手を実現した。
さらに料金体系についても、多くのユーザーが使えるような特別の体系で普及を促進する予定だという。具体的な内容は製品の発売時期に改めてアナウンスするとのことだ。
■上戸彩さんや白戸家のお父さん、千原ジュニアさんやスギちゃんも登場
この日会場には、ソフトバンクの広告に出演中の上戸彩さんやダンテ・カーヴァーさんのほか、ウィルコムの広告に出演中の千原ジュニアさんやスギちゃんなど多くのゲストが登場した。
上戸彩さんはPANTONE 5 107SHを手に取り、「ちょうど良いサイズで片手で打てるのが嬉しいです。赤外線やワンセグもついていて全部入りですし」とコメント。一番お気に入りのカラーはローマンピンクだと明かした。
孫氏もPANTONE 5 107SHを手にし、「ソフトバンクの気持ちを込めた1台。1人でも多くの人に使って頂きたい」とアピールした。