新たなロゴマークも発表
マクセル、BA/ダイナミックのハイブリッドイヤホン「DBA700」など2機種
■デュアルダイナミックドライバー機「DD600」
「MXH-DD600」は、8mm径と6mm径のダイナミックドライバー各1基ずつによる「Maxell Dual Dynamic Driver」を搭載。厚みのある中高音域と迫力ある低音域再生を実現したとしている。なお、中低音に強い6mmドライバーを前方に配置し、低音域に強い8mmドライバーを後方に配置している。
本機も「MXH-DBA700」同様に削り出しのアルミニウムボディおよびホーン型デザインを採用。なお「MXH-DBA700」がブラックのみであるのに対し、本機はブラックとレッドの2色で展開する。フラットコードやL型プラグ、抗菌イヤーピースを採用している点などは「MXH-DBA700」と同様。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、インピーダンスが8Ω、音圧感度が100dB/mW、最大入力は200mW。
■音へのこだわりを表す「m」マーク
同社では両製品の発売にあたり、従来までのブランドロゴとは異なる「m」マークを新たに創出。Musicの“M”とMaxellの“M”に由来し、オーディオテープの時代から大切にしてきた音へのこだわりを訴えるものだという。今後、「独自技術を応用して新たな音の体験を提案する音響機器」に使用していくとしている。
左右に伸びるラインは「過去」と「未来」を繋ぐラインを表現。「カセットテープの時代から現在、オーディオアクセサリーへと進化し続けるマクセルを形にし、これからも常に新しく、うれしく楽しい高付加価値商品が創造されていくことを表している」のだという。
3本の縦に伸びるラインは「過去・現在・未来の人」を表し、その上部、横に細く伸びて繋がるラインが「音」を表現。これらが組み合わさることで「過去から新時代に音で繋がるコミュニケーション」をデザインし、「マクセルのオーディオを通じてお客様に最上の音をご提供しご満足いただきたい想い」を象徴させたとしている。
発表会に登壇した同社コンシューマ事業部商品企画部担当部長の小林是人氏は「m」マークについて、前述のMusic、Maxellに加え「Man」の“M”でもあるとコメント。「マクセルが音楽で人をつないでいくという願いを込めて作った」と語り、「特にハイエンドオーディオカテゴリーの創造に向け、そして、新しいブランドアイデンティティの構築を目指していく」と言葉を続けた。
また、そのデザインについては「時代を突き抜けるというスピーディーさを表現している」と説明。2013年1月1日に香港へ事業統括会社を設立し、「今後は統一マークとして、香港を開発拠点としてグローバルに展開していく」と述べた。
関連リンク
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドMAXELL
- 型番MXH-DBA700
- 発売日2012年12月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)
【SPEC】●ドライバー:ダイナミック×1、バランスド・アーマチュア×1 ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz ●インピーダンス:16Ω ●音圧感度:104dB/mW ●最大入力:200mW ●コード長さ:1.2m
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドMAXELL
- 型番MXH-DD600
- 発売日2012年12月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格8,000円前後)
【SPEC】●ドライバー:ダイナミック×2(8mm、6mm) ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz ●インピーダンス:8Ω ●音圧感度:100dB/mW ●最大入力:200mW ●コード長さ:1.2m