ソニー、“Walkman"ZシリーズをAndroid 4.0アップデート − FLAC対応/レコーダー連携も

ソニーは、“Walkman"Zシリーズ「NW-Z1050/NW-Z1060/NW-Z1070」のAndroid 4.0アップデートを12月中旬に開始する。9月に告知されていたアップデート（関連ニュース）の詳細が発表された格好。

Android 4.0にアップデートすると共に、FLACへも対応。さらにサウンドエフェクト機能では、クリアフェーズ、xLOUDがウォークマンで再生するすべての音源に適用可能になるほか、イコライザーやVPTサラウンドの内容変更も行われる。

またネットワーク経由で、ソニー製BDレコーダーやHDD搭載BRAVIA、nasne内の録画番組や放送番組を、ウォークマンで視聴することが可能になる。対象レコーダーは「BDZ-AT770T」「BDZ-AX2700T」「BDZ-AT950W」「BDZ-SKP75」「BDZ-AT770T」「BDZ-EX3000」「BDZ-ET2000」「BDZ-ET1000」で、2013年春に放送ダウンロードで実施されるアップデートで、「BDZ-EW2000」「BDZ-EW1000」「BDZ-EW500」「BDZ-E500」も対応する予定。

またバッテリーライフの改善も同時に行われ、音楽再生時のバッテリーの持続時間が約20時間から約34時間へ改善する。

さらにアプリの機能改善も行い、「W.ミュージック」アプリではプレイリスト作成機能が追加されるほか、「ビデオプレーヤー」アプリでは縦画面再生や連続再生も可能になる。

そのほかアプリケーションの変更も行われ、「mora」「Music Unlimited」「ダイレクト録音」「Bluetooth接続設定」「ウォークマン クラシックス」アプリを追加。なお「ちょい聴きmora」は削除される。

■Fシリーズも大幅アップデートでレコーダー連携が可能に

同じく12月中旬に、“Walkman"Fシリーズ「NW-F805/NW-F806/NW-F807」「NW-F805K/NW-F806K」「NW-F805BT」のアップデートも行われる。

大きな変更点は、DLNAアプリがプリインストールされ、ソニー製のBDレコーダーやHDD内蔵BRAVIA、nasneの録画番組やテレビ番組が視聴可能になること。BDレコーダーの対応機種は上記のZシリーズのものと同様。

そのほかのプリインストールアプリも増え、「ダイレクト録音」「Bluetooth接続設定」が追加される。

またZシリーズと同様にアプリの機能改善も行われ、「W.ミュージック」アプリではプレイリスト作成機能が追加されるほか、「ビデオプレーヤー」アプリでは縦画面再生や連続再生も可能になる。

さらにサウンドエフェクト機能ではクリアフェーズ、xLOUDが全音源に対して有効になるほか、イコライザー、サラウンド（VPT)の内容変更も行われる。