新ホール「CityCube」が完成
<IFA GPC>メッセ・ベルリンCEOゲーケ氏が語る「IFA2014成功への新たな取り組み」
IFA2014グローバル・プレスカンファレンスの開催3日目には、イベント主催社のメッセ・ベルリンがIFA2014の取り組みを紹介するプレスカンファレンスが開催され、昨年メッセ・ベルリンのCEOに就任したクリスチャン・ゲーケ氏がスピーチを行った。
IFA2014は、9月3日・4日のプレスデーを含む9月5日から9月10日まで、ドイツの首都ベルリンで開催される。
ゲーケ氏は1924年にスタートしたIFAが直近の10年間に「真のグローバルイベント」に成長したことを強調。その間にメッセ・ベルリン社がイベントのグローバル化のために取り組んできた3つの事柄を紹介した。
IFAに集まるジャーナリストの数を増やすとともに、“インターナショナル化”を促進して質の向上に努めた。2001年には1,000人前後だったプレス来場者を、2013年には2,360人に引き上げた。この背景には、今回開催されているグローバルプレスカンファレンスなどを通じ、イベントの魅力を積極的にジャーナリストへ伝えてきたことがある。
またトレードビジターの来場者増と国際化にも注力してきた。「私たちメッセ・ベルリンにとって大きな顧客のひとつは出展企業だが、彼らにとってイベントに多くのトレードビジターが集まり、ビジネスのミーティングポイントとしてIFAを活用することも重要。だからこそ、トレードビジターの数と質を、ともに高めることにも力を注いできた」(ゲーケ氏)。現在はヨーロッパからだけでなく、UAEや中国、トルコや韓国など、中東・アジア地域からも多くのビジネス来場者がIFAに足を運ぶようになった。
さらに第3の取り組みとして、IFAの期間中に実施されるキーノートスピーチやプレスカンファレンスなどに大手企業のトップマネージャーの登壇を推し進めてきたこともIFAの成長を促したという。ゲーケ氏は「今ではトップ企業のキーマンがIFAを重視し、イベントに長く滞在することを選択している。ジャーナリストやトレードビジターが増えたこともあり、メーカーの製品開発のサイクルが今やIFAの開催に完全同期するようになり、世界各国のクリスマスセールにも大きな影響を及ぼしている」と語った。
IFA2014のトピックスとしては、欧州のホームアプライアンスのメジャーブランドであるBSH(Bosch/Siemens)、ミーレ、エレクトロラックスとWhirlpoolグループのBauknechtが初めて出揃うことが決まった。
また今年は新ホールのCityCubeが完成したことで、メッセ・ベルリン会場の展示エリアが拡大する。2階層のフロアに分かれるCityCubeは1つの階が6,000平方メートル以上(合計12,000平方メートル以上)の巨大な展示スペースを有する建物であり、1階がメーカーのブース展示スペースとして、2階がキーノートスピーチやカンファレンスのための会場として運用される。
1階の展示スペースは今年からサムスンが入り、コンシューマーエレクトロニクスとホームアプライアンスの製品とサービスを一堂に展示する。これに伴い、サムスンが使用していたホール20には、ソニーがホール4から移動して入ることが決まっている。
さらにIFA2014のオープニングキーノートには、サムスン電子のプレジデント兼CEOであるBoo-Keun Yoon氏が登壇することも明らかにされた。
IFA2014のコニュニケーションメッセージは「Official Partner Of The Future」。ゲーケ氏は「IFA2014も参加する全ての方々に、未来に渡る成功のシナリオを提供できるイベントになるものと確信している」と語り、スピーチを結んだ。
IFA2014は、9月3日・4日のプレスデーを含む9月5日から9月10日まで、ドイツの首都ベルリンで開催される。
ゲーケ氏は1924年にスタートしたIFAが直近の10年間に「真のグローバルイベント」に成長したことを強調。その間にメッセ・ベルリン社がイベントのグローバル化のために取り組んできた3つの事柄を紹介した。
IFAに集まるジャーナリストの数を増やすとともに、“インターナショナル化”を促進して質の向上に努めた。2001年には1,000人前後だったプレス来場者を、2013年には2,360人に引き上げた。この背景には、今回開催されているグローバルプレスカンファレンスなどを通じ、イベントの魅力を積極的にジャーナリストへ伝えてきたことがある。
またトレードビジターの来場者増と国際化にも注力してきた。「私たちメッセ・ベルリンにとって大きな顧客のひとつは出展企業だが、彼らにとってイベントに多くのトレードビジターが集まり、ビジネスのミーティングポイントとしてIFAを活用することも重要。だからこそ、トレードビジターの数と質を、ともに高めることにも力を注いできた」(ゲーケ氏)。現在はヨーロッパからだけでなく、UAEや中国、トルコや韓国など、中東・アジア地域からも多くのビジネス来場者がIFAに足を運ぶようになった。
さらに第3の取り組みとして、IFAの期間中に実施されるキーノートスピーチやプレスカンファレンスなどに大手企業のトップマネージャーの登壇を推し進めてきたこともIFAの成長を促したという。ゲーケ氏は「今ではトップ企業のキーマンがIFAを重視し、イベントに長く滞在することを選択している。ジャーナリストやトレードビジターが増えたこともあり、メーカーの製品開発のサイクルが今やIFAの開催に完全同期するようになり、世界各国のクリスマスセールにも大きな影響を及ぼしている」と語った。
IFA2014のトピックスとしては、欧州のホームアプライアンスのメジャーブランドであるBSH(Bosch/Siemens)、ミーレ、エレクトロラックスとWhirlpoolグループのBauknechtが初めて出揃うことが決まった。
また今年は新ホールのCityCubeが完成したことで、メッセ・ベルリン会場の展示エリアが拡大する。2階層のフロアに分かれるCityCubeは1つの階が6,000平方メートル以上(合計12,000平方メートル以上)の巨大な展示スペースを有する建物であり、1階がメーカーのブース展示スペースとして、2階がキーノートスピーチやカンファレンスのための会場として運用される。
1階の展示スペースは今年からサムスンが入り、コンシューマーエレクトロニクスとホームアプライアンスの製品とサービスを一堂に展示する。これに伴い、サムスンが使用していたホール20には、ソニーがホール4から移動して入ることが決まっている。
さらにIFA2014のオープニングキーノートには、サムスン電子のプレジデント兼CEOであるBoo-Keun Yoon氏が登壇することも明らかにされた。
IFA2014のコニュニケーションメッセージは「Official Partner Of The Future」。ゲーケ氏は「IFA2014も参加する全ての方々に、未来に渡る成功のシナリオを提供できるイベントになるものと確信している」と語り、スピーチを結んだ。