売上数量は前年比微増
上半期のオーディオソフト販売、シングル13.1%増も全体は前年割れ − サウンドスキャン発表
サウンドスキャンジャパンは、2012年上半期におけるオーディオソフトの売上動向について発表した。データは、2012年1月2日〜2012年7月1日までの一般市販商品・国内盤の売上で構成されている。
全体の年別売上金額は前年比99.1%の1,137億7,400万円。2011年上半期が2010年上半期に対して94.6%で、金額にして65億6,100万円のダウンであったことからすると、2012年上半期は9億8,800万円減で減少傾向は続いているものの小幅になった。一方販売数量では、2012年上半期は前年同期比100.4%で18万1,000枚の増加となった。
販売チャネル別売上推移では、2011年上半期のEコマース市場は27.4%だったが、2012年上半期は4.9%拡大し32.2%となり、全市場の約三分の一までシェアを伸ばした。この結果に対しサウンドスキャンジャパンは、「オーディオソフトの購買層がEコマースへシフトしていくと、対面販売のリアル店舗はショップの存続を左右する厳しい状況に追い込まれると推定される」としている。
アルバム・シングル別売上では、アルバムの売上金額が前年上半期に比べ4.4%落ち込んだのに対し、シングルは前年同期13.1%増となった。そのためオーディオ合計では0.9%の微減に留まった。
アルバムの平均単価は2,820円で、前年同期より10円ダウンした。逆にシングルは57円上がった。オーディオソフト全体の平均単価は2,253円で、前年より28円のダウンとなった。この結果についてサウンドスキャンは、シングルの方は通常版に加え、オリジナルDVDや特典アイテムをセットにした高価格化商品や、複数バージョンの同時発売手法が定着したことによるものと予想している。
売上金額の邦楽・洋楽の比率は、邦楽が81.7%で洋楽が18.3%。邦楽は前年同期比4.2%増でJ-POPが好調だった。
メーカー別売上占有率では、「いきものがかり」「'L'Arc〜en〜Ciel」「ASIAN KUNG-FU GENERATION」など数多くのアーティストを抱えるソニーミュージック・グループが17.7%で一位。洋楽アルバムでは「KARA」「少女時代」「マドンナ」を抱えるユニバーサルミュージックが、シングルでは前年同期と同じく「AKB48」の作品をリリースするキングレコードが首位となった。
全体の年別売上金額は前年比99.1%の1,137億7,400万円。2011年上半期が2010年上半期に対して94.6%で、金額にして65億6,100万円のダウンであったことからすると、2012年上半期は9億8,800万円減で減少傾向は続いているものの小幅になった。一方販売数量では、2012年上半期は前年同期比100.4%で18万1,000枚の増加となった。
販売チャネル別売上推移では、2011年上半期のEコマース市場は27.4%だったが、2012年上半期は4.9%拡大し32.2%となり、全市場の約三分の一までシェアを伸ばした。この結果に対しサウンドスキャンジャパンは、「オーディオソフトの購買層がEコマースへシフトしていくと、対面販売のリアル店舗はショップの存続を左右する厳しい状況に追い込まれると推定される」としている。
アルバム・シングル別売上では、アルバムの売上金額が前年上半期に比べ4.4%落ち込んだのに対し、シングルは前年同期13.1%増となった。そのためオーディオ合計では0.9%の微減に留まった。
アルバムの平均単価は2,820円で、前年同期より10円ダウンした。逆にシングルは57円上がった。オーディオソフト全体の平均単価は2,253円で、前年より28円のダウンとなった。この結果についてサウンドスキャンは、シングルの方は通常版に加え、オリジナルDVDや特典アイテムをセットにした高価格化商品や、複数バージョンの同時発売手法が定着したことによるものと予想している。
売上金額の邦楽・洋楽の比率は、邦楽が81.7%で洋楽が18.3%。邦楽は前年同期比4.2%増でJ-POPが好調だった。
メーカー別売上占有率では、「いきものがかり」「'L'Arc〜en〜Ciel」「ASIAN KUNG-FU GENERATION」など数多くのアーティストを抱えるソニーミュージック・グループが17.7%で一位。洋楽アルバムでは「KARA」「少女時代」「マドンナ」を抱えるユニバーサルミュージックが、シングルでは前年同期と同じく「AKB48」の作品をリリースするキングレコードが首位となった。