東芝、3チューナー搭載＆使い勝手向上したBDレコーダー「DBR-T360」など4機種

（株）東芝は、BDレコーダー“レグザブルーレイ”「DBR-T360」「DBR-T350」と「DBR-Z320」「DBR-Z310」を11月9日より発売する。価格はいずれもオープン。

2TB HDD　DBR-T360　￥OPEN（予想実売価格11万円前後）
1TB HDD　DBR-T350　￥OPEN（予想実売価格9万円前後）

1TB HDD　DBR-Z320　￥OPEN（予想実売価格75,000円前後）
500GB HDD　DBR-Z310　￥OPEN（予想実売価格65,000円前後）

「DBR-T360」と「DBR-T350」は地上／BS／110度CSデジタル放送チューナーを3基搭載し、3番組同時録画に対応。スカパー！HDチューナーと組み合わせれば、4番組同時録画も可能だ。

「DBR-Z320」と「DBR-Z310」は地上／BS／110度CSデジタル放送チューナーを2基搭載し、2番組同時録画に対応する。

いずれのモデルも外付けUSB-HDDへの録画に対応。最大4台まで接続可能だ。

録画機能として、登録したキーワードやジャンルに該当する番組を自動的に検索・録画してくれる「おまかせ自動録画」機能も搭載。複数キーワード設定も可能。最大8件の登録が行える。録画先は、内蔵HDDか外付けUSB-HDDかを選択できる。USB-HDDに録画したタイトルをBDに直接ダビングすることも可能だ。

番組表は、最大12チャンネル12時間表示できる新デザインのものを採用。フルHDのため視認性も高いとのこと。番組表からボタンひとつで簡単に録画予約／予約取り消しが行える機能も備える。またリジュームにも対応しており、一度番組表を閉じても、次に開いたときに前回見ていたところが開く。

録画した番組の編集機能も多数用意。チャプター分割／結合や、気に入ったチャプターだけを集めてプレイリストのようにまとめることができる。

また、ダビング機能や、BD-R/-REにダビングしたタイトルをレコーダー内蔵HDDにムーブできる「録画番組書き戻し」も行える。

そのほか、ネットワーク機能も用意。HDMI接続したレグザのリモコンで本機を操作できる「レグザリンク・コントローラー」や、テレビに録った番組をディスクにダビングできる「レグザリンク・ダビング」に対応。ケータイやPCのメールから録画予約することもできる。

また、スマートフォンやタブレット、PCなどと連携して、録画した番組や現在放送中の番組を配信／持ち出して楽しむことも可能だ。さらに、「レグザAppsコネクト」にも対応する。

そのほか、操作性にも配慮。スタートメニューや「見るナビ」などはGUIを使いやすく一新したほか、やりたいことから機能を選べる「スタートメニュー」が用意されている。

リモコンの「電源」ボタンを押して約1秒で起動する「瞬速起動」機能も搭載。使用頻度の高い時間帯のみ「瞬速起動」を使い、その他の時間帯は待機消費電力の低いモードにしておく、といった設定も行える。

接続端子として、HDMI出力1系統、光デジタル音声出力1系統、映像・音声入力／出力端子を備える。


無線LANアダプターも発売

また、今回発表された4機種で使える無線LANアダプター「D-WL1」を11月20日より発売する。価格はオープンだが、5,000円前後での販売が予想される。

「D-WL1」を使えば、タブレット端末やポータブルDVDプレーヤーにワイヤレスで番組配信を行うことができる。