AudioQuest、USBメモリサイズのヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「Dragonfly」

（株）ディーアンドエムホールディングスは、同社が取り扱う米AudioQuest社のヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「Dragonfly」を9月下旬より発売する。価格は27,500円（税込）。

本製品は外形寸法が19W×60H×12Dmm、質量が23gと、USBメモリほどのコンパクトな大きさが特徴のヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC。電源はUSBバスパワー駆動となる。DACにはESS TechnologyのSabre ES9023を採用し、最大96kHz/24bitまでの入力信号に対応。またアシンクロナス転送にも対応する。

44.1kHz/88.2kHz信号用と48kHz/96kHz信号用の、独立した2つの内蔵クロックを用意しており、再生されているオリジナルのサンプリングレートでDA変換を行えるという。受信している信号により5色のLEDインジケーターが点滅。44.1kHz（グリーン）48kHz（ブルー）88.2kHz（イエロー）96kHz（パープル）、スタンバイ（レッド）が表示される。

信号出力は3.5mmステレオミニジャック。こちらにヘッドホンを挿して直接ドライブすることも可能だ。

出力モードは可変出力とライン出力の2種類を用意。可変出力モードでは、ヘッドホンやパワードスピーカー、そしてパワーアンプをドライブすることもできる。ボリュームコントロールはデジタルボリュームではなく64段階のアナログボリュームコントロールを使用。ヘッドホンアンプとしては、最大出力150mWまで対応。最小ヘッドホンインピーダンスは12Ωとなる。なおパワーアンプを接続した場合、ボリューム操作はパソコンの音楽再生ソフト側から行う。

ライン出力モードでは、本機でDA変換した信号をプリアンプやAVアンプなどに送り出すことができる。