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【ヘッドホン祭】ゼンハイザーHPアンプ「HDVD 800」に注目/HiFiMANのハイレゾDAP「HM-901」“最終試作機”

公開日 2013/05/11 14:27 ファイル・ウェブ編集部
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「春のヘッドフォン祭」が5月11日(土)東京・外苑前の「スタジアムプレイス青山」で開催された。本項では10階の、ゼンハイザージャパン、トップウィングの展示内容をレポートする。

■ゼンハイザーはヘッドホンアンプ「HDVD 800」を中心に紹介


ヘッドホンアンプ「HDVD 800」

「HDVD 800」のパッケージ
ゼンハイザージャパンのブースでは、ヘッドホンアンプ「HDVD 800」の試聴コーナーに注目が集まる。今回のイベントには5台の試聴機を置いて、それぞれ「HD 800」や「HD 700」「HD 650」「MOMENTUM」をはじめとしたハイエンドヘッドホンと組み合わせたリスニングコーナーが設けられている。

「HD 800」による試聴も可能

「HD 700」


「HD 650」

「MOMENTUM」


「MOMENTUM BLACK」
昨年に日本国内展開が発表され(関連ニュース)、その発売が待ち望まれる「HDVD 800」だが、現在ゼンハイザー本社で最終の音質調整等が行われており、具体的な国内発売時期については本日のイベント時点では明らかにされなかった。最終の国内販売価格も現時点では未定。今回のイベントでは「ほぼ最終バージョンに近い」(展示スタッフ)プロトタイプモデルによる音質を確認することができる。

「IE 800」

このほかにも発売以来大きな注目を集めるカナル型イヤホン「IE 800」や、発表されたばかりのゲーミングヘッドセット「U 320 BIO HAZARD」も展示。カプコン「バイオハザード リベレーションズ」のオフィシャルライセンスモデルとなる本機は、発表以来非常に大きな反響を得ているという。

「U 320 BIO HAZARD」

本機のリモコン

ゼンハイザージャパンでは今回のイベント会場に展示されている製品の、試聴インプレッションをツイートした来場者を対象にしたヘッドホン、イヤホンのプレゼントキャンペーンを実施している。詳しくは同社Webサイトをご覧いただきたい。


■HiFiMANのハイレゾDAP「HM-901」“最終試作機”が登場

トップウィングは、同社が取り扱うHiFiMANブランドの製品を中心に紹介。10階のブースでは、国内発売を間近に控えるハイレゾDAP「HM-901」の試聴・講演会を、Music To Go!の佐々木喜洋氏を講師に招いて開催。本機をハイエンドオーディオシステムに接続して、スピーカーを再生するデモなどを行った。

ハイレゾオーディオプレーヤー「HM-901」

「HM-901」でHiFiシステムを鳴らすデモを紹介

「HM-901」はハイレゾ音楽ファイルを含む音楽再生機能に特化したポータブル
プレーヤー。国内での販売は夏頃が予定されており、価格は99,900円(税込)となる見込み。

192kHz/24bitまでのハイレゾファイルが再生でき、WAV/FLACのほかALAC形式のファイル再生にも対応する。

本体にはESS社のDACチップ「ES9018」を左右1chずつデュアルで搭載。DACチップ後のローパスフィルターの部分には高級オペアンプ「OPA2107」「OPA627」を2基ずつ使用している。

内部に128GBのストレージを内蔵したほか、SDメモリーカードスロットも備える。ほかにも内蔵のヘッドホンアンプカードが交換でき、別売のオプションとしてバランスカードなど3種類が本体と同時に発売される予定。本体底部には専用ドック端子を設け、デジタル同軸入出力、USB接続が行える。またWiFi機能も内蔵した。

ポテンショメータ式ボリュームを搭載

側面にはSDカードスロット。左側にヘッドホンアンプカードの切り替えスイッチを設けている。カードは背面のバッテリーパック裏側にアクセスして装着する


側面にゲインスイッチや、HD/Vintageの音色切り替えスイッチを設けている

底部にはデジタル出力用のドック端子を装備


デジタル出力専用ケーブル

プロトタイプのイヤホン「AE-600」

ブースでは本機の他にもダイナミック型のハイエンドカナル型イヤホン「AE-600」の試作機を参考出展し、「HM-901」との組み合わせで試聴することができる。

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