ラックスマンのハイレゾ再生コーナーに注目
<ヘッドホン祭>B&Wのフラグシップ「P7」/デノンのDJヘッドホン「DP-HP1000」
26日から「秋のヘッドフォン祭 2013」が始まった。明日27日(日)まで開催されている。本項では9階の「ルーム901」にブースを構えるDENON、B&W、ラックスマン、ニューマークジャパンコーポレーションのブースを紹介する。
■B&W
B&Wから10月に発売されたフラグシップモデル「P7」が注目を集める。これまで「P5」「P3」と展開してきたブランドから、オーバーイヤータイプの最上位機が登場。「P5からヘッドホンを作り続けてきたB&Wの、スピーカー技術がさらに進化を遂げてヘッドホンに落とし込まれている」と展示スタッフが説明するように、例えばスピーカーのフロントバッフルと同じ構造を採用するバッフルプレートには、強固で振動しにくい特性を持つポリマー材を用いることで共振を低減している。エンクロージャー内部にダンピング材を設け、内部の反響を制御・抑制しながら音のカラーレーションと歪みも軽減する技術についても、スピーカーの開発から得た技術をヘッドホンに応用している。
ドライブユニットのフレーム背面はスリットを設けて、ユニットの後部に流れる気流をコントロールすることで、均一なピストン動作を可能にする技術もP7から搭載されている。同社では本機を「モバイルHiFiヘッドホン」と称して、その高音質を強くアピールする。ケーブルは着脱式で、イヤーパッドを外すと端子が露出。P5の専用ケーブルなどとリケーブルが行える。
他にもP3のカラーバリエーションやP5の試聴機も用意。11月発売予定のP3のレッドモデルは残念ながら今回のイベントには間に合わなかったが、レッドが揃って全4色が今冬から展開される。
■DENON
ヘッドホンの高音質シリーズ“Music Maniac”を含む4つのライフスタイルシリーズを中心にリスニング展示を行っている。
新製品にはブランド最上位のDJヘッドホン「DP-HP1000」が展示されている。海外で先行発売されていたヘッドホンで、このたび11月下旬から国内での販売もスタートする。価格はオープンだが、16,800円前後での販売が想定されている。
ハウジングは密閉型で、53mmの大口径ドライバーを搭載。インピーダンスは36Ω、音圧レベルは最大105dB/mW、再生周波数帯域は5Hz〜33kHz。ケーブルは着脱式で片出しカールコード仕様。本体はフレキシブルな回転機構を採用し、折り畳み機構によりポータビリティも高めた。
■LUXMAN
最上位のUSB-DAC「D-06」を中心に、ヘッドホンアンプのラインナップが試聴可能だ。D-06はUSB経由で、最大384kHz/32bitのPCMデータと、DSDデータ(2.82M、5.64MHz)に対応した点も注目を浴びている。DA-200、M-200などコンパクトなコンポーネントとPCによるハイレゾ音源のスピーカーリスニングコーナーも注目を集めていた。
■ニューマークジャパンコーポレーション
同社のブースで注目を集めていたのは、AKAIブランドから商品化に向けて開発が進められているヘッドホンの試作機だ。密閉型のハウジングを採用しており「モニターヘッドホンに近い、バランスと解像感の高いサウンドが特徴」(展示スタッフ)という。AKAIのMPCサンプラーのシリーズネームに合わせて、ヘッドホンもMPCのロゴがハウジング外側にデザインされている。発売時期は来年が予定されており、価格は未定。
他にはDJを招いてターンテーブルをNumarkのヘッドホン「RED WAVE」につなぎ、“サイレントパーティー”のリスニングが行えるコーナーや、M-AUDIOの生産を完了したイヤホン「IEシリーズ」の試聴展示なども行われている。
■B&W
B&Wから10月に発売されたフラグシップモデル「P7」が注目を集める。これまで「P5」「P3」と展開してきたブランドから、オーバーイヤータイプの最上位機が登場。「P5からヘッドホンを作り続けてきたB&Wの、スピーカー技術がさらに進化を遂げてヘッドホンに落とし込まれている」と展示スタッフが説明するように、例えばスピーカーのフロントバッフルと同じ構造を採用するバッフルプレートには、強固で振動しにくい特性を持つポリマー材を用いることで共振を低減している。エンクロージャー内部にダンピング材を設け、内部の反響を制御・抑制しながら音のカラーレーションと歪みも軽減する技術についても、スピーカーの開発から得た技術をヘッドホンに応用している。
ドライブユニットのフレーム背面はスリットを設けて、ユニットの後部に流れる気流をコントロールすることで、均一なピストン動作を可能にする技術もP7から搭載されている。同社では本機を「モバイルHiFiヘッドホン」と称して、その高音質を強くアピールする。ケーブルは着脱式で、イヤーパッドを外すと端子が露出。P5の専用ケーブルなどとリケーブルが行える。
他にもP3のカラーバリエーションやP5の試聴機も用意。11月発売予定のP3のレッドモデルは残念ながら今回のイベントには間に合わなかったが、レッドが揃って全4色が今冬から展開される。
■DENON
ヘッドホンの高音質シリーズ“Music Maniac”を含む4つのライフスタイルシリーズを中心にリスニング展示を行っている。
新製品にはブランド最上位のDJヘッドホン「DP-HP1000」が展示されている。海外で先行発売されていたヘッドホンで、このたび11月下旬から国内での販売もスタートする。価格はオープンだが、16,800円前後での販売が想定されている。
ハウジングは密閉型で、53mmの大口径ドライバーを搭載。インピーダンスは36Ω、音圧レベルは最大105dB/mW、再生周波数帯域は5Hz〜33kHz。ケーブルは着脱式で片出しカールコード仕様。本体はフレキシブルな回転機構を採用し、折り畳み機構によりポータビリティも高めた。
■LUXMAN
最上位のUSB-DAC「D-06」を中心に、ヘッドホンアンプのラインナップが試聴可能だ。D-06はUSB経由で、最大384kHz/32bitのPCMデータと、DSDデータ(2.82M、5.64MHz)に対応した点も注目を浴びている。DA-200、M-200などコンパクトなコンポーネントとPCによるハイレゾ音源のスピーカーリスニングコーナーも注目を集めていた。
■ニューマークジャパンコーポレーション
同社のブースで注目を集めていたのは、AKAIブランドから商品化に向けて開発が進められているヘッドホンの試作機だ。密閉型のハウジングを採用しており「モニターヘッドホンに近い、バランスと解像感の高いサウンドが特徴」(展示スタッフ)という。AKAIのMPCサンプラーのシリーズネームに合わせて、ヘッドホンもMPCのロゴがハウジング外側にデザインされている。発売時期は来年が予定されており、価格は未定。
他にはDJを招いてターンテーブルをNumarkのヘッドホン「RED WAVE」につなぎ、“サイレントパーティー”のリスニングが行えるコーナーや、M-AUDIOの生産を完了したイヤホン「IEシリーズ」の試聴展示なども行われている。