Windows 8.1搭載機器で利用可能
マイクロソフト、Windows向け音楽サービス「Xbox Music」国内でも開始へ
日本マイクロソフト(株)は本日、記者向けイベント「New Windows Media Briefing」を開催。その中で、Windows 8.1/RT 8.1搭載機器向けの有料音楽配信サービス「Xbox Music」を開始することを発表した。
同社 執行役常務 コンシューマー&パートナーブループ担当 香山春明氏は、「マイクロソフトは世界中でデバイス&サービスの変革に取り組んでいる。今回のXbox Musicで日本国内におけるエンターテイメント系サービスを強化し、さらにWindowsを楽しめる環境を作っていく」と語った。
Xbox Musicは2012年10月から世界22カ国でスタートしているサービスで、今回国内での提供が正式に決定した格好。ただし具体的なスタート時期は未定で、参加パートナーについても明らかにされていない。
■Xbox Musicの概要 − MP3/320kbps/DRMフリーで配信
Windows 8.1のメニューにある「ミュージック」をタッチすると、アプリ「Xbox Music」が立ち上がり、音楽を購入したり、再生したりすることができる。同アプリはWindows 8.1のタッチ操作に最適化されており、直感的に操作が行える。
Xbox Musicのメニューの「コレクション」からは、購入済み楽曲やリッピングした楽曲を再生可能。また音楽配信サービスを利用するには「見つけよう」をタップする。するとアーティスト別やアルバム別など、様々な方法で配信楽曲を探すことができる。曲情報以外にも、アーティストのバイオグラフィーや人気楽曲の情報、関連アーティストなどを表示できる。
また同アプリはbingのスマート検索にも統合されており、Windows 8.1のUIと連携して音楽を快適に検索することが可能。楽曲を再生しながらそのアーティストについて調べる、などといった使い方もできる。
配信楽曲数は全世界で約3,000万曲だが、国内で配信される楽曲数は、後日サービスを正式発表する際にアナウンスする予定。1曲あたりの価格は150円〜200円が中心で、曲単位だけでなくアルバム単位での購入も可能だ。楽曲のファイル形式はMP3で、ビットレートは320kbps(一部楽曲はビットレートが異なる)。DRMフリーで提供する。なお、すべての配信楽曲を対象に30秒間の試聴が行える。
決済については、マイクロソフトアカウントを持っていれば、同アカウントに紐づけられたクレジットカードで行える。またプリペイドのWindowsストアギフトカードで決済することも可能。なお、楽曲ファイルは購入操作を行ったデバイス内にダウンロードされるが、購入情報が同一Windowsアカウントでマルチデバイスに自動同期されるというような仕組みはない。
■サブスクリプション型サービスも検討
業務執行役員 Windows本部 本部長 藤本恭史氏は、Xbox Musicについて「Windows PCを仕事やプライベートで使用する中で、新しい音楽と出会える仕組みを詰め込んだ。ただ音楽を検索して購入するだけではなく、WindowsのUIならではの音楽の楽しみ方が可能なサービスを作り上げた。タブレットなどのモバイルデバイスから、デスクトップPCなどの大型デバイスまで対応するWindows 8.1向けのサービスとすることで、利用シーンにあわせた様々なデバイスでXbox Musicを利用できることも強み。よりリッチなユーザーエクスペリエンスを提供していきたい」と語った。
Xbox プロダクト マーケティンググループ シニアマネージャーの井上正之氏は「国内サービス開始時には日本のユーザーにとって魅力的な楽曲を揃える。WindowsのUIによって深い音楽体験を提供することで、多くのユーザーにより音楽を楽しんで頂けるようにしたい」とした。
なお、海外では月額定額制で聴き放題となるサブスクリプション型サービスも展開している。同サービスについて尋ねられた井上氏は「日本ではまずダウンロード型サービスを展開し、その後、よりよいサービスを検討していきたい」とコメントした。
また、海外ではiOSやAndroid向けのXbox Musicアプリを展開している。これについても「海外ではサブスクリプション型サービスの受け手としてクロスプラットフォームでアプリ展開している。日本ではサブスクリプション型サービスの実施を含め、今後展開していきたい」と述べた。
■音楽シーン全体を盛り上げていく
なお同社は、年末にロッキング・オン主催の音楽フェス「COUNTDOWN JAPAN 13/14」に特別協賛することも発表。藤本氏は「積極的に音楽シーンを盛り上げ、音楽と人の距離感をもっと縮めていきたい」と語った。フェス会場では最新のWindows PCやタブレットのタッチ&トライコーナーを設置するという。
また、12月初旬には、同イベントに出演する170組のアーティスト情報を閲覧できる専用アプリをWindowsストアで提供開始する。藤本氏は「ぜひこのアプリでアーティスト情報を観ながらイベントを楽しんでほしい」とアピールした。
最後に香山氏は「今季は特に様々なニーズにこたえられる圧倒的なWindows 8.1搭載デバイス群をラインナップしており、コンシューマーのみなさまにとっては最新のPC/タブレットPC購入に最高のタイミングではないかと思う。マイクロソフトはこれからも、デバイスとサービスで素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供し続けたい」と結んだ。
同社 執行役常務 コンシューマー&パートナーブループ担当 香山春明氏は、「マイクロソフトは世界中でデバイス&サービスの変革に取り組んでいる。今回のXbox Musicで日本国内におけるエンターテイメント系サービスを強化し、さらにWindowsを楽しめる環境を作っていく」と語った。
Xbox Musicは2012年10月から世界22カ国でスタートしているサービスで、今回国内での提供が正式に決定した格好。ただし具体的なスタート時期は未定で、参加パートナーについても明らかにされていない。
■Xbox Musicの概要 − MP3/320kbps/DRMフリーで配信
Windows 8.1のメニューにある「ミュージック」をタッチすると、アプリ「Xbox Music」が立ち上がり、音楽を購入したり、再生したりすることができる。同アプリはWindows 8.1のタッチ操作に最適化されており、直感的に操作が行える。
Xbox Musicのメニューの「コレクション」からは、購入済み楽曲やリッピングした楽曲を再生可能。また音楽配信サービスを利用するには「見つけよう」をタップする。するとアーティスト別やアルバム別など、様々な方法で配信楽曲を探すことができる。曲情報以外にも、アーティストのバイオグラフィーや人気楽曲の情報、関連アーティストなどを表示できる。
また同アプリはbingのスマート検索にも統合されており、Windows 8.1のUIと連携して音楽を快適に検索することが可能。楽曲を再生しながらそのアーティストについて調べる、などといった使い方もできる。
配信楽曲数は全世界で約3,000万曲だが、国内で配信される楽曲数は、後日サービスを正式発表する際にアナウンスする予定。1曲あたりの価格は150円〜200円が中心で、曲単位だけでなくアルバム単位での購入も可能だ。楽曲のファイル形式はMP3で、ビットレートは320kbps(一部楽曲はビットレートが異なる)。DRMフリーで提供する。なお、すべての配信楽曲を対象に30秒間の試聴が行える。
決済については、マイクロソフトアカウントを持っていれば、同アカウントに紐づけられたクレジットカードで行える。またプリペイドのWindowsストアギフトカードで決済することも可能。なお、楽曲ファイルは購入操作を行ったデバイス内にダウンロードされるが、購入情報が同一Windowsアカウントでマルチデバイスに自動同期されるというような仕組みはない。
■サブスクリプション型サービスも検討
業務執行役員 Windows本部 本部長 藤本恭史氏は、Xbox Musicについて「Windows PCを仕事やプライベートで使用する中で、新しい音楽と出会える仕組みを詰め込んだ。ただ音楽を検索して購入するだけではなく、WindowsのUIならではの音楽の楽しみ方が可能なサービスを作り上げた。タブレットなどのモバイルデバイスから、デスクトップPCなどの大型デバイスまで対応するWindows 8.1向けのサービスとすることで、利用シーンにあわせた様々なデバイスでXbox Musicを利用できることも強み。よりリッチなユーザーエクスペリエンスを提供していきたい」と語った。
Xbox プロダクト マーケティンググループ シニアマネージャーの井上正之氏は「国内サービス開始時には日本のユーザーにとって魅力的な楽曲を揃える。WindowsのUIによって深い音楽体験を提供することで、多くのユーザーにより音楽を楽しんで頂けるようにしたい」とした。
なお、海外では月額定額制で聴き放題となるサブスクリプション型サービスも展開している。同サービスについて尋ねられた井上氏は「日本ではまずダウンロード型サービスを展開し、その後、よりよいサービスを検討していきたい」とコメントした。
また、海外ではiOSやAndroid向けのXbox Musicアプリを展開している。これについても「海外ではサブスクリプション型サービスの受け手としてクロスプラットフォームでアプリ展開している。日本ではサブスクリプション型サービスの実施を含め、今後展開していきたい」と述べた。
■音楽シーン全体を盛り上げていく
なお同社は、年末にロッキング・オン主催の音楽フェス「COUNTDOWN JAPAN 13/14」に特別協賛することも発表。藤本氏は「積極的に音楽シーンを盛り上げ、音楽と人の距離感をもっと縮めていきたい」と語った。フェス会場では最新のWindows PCやタブレットのタッチ&トライコーナーを設置するという。
また、12月初旬には、同イベントに出演する170組のアーティスト情報を閲覧できる専用アプリをWindowsストアで提供開始する。藤本氏は「ぜひこのアプリでアーティスト情報を観ながらイベントを楽しんでほしい」とアピールした。
最後に香山氏は「今季は特に様々なニーズにこたえられる圧倒的なWindows 8.1搭載デバイス群をラインナップしており、コンシューマーのみなさまにとっては最新のPC/タブレットPC購入に最高のタイミングではないかと思う。マイクロソフトはこれからも、デバイスとサービスで素晴らしいユーザーエクスペリエンスを提供し続けたい」と結んだ。