2014年新モデル4シリーズを発表
【CES】シャープ、4K相当表示「Q+」など新AQUOS − WiSA対応のハイレゾ伝送プレーヤーも
シャープは、CES 2014のプレスカンファレンスにて、2014年のAQUOS新モデル4シリーズを発表した。
今回発表したモデルは、価格が高いものから順に、4Kパネル搭載のフラグシップシリーズ、Quattron+パネルを搭載した「UQ」シリーズ、通常のQuattronパネルを搭載したシリーズ、そしてフルHDパネルを搭載したシリーズの、計4シリーズ。このうち最も時間を割いて紹介されたのはQuattron+パネルを搭載した「UQ」シリーズだ。
■4K相当画質を実現する「Quattron+」
UQシリーズが搭載したQuattron+パネルは、国内における「クアトロン プロ」パネルと同様。クアトロンパネルが備える4色のサブピクセルを活用し、駆動を工夫することによって上下/左右ともに解像度を高め、フルHDパネルながら4Kパネルに近い解像感を実現する。
サブピクセルの数は1,600万で、4K映像信号を表示できるほか、4Kへのアップスケーラーも内蔵する。デザインにも気を配り、チタン・アルミ・フレームを搭載。また画面が非常に明るいこと、240Hzのネイティブリフレッシュレートを実現したこと、3Dに対応していることなども特徴だ。また音声については、35Wの音声出力を装備。Bluetoothにも対応している。
UQシリーズの画面サイズは60/70/80型を用意し、3月から出荷を開始する。THXの認定も取得している。
本機の概要を紹介したSHARP ELECTRONICS MARKETING COMPANY OF AMERICAの戦略的製品マーケティング分野担当シニアバイスプレジデント、Jim Sanduski氏は、「4Kテレビが買える価格は出さずに、4Kコンテンツを楽しみたいと考えているユーザーは多い」と述べ、UQシリーズについて「こういった要望を叶えるゲームチェンジャーだ」と紹介した。
■HEVCコーデック対応の4Kテレビも今夏発売
ネイティブ4Kパネルを備えたシリーズは、世界初のTHX 4Kディスプレイ認定を受けた製品として訴求する。HDMIは4系統で、すべてHDMI 2.0に対応。HEVCコーデックもサポートする。サイズは60/70型の2サイズで、今夏出荷を開始する。
4Kモデルはシルバー・アルミ・フレームを搭載。DUOBASSサブウーファーと、前面を向いた2ウェイスピーカーも搭載している。また3Dにも対応した。
通常のクアトロンパネルを搭載したのは「Qシリーズ」。60型と70型の2サイズをラインナップし、2月から出荷を始める。通常のフルHDパネルに比べ、サブピクセルが33%多い。パネル駆動は240Hz。スマートテレビ機能では、新たな「SmartCentral」を搭載した。
通常のフルHDモデルは、60/70/80/90型の4サイズを用意した。この1月から出荷を開始する。スマートテレビ機能として、新しくなった「SmartCentral」機能を搭載。デュアルコアプロセッサーも備える。また壁紙モード、TV/ウェブの2画面モードなども利用できる。HDMIは4系統、USBは2系統となる。
SHARP ELECTRONICSの会長兼CEOである大澤敏志氏は、同社の事業がBtoB、部品、コンシューマーの3つの柱から成ることを紹介。このうちイメージ事業については、北米における60インチ以上のテレビ市場で55%のシェアを持つことを紹介。この数年で、60インチ以上のテレビを最も多く販売したマニュファクチャラーであるとも述べ、同社が大画面に強いことを改めて強調した。
さらに部品については、IGZO技術の先進性を改めてアピール。世界で初めてIGZOの大量生産を実現したメーカーであることを改めて紹介し、日本ではすでにAQUOS Phone、AQUOS PadなどにIGZOを搭載していることも説明した。「IGZOはディスプレイの世界を変える」と述べ、今後も引きつづき開発・生産に注力する姿勢を示した。
続いて登壇したSHARP ELECTRONICS MARKETING COMPANY OF AMERICAのプレジデント、John Herrington氏は、街頭で人々がテレビに何を求めているか尋ねたビデオを上映。様々な回答が出た中、同氏は人々の要求について、おおむね「大きさ、画質、スマートテレビ機能、デザイン」の4点に集約できるとし、2014年の新製品は、これらにしっかりと対応した製品群であるとアピールした。
スマートテレビ機能「SmartCentral」は、VODやCATVなど、様々な種類のコンテンツをまとめて表示することが可能。検索なども横串を刺して行える。またコンテンツのメタデータもかんたんに確認できる。さらにタブレットとの連携機能も充実させ、タブレットをリモコンとして使ったり、動画を共有したりすることができる。
■ハイレゾをワイヤレス伝送できるユニバーサルプレーヤーも発表
発表会の終盤では、新たなユニバーサルプレーヤーも紹介した。SACDも再生可能なBDプレーヤーで、WiSA(Wireless SPEAKER & AUDIO)規格に対応し、96kHz/24ビットのロスレス音声をトランスミッターから無線伝送できることが特徴。7.1chまで対応する。今年の晩春に登場する、WiSA対応のスピーカーで無線伝送された音声を再生することが可能だ。
また本機は、動画についても、WirelessHDにより1080pの映像を無線伝送することが可能だ。
今回発表したモデルは、価格が高いものから順に、4Kパネル搭載のフラグシップシリーズ、Quattron+パネルを搭載した「UQ」シリーズ、通常のQuattronパネルを搭載したシリーズ、そしてフルHDパネルを搭載したシリーズの、計4シリーズ。このうち最も時間を割いて紹介されたのはQuattron+パネルを搭載した「UQ」シリーズだ。
■4K相当画質を実現する「Quattron+」
UQシリーズが搭載したQuattron+パネルは、国内における「クアトロン プロ」パネルと同様。クアトロンパネルが備える4色のサブピクセルを活用し、駆動を工夫することによって上下/左右ともに解像度を高め、フルHDパネルながら4Kパネルに近い解像感を実現する。
サブピクセルの数は1,600万で、4K映像信号を表示できるほか、4Kへのアップスケーラーも内蔵する。デザインにも気を配り、チタン・アルミ・フレームを搭載。また画面が非常に明るいこと、240Hzのネイティブリフレッシュレートを実現したこと、3Dに対応していることなども特徴だ。また音声については、35Wの音声出力を装備。Bluetoothにも対応している。
UQシリーズの画面サイズは60/70/80型を用意し、3月から出荷を開始する。THXの認定も取得している。
本機の概要を紹介したSHARP ELECTRONICS MARKETING COMPANY OF AMERICAの戦略的製品マーケティング分野担当シニアバイスプレジデント、Jim Sanduski氏は、「4Kテレビが買える価格は出さずに、4Kコンテンツを楽しみたいと考えているユーザーは多い」と述べ、UQシリーズについて「こういった要望を叶えるゲームチェンジャーだ」と紹介した。
■HEVCコーデック対応の4Kテレビも今夏発売
ネイティブ4Kパネルを備えたシリーズは、世界初のTHX 4Kディスプレイ認定を受けた製品として訴求する。HDMIは4系統で、すべてHDMI 2.0に対応。HEVCコーデックもサポートする。サイズは60/70型の2サイズで、今夏出荷を開始する。
4Kモデルはシルバー・アルミ・フレームを搭載。DUOBASSサブウーファーと、前面を向いた2ウェイスピーカーも搭載している。また3Dにも対応した。
通常のクアトロンパネルを搭載したのは「Qシリーズ」。60型と70型の2サイズをラインナップし、2月から出荷を始める。通常のフルHDパネルに比べ、サブピクセルが33%多い。パネル駆動は240Hz。スマートテレビ機能では、新たな「SmartCentral」を搭載した。
通常のフルHDモデルは、60/70/80/90型の4サイズを用意した。この1月から出荷を開始する。スマートテレビ機能として、新しくなった「SmartCentral」機能を搭載。デュアルコアプロセッサーも備える。また壁紙モード、TV/ウェブの2画面モードなども利用できる。HDMIは4系統、USBは2系統となる。
SHARP ELECTRONICSの会長兼CEOである大澤敏志氏は、同社の事業がBtoB、部品、コンシューマーの3つの柱から成ることを紹介。このうちイメージ事業については、北米における60インチ以上のテレビ市場で55%のシェアを持つことを紹介。この数年で、60インチ以上のテレビを最も多く販売したマニュファクチャラーであるとも述べ、同社が大画面に強いことを改めて強調した。
さらに部品については、IGZO技術の先進性を改めてアピール。世界で初めてIGZOの大量生産を実現したメーカーであることを改めて紹介し、日本ではすでにAQUOS Phone、AQUOS PadなどにIGZOを搭載していることも説明した。「IGZOはディスプレイの世界を変える」と述べ、今後も引きつづき開発・生産に注力する姿勢を示した。
続いて登壇したSHARP ELECTRONICS MARKETING COMPANY OF AMERICAのプレジデント、John Herrington氏は、街頭で人々がテレビに何を求めているか尋ねたビデオを上映。様々な回答が出た中、同氏は人々の要求について、おおむね「大きさ、画質、スマートテレビ機能、デザイン」の4点に集約できるとし、2014年の新製品は、これらにしっかりと対応した製品群であるとアピールした。
スマートテレビ機能「SmartCentral」は、VODやCATVなど、様々な種類のコンテンツをまとめて表示することが可能。検索なども横串を刺して行える。またコンテンツのメタデータもかんたんに確認できる。さらにタブレットとの連携機能も充実させ、タブレットをリモコンとして使ったり、動画を共有したりすることができる。
■ハイレゾをワイヤレス伝送できるユニバーサルプレーヤーも発表
発表会の終盤では、新たなユニバーサルプレーヤーも紹介した。SACDも再生可能なBDプレーヤーで、WiSA(Wireless SPEAKER & AUDIO)規格に対応し、96kHz/24ビットのロスレス音声をトランスミッターから無線伝送できることが特徴。7.1chまで対応する。今年の晩春に登場する、WiSA対応のスピーカーで無線伝送された音声を再生することが可能だ。
また本機は、動画についても、WirelessHDにより1080pの映像を無線伝送することが可能だ。