フロンティアファクトリー、「Slingbox 350」＋HDMIコンバーターセット発売

フロンティアファクトリー（株）は、テレビやレコーダーなどの映像をインターネット経由でPCやスマホなどへ配信できる「Slingbox 350」に、独自のHDMIコンバーターを付属したセットモデル「SLINGBOX 350 HDMIセット」を3月28日に発売する。価格はオープンだが、27,600円前後での実売が予想される。

昨年12月に開発がアナウンスされていたSlingbox 350用のHDMIコンバーターが正式に製品化した格好（関連ニュース）。SlingboxシリーズはHDMI端子を搭載しておらず、レコーダー等との接続にはD端子を用いる。しかし今回のセットモデルに付属するHDMIコンバーターを使用することで、D端子非搭載のレコーダー等ともHDMI経由で接続が行えるようになる。

HDMI接続時には、利用している機器の出力設定を1080i以下に設定する必要がある。なお、シャープ製レコーダーとのHDMI接続には非対応のため、従来通りD端子接続で使用する形となる。

HDMIコンバーターの本体サイズは87W×16.5H×64.5Dmm（端子など突起部を除く）で、質量は約80g。搭載端子はHDMI入出力のほか、RCAコンポーネント映像出力とRCAオーディオ出力を備えている。給電用のmicroUSB端子も装備する。

なおこのHDMIコンバーターは、今春以降に単品発売する予定とのことだ。詳細は決定次第、同社サイトでアナウンスされる。

さらに同社では、「Slingbox 350」単体モデルの価格改定も実施する。これまでは定価19,800円（税込）だったが、4月1日以降はオープンプライスで市場想定価格が23,544円前後となる。