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新開発イメージプロセッサーなども搭載

ソニー、同社初のNFC/超解像ズーム対応業務用カムコーダー

公開日 2013/12/11 18:00 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、1/2.8型 フルHD Exmor 3CMOSイメージセンサーを搭載し、1080/60pのAVCHD 2.0での撮影に対応した、ハンディータイプのメモリーカムコーダー“NXCAM”「HXR-NX3」を2014年1月22日に発売する。価格は378,000円(税込)。

HXR-NX3

撮像素子は上記のように総有効画素 約207万(16:9)の1/2.8型、3CMOSイメージセンサーで、RGBを個別のイメージサーで捉えることにより、高解像度、高感度、広いダイナミックレンジと高度な色再現性を実現するとしている。

イメージプロセッサーは新開発したもので、進化したノイズ低減技術や歪み補正技術などによって、解像度を向上させたほか、低照度ノイズを改善した。

レンズはGレンズで、ズーム倍率は光学20倍(35mm換算 28.8mm〜576mm)。さらに、同社製業務用カムコーダーとして初めて、超解像によるクリアイメージズーム機能を搭載。解像感を保ったまま最大40倍(35mm換算 28.8mm〜1152mm)の高倍率ズームを実現した。

モニターサイズは3.5インチ。そのほか照射距離1m時で約200ルクスの明るさを持つLEDライトも搭載している。

同社の業務用カムコーダーとして初めてNFC(Near Field Communication)に対応。スマートフォンやタブレットとワンタッチでWi-Fi接続できるほか、アプリ「PlayMemories Mobile」を利用すれば、映像転送、撮影前のアングル確認、録画中のモニタリング、カメラのリモコン操作(録画モード/手ブレ補正/画角設定)が行える。

なお、MP4映像(720p 3Mbps)とAVCHD(1080,/60p記録時以外)の同時記録に対応。ファイルサイズの小さなMP4映像をPlayMemories Mobileで転送するなどといった使い方ができる。

メモリーカードスロットを2つ装備。本体にある2つの録画ボタンを使い分け、映像記録を各メモリーカードへ個別に割り振る個別記録ができるほか、SDカードを2枚使用した場合には、2枚のカードへの同時記録や、メモリーカードを入れ替えながら連続収録するリレー記録にも対応する。なお、上記MP4とAVCHDの同時記録は2つのメモリー間での同時記録および、リレー記録に対応していない。

スロー&クイックモーション機能も搭載。フルHD画質でスローモーション、クイックモーションの映像を手軽に撮影できる。また、録画フォーマットを1080/24pに、フレームレートを60fpsに設定すると、2.5倍のスローモーションで記録可能。録画フォーマットを1080/60pに、フレームレートを1fpsに設定すると60倍速のクイックモーションで収録できるため、タイムラプス効果を得ることもできる。

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