ソニー、ニューヨークの米法人本社ビルを11億ドルで売却完了
ソニー(株)は、同社100%子会社であるSony Corporation of America(SCA)がニューヨーク・マジソンアベニューに所有する本社ビルを11億ドルで売却完了したと発表した。
同ビルは37階建てで、高さ197m。以前はAT&Tビルが所有していた。ソニーは今年1月、同ビルの売却契約を締結したと発表していたが、この手続きが完了した格好。なお売却は、ニューヨーク市など米国の主要な不動産市場で商業資産を保有する「The Chetrit Group」を主なメンバーとするコンソーシアムに対して行った。
ソニーは、11億ドルの売却価額から、ビルに関する負債や売却関連費用を控除した約7億7,000万米ドルの現金を受領。約6億8,500万米ドルの売却益を、営業利益として計上することを見込んでいる。2012年度通期の連結業績への影響などは現在精査中とのこと。
なお、売却時の契約に基づいて、SCAやその他の現在ビルに入居しているソニーグループ企業は、最長3年間引き続きビルを利用する予定だ。
同社は先日、大崎の自社ビル「ソニーシティ大崎」を売却したことも発表(関連ニュース)。資産売却を加速させている。
同ビルは37階建てで、高さ197m。以前はAT&Tビルが所有していた。ソニーは今年1月、同ビルの売却契約を締結したと発表していたが、この手続きが完了した格好。なお売却は、ニューヨーク市など米国の主要な不動産市場で商業資産を保有する「The Chetrit Group」を主なメンバーとするコンソーシアムに対して行った。
ソニーは、11億ドルの売却価額から、ビルに関する負債や売却関連費用を控除した約7億7,000万米ドルの現金を受領。約6億8,500万米ドルの売却益を、営業利益として計上することを見込んでいる。2012年度通期の連結業績への影響などは現在精査中とのこと。
なお、売却時の契約に基づいて、SCAやその他の現在ビルに入居しているソニーグループ企業は、最長3年間引き続きビルを利用する予定だ。
同社は先日、大崎の自社ビル「ソニーシティ大崎」を売却したことも発表(関連ニュース)。資産売却を加速させている。