アルミ削り出しボディや大型コンデンサー搭載
ソニー、ハイレゾ対応/ 高音質追求のフラグシップウォークマン「ZX1」
「S-Master HX」では、「ハイレゾ音域でのノイズ低減」「コンデンサー除去による低音強化」「電源部分の強化」の3点を従来のS-masterから進化させた。ノイズ低減においてはノイズを除去する音域を従来よりも高音域へと拡大させている。
またアンプ出力とヘッドホンの間のカップリングコンデンサーを排除。コンデンサーレスでもヘッドホン部が壊れない構成を実現させたことにより、低音がカットされてしまいがちになるという弊害を取り除いた。これによって「深く沈み込み、キレのある力強い低音表現を可能にした」としている。
S-Maseter電源部分には、ヘッドホン駆動、オーディオ出力のために4つの独立電源を搭載。左右の音を4つの電源で出して合計出力を上げることでヘッドホンのドライブ能力を向上させるとともに、左右の音の相互干渉も低減させてステレオ感も強調している。
高域補間技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」も「DSEE HX」へと進化。圧縮音源の補間だけにとどまらず、192kHz/24bitへのアップサンプリングとビット拡張も行うことで、ハイレゾでない通常の音源も高音質化して再生できる。
また、ギャップレス再生にも対応。ギャップレス再生対応コーデックも、従来のATRAC/WAV/FLACに加えAIFF、ALAC、AAC(Media Go Ver2.5以降、x-アプリでリッピングしたファイルのみ)、MP3(Media Go Ver2.5以降でリッピングしたファイルのみ)へと拡大した。
そのほか、クリアベースやクリアステレオ、クリアフェーズスピーカーといった、CleaAudio+などの高音質化技術も搭載している。
■ZX1だけの高音質化技術
ここまではF880シリーズと同様の高音質化ポイントだが、ZX1ではさらにアルミ削り出しボディを採用。分厚いアルミの塊から筐体を削り出すことにより高剛性を実現し、不要な振動による音質への影響を大幅に減少させた。
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関連リンク
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-ZX1
- 発売日2013年12月7日
- 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●容量:128GB ●対応OS:Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X ●充電時間:約3時間 ●充電池持続時間:約32時間 ●外形寸法:約60.7W×122.8H×15.3Dmm(最大) ●質量:約139g(充電池含む)