カンファレンスに先駆け「Samsung Mobile UNPACKED 2012」開催
<IFA>サムスン、デジカメスマホ「GALAXY Camera」やWindows8タブ「ATIV Tab」など発表
サムスンは、IFA2012の同社プレスカンファレンスに先駆け、ベルリン市内のイベント会場で「Samsung Mobile UNPACKED 2012」を開催。「GALAXY Note II」「GALAXY Camera」、Windows RT タブレット「ATIV Tab」、Windows 8搭載ノートPC「ATIV SmartPC」を発表した。同時にプレスリリースが発表されているため、会場で公開された実機の情報を中心にお届けする。
■突如として発表された3G/4G搭載デジカメスマホ「GALAXY Camera」
事前の噂通り発表された製品が、スマートフォンの新モデル「GALAXY Note II」だった。最大の特徴は搭載ディスプレイが旧機種の5.3インチ有機EL(4対3)から5.5インチの有機EL(16対9)となり、より縦長のスタイルになったこと。デジタイザーペン「Sペン」によるスムーズなアプリ連携をアピール。Android OSは最新の4.1を搭載する。
スペック面などはほぼ噂されていた通りで、サプライズといえるような新機能などもなかった「GALAXY Note II」だが、続いて発表されたのが、デジカメ特化型のスマートフォン「GALAXY Camera」だった。
正面から見た外見は同社コンパクトカメラにも似ているが、Android 4.1を搭載し、Google Playも利用可能な正真正銘のAndroid端末だ。3GとWi-Fi、そして4G回線にも対応している。
Google Playのアプリ対応をアピールしており、本機で撮影した写真をInstagramなどを使ってSNSへ投稿するなどといった使い方を提案している。Wi-Fi対応型デジカメは既に各社から登場しているが、「GALAXY Camera」はよりダイレクトにネットと連携するアプローチと言えるだろうか。
コンパクトカメラとして見ると、4.8型のHD Super Clear LCD(308 ppi)とタッチオペレーションは魅力的。レンズは35mm換算で23〜483mmの光学21倍ズームで、F2.8-5.9と高倍率ズームに対応しており、人気の高倍率デジカメとして見ることもできる。発表時の会場は歓声の上がる熱烈な歓迎ぶりだった。
■Windows 8タブレットも同時発表
Windows 8関連の出展では、キーボード分離可能でS Penにも対応した「ATIV Smart PC PRO」「ATIV Smart PC」も登場した。
両機種とも11.6型液晶を搭載し、「ATIV Smart PC PRO」がフルHD対応であるのに対し、「ATIV Smart PC」が解像度1,366x768といった違いがある。液晶とキーボード部をドッキングできる構造で、「ATIV Smart PC」は薄さ9.9mmの薄型デザインを採用している。両機種ともS Penが付属し、GALAXYにも近い操作性をWindows 8のPCでも実現している。
同時に「ATIV」シリーズの製品として10.1インチ液晶のWindows RTタブレット「ATIV Tab」、Windows Phone 8端末である「ATIV S」も登場する。Windows 8の製品までも含めて、サムスンはスマートフォン、タブレット、PCすべての分野で攻勢を仕掛けることが伝わってくる。
同イベント会場ではミュージシャンによるライブ演奏などで、メディア以外の一般の来場者ももてなす演出がなされており、サムスンが欧州からも厚い支持を受けていることを印象付けるイベントとなっていた。
■突如として発表された3G/4G搭載デジカメスマホ「GALAXY Camera」
事前の噂通り発表された製品が、スマートフォンの新モデル「GALAXY Note II」だった。最大の特徴は搭載ディスプレイが旧機種の5.3インチ有機EL(4対3)から5.5インチの有機EL(16対9)となり、より縦長のスタイルになったこと。デジタイザーペン「Sペン」によるスムーズなアプリ連携をアピール。Android OSは最新の4.1を搭載する。
スペック面などはほぼ噂されていた通りで、サプライズといえるような新機能などもなかった「GALAXY Note II」だが、続いて発表されたのが、デジカメ特化型のスマートフォン「GALAXY Camera」だった。
正面から見た外見は同社コンパクトカメラにも似ているが、Android 4.1を搭載し、Google Playも利用可能な正真正銘のAndroid端末だ。3GとWi-Fi、そして4G回線にも対応している。
Google Playのアプリ対応をアピールしており、本機で撮影した写真をInstagramなどを使ってSNSへ投稿するなどといった使い方を提案している。Wi-Fi対応型デジカメは既に各社から登場しているが、「GALAXY Camera」はよりダイレクトにネットと連携するアプローチと言えるだろうか。
コンパクトカメラとして見ると、4.8型のHD Super Clear LCD(308 ppi)とタッチオペレーションは魅力的。レンズは35mm換算で23〜483mmの光学21倍ズームで、F2.8-5.9と高倍率ズームに対応しており、人気の高倍率デジカメとして見ることもできる。発表時の会場は歓声の上がる熱烈な歓迎ぶりだった。
■Windows 8タブレットも同時発表
Windows 8関連の出展では、キーボード分離可能でS Penにも対応した「ATIV Smart PC PRO」「ATIV Smart PC」も登場した。
両機種とも11.6型液晶を搭載し、「ATIV Smart PC PRO」がフルHD対応であるのに対し、「ATIV Smart PC」が解像度1,366x768といった違いがある。液晶とキーボード部をドッキングできる構造で、「ATIV Smart PC」は薄さ9.9mmの薄型デザインを採用している。両機種ともS Penが付属し、GALAXYにも近い操作性をWindows 8のPCでも実現している。
同時に「ATIV」シリーズの製品として10.1インチ液晶のWindows RTタブレット「ATIV Tab」、Windows Phone 8端末である「ATIV S」も登場する。Windows 8の製品までも含めて、サムスンはスマートフォン、タブレット、PCすべての分野で攻勢を仕掛けることが伝わってくる。
同イベント会場ではミュージシャンによるライブ演奏などで、メディア以外の一般の来場者ももてなす演出がなされており、サムスンが欧州からも厚い支持を受けていることを印象付けるイベントとなっていた。