DALIのBluetoothスピーカーも参考出展
<TIAS>デノン、最高峰ディスクプレーヤー「DCD-SX1」を披露/フォステクス、新旗艦スピーカー「G2000a」
11月2日より東京・有楽町の国際フォーラムで開催されている「2013 東京インターナショナルオーディオショウ」。本記事ではデノン/DALIとフォステクスのブースの模様をお伝えする。
■デノン/DALI
デノン/DALIのブースで展示とデモのメインに据えられていたのはやはり、先日発売されたディスクプレーヤーの新フラグシップ「DCD-SX1」(関連ニュース)であった。
DCD-SX1は、超低位相雑音水晶発振器(クリスタル)の新採用と専用の安定発振サポート回路の開発により、新世代マスタークロックモジュール「Advanced Master Clock Core」を実現し、価格を抑えながら従来モデルを凌駕する再現性を手中としたモデルとなる。5.6MHz DSDの再生にも対応したUSB-DACを搭載し、さらにUSB入力を含むデジタル入力をマスタークロックで制御する「HD Master Ckock Design」を可能とした点にも注目が集まる。
デノン伝統の砂型アルミベースやさらに進化したAdvanced S.V.H. Mechanismによる高剛性かつ低重心な新型メカエンジンなど、アナログ的な追い込みも徹底された。会場では筐体内部の公開に加え、本機のメインパーツの展示も行われた。
DCD-SX1は、いち早くPCM録音を手がけたデノンの30年にわたるディスクプレーヤーの歴史を集大成となるモデルである点も強調されてきた。ブースでは「DCD-1800」「DCD-S1」など、デノンのディスクプレーヤーの歴史で重要な位置づけとなる製品の展示も行われた。
ほかにも、デノンのHi-Fiコンポーネントが多数出展。DSD 5.6MHzや192kHz/24bit PCMのUSB入力に対応したSACDプレーヤー「DSD-1500RE」とハイエンド・ヘッドホン「AH-D7100」を組み合わせたデモなどが行われていた。
デノンのプレーヤー/アンプと組み合わされていたのが、同じくディーアンドエムホールディングスが取り扱うDALIのスピーカーシステムだ。今年2月に発売された最上位シリーズ“EPICON”のスピーカーシステム「EPICON 8」や、同シリーズの姉妹機「EPICON 6」などのトップエンドモデルが、デノンのコンポーネントとの組み合わせで鳴らされていた。
DALIのBluetoothオーディオシステム「KUBIK FREE」も参考出展された。本機はモノラルタイプのオーディオシステムで、Bluetooth接続したスマートフォンやオーディオプレーヤーの音源をワイヤレスで再生することができる。アンプ非内蔵のパッシブ型「KUBIK EXTRA」も用意され、「KUBIK FREE」と組み合わせてのステレオ再生も可能となる。
そのほか、DALI創業30周年を記念したスペシャルエディション「MENTOR MENUET SE」やZENSORシリーズのスピーカーシステムなども展示されていた。また、ディーアンドエムが取り扱うKIMBER CABLEの各種ケーブルも出展された。
■フォステクス
フォステクス・ブースで注目が集まったのは、10月末に発売された同社最上位となるスピーカーシステム「G2000a」だ(関連ニュース)。2008年発売の「G2000」の後継機となる本機は、ミッドレンジに新開発の高剛性10cmHR形状純マグネシウム振動板(純度99.9%)を採用した。
内部損失が大きく余計な付帯が少ない純マグネシウムと、合成を高めながら共振を分散させるHR形状を組み合わせたこの振動板により、ミッドレンジの音響特性を向上させた。ブースでは従来モデル「G2000」との比較試聴も行われた。
加えて、フォステクス・ブースのデモの中心となったのが、フロア型「GX250MG」(関連ニュース)とブックシェル型「GX100 Limited」(関連ニュース)だ。「GX250MG」はGXシリーズの最上位モデルで、99.9%マグネシウム振動板を採用したユニットをミッドレンジに搭載する。「GX100 Limited」は今年5月に発売されたモデルで、ウーファーに高剛性HR形状純マグネシウム振動板を採用し、専用ベースボードも付属する。
ブースには先日発表されたUSB-DAC/ヘッドホンアンプの新製品「HP-A4」(関連ニュース)や上位モデル「HP-A8」も展示。そのほか、同社のスピーカーシステムを多数出展していた。
■デノン/DALI
デノン/DALIのブースで展示とデモのメインに据えられていたのはやはり、先日発売されたディスクプレーヤーの新フラグシップ「DCD-SX1」(関連ニュース)であった。
DCD-SX1は、超低位相雑音水晶発振器(クリスタル)の新採用と専用の安定発振サポート回路の開発により、新世代マスタークロックモジュール「Advanced Master Clock Core」を実現し、価格を抑えながら従来モデルを凌駕する再現性を手中としたモデルとなる。5.6MHz DSDの再生にも対応したUSB-DACを搭載し、さらにUSB入力を含むデジタル入力をマスタークロックで制御する「HD Master Ckock Design」を可能とした点にも注目が集まる。
デノン伝統の砂型アルミベースやさらに進化したAdvanced S.V.H. Mechanismによる高剛性かつ低重心な新型メカエンジンなど、アナログ的な追い込みも徹底された。会場では筐体内部の公開に加え、本機のメインパーツの展示も行われた。
DCD-SX1は、いち早くPCM録音を手がけたデノンの30年にわたるディスクプレーヤーの歴史を集大成となるモデルである点も強調されてきた。ブースでは「DCD-1800」「DCD-S1」など、デノンのディスクプレーヤーの歴史で重要な位置づけとなる製品の展示も行われた。
ほかにも、デノンのHi-Fiコンポーネントが多数出展。DSD 5.6MHzや192kHz/24bit PCMのUSB入力に対応したSACDプレーヤー「DSD-1500RE」とハイエンド・ヘッドホン「AH-D7100」を組み合わせたデモなどが行われていた。
デノンのプレーヤー/アンプと組み合わされていたのが、同じくディーアンドエムホールディングスが取り扱うDALIのスピーカーシステムだ。今年2月に発売された最上位シリーズ“EPICON”のスピーカーシステム「EPICON 8」や、同シリーズの姉妹機「EPICON 6」などのトップエンドモデルが、デノンのコンポーネントとの組み合わせで鳴らされていた。
DALIのBluetoothオーディオシステム「KUBIK FREE」も参考出展された。本機はモノラルタイプのオーディオシステムで、Bluetooth接続したスマートフォンやオーディオプレーヤーの音源をワイヤレスで再生することができる。アンプ非内蔵のパッシブ型「KUBIK EXTRA」も用意され、「KUBIK FREE」と組み合わせてのステレオ再生も可能となる。
そのほか、DALI創業30周年を記念したスペシャルエディション「MENTOR MENUET SE」やZENSORシリーズのスピーカーシステムなども展示されていた。また、ディーアンドエムが取り扱うKIMBER CABLEの各種ケーブルも出展された。
■フォステクス
フォステクス・ブースで注目が集まったのは、10月末に発売された同社最上位となるスピーカーシステム「G2000a」だ(関連ニュース)。2008年発売の「G2000」の後継機となる本機は、ミッドレンジに新開発の高剛性10cmHR形状純マグネシウム振動板(純度99.9%)を採用した。
内部損失が大きく余計な付帯が少ない純マグネシウムと、合成を高めながら共振を分散させるHR形状を組み合わせたこの振動板により、ミッドレンジの音響特性を向上させた。ブースでは従来モデル「G2000」との比較試聴も行われた。
加えて、フォステクス・ブースのデモの中心となったのが、フロア型「GX250MG」(関連ニュース)とブックシェル型「GX100 Limited」(関連ニュース)だ。「GX250MG」はGXシリーズの最上位モデルで、99.9%マグネシウム振動板を採用したユニットをミッドレンジに搭載する。「GX100 Limited」は今年5月に発売されたモデルで、ウーファーに高剛性HR形状純マグネシウム振動板を採用し、専用ベースボードも付属する。
ブースには先日発表されたUSB-DAC/ヘッドホンアンプの新製品「HP-A4」(関連ニュース)や上位モデル「HP-A8」も展示。そのほか、同社のスピーカーシステムを多数出展していた。