装着性や機能を大幅に改良
エプソン、スマートグラス“MOVERIO”「BT-200」 − 大幅軽量化しMiracast対応、アプリストアも
エプソンは、スマートグラス“MOVERIO”の新モデルとして、基本性能やデザインをブラッシュアップし、外部入力を強化した2モデルを2014年4月に発売する。ラインナップは「BT-200」(予想実売価格7万円前後)と、Miracast対応HDMIアダプターがセットになった「BT-200AV」(予想実売価格9万円前後)。
“MOVERIO”は、映像を表示する画面と周囲の状況が同時に確認できる「シースルー表示」に対応したヘッドセットと、Android OSを搭載したコントローラーで構成されている。先日のCESで登場していたモデルが国内発表された格好(関連ニュース)。
新モデルの特徴は、デザイン変更と大幅な軽量化を実現したこと、MiracastやBluetooth対応など外部機器との接続性を強化したこと、ジャイロセンサーやGPS、カメラなどを搭載したこと、および専用アプリの開発SDKを提供し、アプリストアも用意することだ。以下に詳細を見ていこう。
■外観デザイン
スクエアな印象だった前モデルから、スマートなデザインにブラッシュアップ。質量も従来機の約3分の1となる88g(ヘッドセット部のみ/ケーブル等含まず)まで軽量化した。コントローラー部もタッチパッド部の面積を広げ、使い勝手を高めた。
ヘッドセットは、前モデルと同じ高温ポリシリコンTFT液晶採用の0.42型ワイド液晶を左右に内蔵。解像度も全モデルと同じでQHD(960×540ピクセル)となる。表示される映像の画角は約23度、色表示は24bitをカバーする。20mの仮想視聴距離で320型相当、2.5m先の仮想視聴距離で40型の画面表示が可能だ。
前面には取り外し可能なシェードが装着でき、画面の暗さをコントロールすることができる。シェードはノーマルタイプとダークタイプの2種類が付属。シェードを外すとディスプレイ部分はほぼ完全に透明になり、より周囲の環境が見やすくなる。もちろんフィルターを外した状態でも映像視聴を楽しむことが可能だ。
度付きレンズをセットできるレンズホルダーも同梱。眼鏡取扱店で度付きレンズを購入し、装着することで、視力が悪い場合でも、本機のみで快適な視聴が行える。
コントローラー部はAndroidOS 4.0を搭載。後述の「Epson Moverio Apps Market」からAndroidアプリをダウンロードして使用することもできる。8GBメモリを内蔵するほか、microSDスロットを用意し、保存されたファイルを再生して楽しめる。外形寸法は55W×120H×19Dmm(突起部含まず)/質量124g。
音声は4極ミニジャックにイヤホンを挿して聴くスタイル。再生可能な音声フォーマットはWAV/MP3/AACに加え、Dolby Digitalでサラウンド再生にも対応する。
電源はリチウムポリマーバッテリーで、約6時間の連続動画再生が可能だ。
■外部機器との接続 − MiracastやBluetoothに対応
再生対応動画フォーマットはMP4/MPEG2。3D映像の再生にも対応(サイドバイサイド方式)する。動画はもちろん、静止画(JPEG/PNG/BMP/GIF)の表示も行える。
Miracastに対応し、対応スマホ/タブレット内のコンテンツをワイヤレスで本機に飛ばして視聴が可能。「BT-200AV」は付属のMiracast対応HDMIアダプターにより、Miracast非対応のBDレコーダー内の録画番組などを本機に伝送し、再生することができる。また、逆にBT-200側の映像をテレビに転送することも可能だ。さらにネットワーク関連ではDLNAにも対応している。
なお、現時点ではiOS端末との接続については想定していないとのこと。さらに「BT-200」「BT-200AV」ともにCPRMやDTCP-IPには非対応のため、microSDカード内のデジタル番組視聴や、DLNA経由でのデジタル番組視聴などは行えない。
Bluetooth ver.3.0に対応し、スマホ内の音楽等をワイヤレスで楽しむことができる。対応プロファイルはHSP/A2DP/HID/OPP/SPP。
また、前述の「Epson Moverio Apps Market」からAndroidアプリをダウンロードして楽しむことも可能だ。当初はWebブラウザやMiracastアプリ、電卓、シューティングゲームなどのアプリが用意される予定とのこと。新モデルから搭載されたカメラやジャイロセンサー、GPS、加速度センサーなどを活用したアプリの開発も想定される。
このマーケットではユーザーやサードパーティが開発したアプリも提供される予定で、ユーザーニーズに沿ったアプリでMoverioの利用シーンをいっそう広げることも可能としている。
なおカメラは30万画素で、静止画/動画どちらの撮影も可能だ。
エプソンは本日“MOVERIO”新モデルの発表会を開催。詳細は追ってお伝えする。
“MOVERIO”は、映像を表示する画面と周囲の状況が同時に確認できる「シースルー表示」に対応したヘッドセットと、Android OSを搭載したコントローラーで構成されている。先日のCESで登場していたモデルが国内発表された格好(関連ニュース)。
新モデルの特徴は、デザイン変更と大幅な軽量化を実現したこと、MiracastやBluetooth対応など外部機器との接続性を強化したこと、ジャイロセンサーやGPS、カメラなどを搭載したこと、および専用アプリの開発SDKを提供し、アプリストアも用意することだ。以下に詳細を見ていこう。
■外観デザイン
スクエアな印象だった前モデルから、スマートなデザインにブラッシュアップ。質量も従来機の約3分の1となる88g(ヘッドセット部のみ/ケーブル等含まず)まで軽量化した。コントローラー部もタッチパッド部の面積を広げ、使い勝手を高めた。
ヘッドセットは、前モデルと同じ高温ポリシリコンTFT液晶採用の0.42型ワイド液晶を左右に内蔵。解像度も全モデルと同じでQHD(960×540ピクセル)となる。表示される映像の画角は約23度、色表示は24bitをカバーする。20mの仮想視聴距離で320型相当、2.5m先の仮想視聴距離で40型の画面表示が可能だ。
前面には取り外し可能なシェードが装着でき、画面の暗さをコントロールすることができる。シェードはノーマルタイプとダークタイプの2種類が付属。シェードを外すとディスプレイ部分はほぼ完全に透明になり、より周囲の環境が見やすくなる。もちろんフィルターを外した状態でも映像視聴を楽しむことが可能だ。
度付きレンズをセットできるレンズホルダーも同梱。眼鏡取扱店で度付きレンズを購入し、装着することで、視力が悪い場合でも、本機のみで快適な視聴が行える。
コントローラー部はAndroidOS 4.0を搭載。後述の「Epson Moverio Apps Market」からAndroidアプリをダウンロードして使用することもできる。8GBメモリを内蔵するほか、microSDスロットを用意し、保存されたファイルを再生して楽しめる。外形寸法は55W×120H×19Dmm(突起部含まず)/質量124g。
音声は4極ミニジャックにイヤホンを挿して聴くスタイル。再生可能な音声フォーマットはWAV/MP3/AACに加え、Dolby Digitalでサラウンド再生にも対応する。
電源はリチウムポリマーバッテリーで、約6時間の連続動画再生が可能だ。
■外部機器との接続 − MiracastやBluetoothに対応
再生対応動画フォーマットはMP4/MPEG2。3D映像の再生にも対応(サイドバイサイド方式)する。動画はもちろん、静止画(JPEG/PNG/BMP/GIF)の表示も行える。
Miracastに対応し、対応スマホ/タブレット内のコンテンツをワイヤレスで本機に飛ばして視聴が可能。「BT-200AV」は付属のMiracast対応HDMIアダプターにより、Miracast非対応のBDレコーダー内の録画番組などを本機に伝送し、再生することができる。また、逆にBT-200側の映像をテレビに転送することも可能だ。さらにネットワーク関連ではDLNAにも対応している。
なお、現時点ではiOS端末との接続については想定していないとのこと。さらに「BT-200」「BT-200AV」ともにCPRMやDTCP-IPには非対応のため、microSDカード内のデジタル番組視聴や、DLNA経由でのデジタル番組視聴などは行えない。
Bluetooth ver.3.0に対応し、スマホ内の音楽等をワイヤレスで楽しむことができる。対応プロファイルはHSP/A2DP/HID/OPP/SPP。
また、前述の「Epson Moverio Apps Market」からAndroidアプリをダウンロードして楽しむことも可能だ。当初はWebブラウザやMiracastアプリ、電卓、シューティングゲームなどのアプリが用意される予定とのこと。新モデルから搭載されたカメラやジャイロセンサー、GPS、加速度センサーなどを活用したアプリの開発も想定される。
このマーケットではユーザーやサードパーティが開発したアプリも提供される予定で、ユーザーニーズに沿ったアプリでMoverioの利用シーンをいっそう広げることも可能としている。
なおカメラは30万画素で、静止画/動画どちらの撮影も可能だ。
エプソンは本日“MOVERIO”新モデルの発表会を開催。詳細は追ってお伝えする。