アクションカム市場への参入も
<IFA>東芝、50型4Kテレビ試作機を参考出展 − 導入時期は「後日案内」
IFA 2013の東芝ブースの目玉は、4Kテレビの本格展開だ。特に注目すべきは、50型の4Kテレビを参考出品したことだ。
同社では以前から、大型テレビになればなるほど4Kテレビの必要性が高まると主張してきた。大型になって解像度が変わらなければ、一つ一つの画素が大きくなるので、これは当然だ。
そして、同社が「4Kが必要となる境界線」として例に挙げてきたサイズが50型。50型クラスを越えると、4Kテレビの重要性が大きくなるというのだ。設置しやすく、かつ4Kの画質が味わえる手頃なサイズとして、今回50型を参考展示した。
この50型の参考展示品は、日本での販売時期や価格等は明らかにされていない。ただし「社内的にもかなり良いものができたと考えている。導入時期や価格等の詳細は後日正式に案内したい」と同社デジタルプロダクツ&サービス社 ビジュアルソリューション事業部 事業部長の村沢圧司氏が述べており、今後の動向が注目される。
そのほかのサイズの4Kテレビにも、来場者から大きな注目が集まっていた。日本ではZ8Xシリーズを6月から販売しているが、欧州ではこの8月に投入したばかり。84型、65型、58型の3機種を揃え、様々なアピールを行っていた。なおZ8Xシリーズと同様、欧州販売モデルも、近い将来HDMI 2.0へのアップデートが行われ、4K/60p入力に対応する。
3D表示のデモでは、84/65型が対応しているパッシブ方式の3D視聴を紹介。4Kの解像度があれば、垂直方向の解像度もある程度確保できるため、高画質な3D視聴が行えることをアピールしていた。
また、PCからテレビへ、高精細な4K画像を出力するデモも展開。現在のデジカメの画素数は、4Kの画素数である約829万を越えるものがほとんど。約200万画素のフルHDテレビで静止画表示を行うと、かなり情報量が失われるが、4Kテレビであればディテールをしっかり表現できることを訴求していた。
4Kパネルのテレビ以外への活用法も紹介。4Kパネルを2枚つなげたデジタルサイネージをブースの入り口付近に設置していた。
スマートTV関連では、昨年の北米・欧州モデルから展開している「Smart TV Alliance」対応テレビを紹介していた。同アライアンスには東芝のほかにLG電子、パナソニック、TPVisionが参加している。バージョン2.5からはタブレットとの連携を実現し、タブレットでテレビのスマートTV機能をリモコン操作することができるようになった。
さらに、ソーシャルテレビ機能もアピールしていた。ヨーロッパはテレビのチャンネル数が非常に多く、どのチャンネルを見るべきか悩むケースが多いのだという。東芝の欧州向けテレビは、以前からいち早くSNSを活用し、ソーシャルテレビ対応を実現してきた。具体的には、Twitterで言及されているテレビ番組ベスト3をリアルタイムに表示し、そのタイムラインを閲覧できるというものだ。
■サウンドバーやビデオカメラなども展示
日本では展開していないAV関連の製品群も数多く展示されていた。
BDプレーヤーでは、4Kアップスケーリングに対応した「BDX6400KE」を紹介していた。単に4K出力に対応しただけでなく、Wi-Fiを内蔵し、Miracastにも対応。本体は小型で、縦置きにも対応する。アルミを使った筐体デザインもスタイリッシュだ。
ビデオカメラ「CAMILEO」シリーズも、横持ちや縦持ちなど、様々なラインナップを展示していた。さらに、今回は新たにアクションカム市場に参入することも発表された。「Camileo X-Sports」というモデルで、価格は249ユーロ。欧州では2013年第4四半期に発売する。12メガピクセルのCMOSセンサーを備え、1080/60pの映像を撮影することができる。
サウンドバーも、日本では展開していない商品領域だ。上位機種として紹介されていたのは「SB1」で、Sonic Emotion 3Dサラウンド技術を搭載。出力は80Wで、サブウーファーとサウンドバーのセットモデルとなる。ほかには20W+20Wのサウンドバー「SB3950E1」なども展示されていた。入力は光/3.5mmステレオミニだけだが、DTS TruSurroundによってサラウンド再生を行える。
同社では以前から、大型テレビになればなるほど4Kテレビの必要性が高まると主張してきた。大型になって解像度が変わらなければ、一つ一つの画素が大きくなるので、これは当然だ。
そして、同社が「4Kが必要となる境界線」として例に挙げてきたサイズが50型。50型クラスを越えると、4Kテレビの重要性が大きくなるというのだ。設置しやすく、かつ4Kの画質が味わえる手頃なサイズとして、今回50型を参考展示した。
この50型の参考展示品は、日本での販売時期や価格等は明らかにされていない。ただし「社内的にもかなり良いものができたと考えている。導入時期や価格等の詳細は後日正式に案内したい」と同社デジタルプロダクツ&サービス社 ビジュアルソリューション事業部 事業部長の村沢圧司氏が述べており、今後の動向が注目される。
そのほかのサイズの4Kテレビにも、来場者から大きな注目が集まっていた。日本ではZ8Xシリーズを6月から販売しているが、欧州ではこの8月に投入したばかり。84型、65型、58型の3機種を揃え、様々なアピールを行っていた。なおZ8Xシリーズと同様、欧州販売モデルも、近い将来HDMI 2.0へのアップデートが行われ、4K/60p入力に対応する。
3D表示のデモでは、84/65型が対応しているパッシブ方式の3D視聴を紹介。4Kの解像度があれば、垂直方向の解像度もある程度確保できるため、高画質な3D視聴が行えることをアピールしていた。
また、PCからテレビへ、高精細な4K画像を出力するデモも展開。現在のデジカメの画素数は、4Kの画素数である約829万を越えるものがほとんど。約200万画素のフルHDテレビで静止画表示を行うと、かなり情報量が失われるが、4Kテレビであればディテールをしっかり表現できることを訴求していた。
4Kパネルのテレビ以外への活用法も紹介。4Kパネルを2枚つなげたデジタルサイネージをブースの入り口付近に設置していた。
スマートTV関連では、昨年の北米・欧州モデルから展開している「Smart TV Alliance」対応テレビを紹介していた。同アライアンスには東芝のほかにLG電子、パナソニック、TPVisionが参加している。バージョン2.5からはタブレットとの連携を実現し、タブレットでテレビのスマートTV機能をリモコン操作することができるようになった。
さらに、ソーシャルテレビ機能もアピールしていた。ヨーロッパはテレビのチャンネル数が非常に多く、どのチャンネルを見るべきか悩むケースが多いのだという。東芝の欧州向けテレビは、以前からいち早くSNSを活用し、ソーシャルテレビ対応を実現してきた。具体的には、Twitterで言及されているテレビ番組ベスト3をリアルタイムに表示し、そのタイムラインを閲覧できるというものだ。
■サウンドバーやビデオカメラなども展示
日本では展開していないAV関連の製品群も数多く展示されていた。
BDプレーヤーでは、4Kアップスケーリングに対応した「BDX6400KE」を紹介していた。単に4K出力に対応しただけでなく、Wi-Fiを内蔵し、Miracastにも対応。本体は小型で、縦置きにも対応する。アルミを使った筐体デザインもスタイリッシュだ。
ビデオカメラ「CAMILEO」シリーズも、横持ちや縦持ちなど、様々なラインナップを展示していた。さらに、今回は新たにアクションカム市場に参入することも発表された。「Camileo X-Sports」というモデルで、価格は249ユーロ。欧州では2013年第4四半期に発売する。12メガピクセルのCMOSセンサーを備え、1080/60pの映像を撮影することができる。
サウンドバーも、日本では展開していない商品領域だ。上位機種として紹介されていたのは「SB1」で、Sonic Emotion 3Dサラウンド技術を搭載。出力は80Wで、サブウーファーとサウンドバーのセットモデルとなる。ほかには20W+20Wのサウンドバー「SB3950E1」なども展示されていた。入力は光/3.5mmステレオミニだけだが、DTS TruSurroundによってサラウンド再生を行える。