UD20ラインとあわせ5サイズで4K展開
シャープ、50/40型の4K AQUOS「U20ライン」 ー パーソナルユースにも適した新サイズ
シャープは、50型/40型の4K AQUOS「U20ライン」2機種を9月10日に発売する。
・「LC-50U20」¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
・「LC-40U20」¥OPEN(予想実売価格23万円前後)
両モデルとも、4K(3,840×2,160)解像度の液晶パネルを採用した液晶テレビ。同社では4K対応AQUOSとして「UD20ライン」を6月から7月にかけて発売し、70/60/52型の各サイズを揃えていたが、このラインナップを広げる。
今回のU20ラインは画面サイズを小さくし、また価格も手ごろにすることで、4Kテレビのユーザー層を広げ、パーソナルユースへの拡大をねらっていく。今後同社では、4K対応AQUOSを2ライン5サイズ(70/60/52/50/40型)で展開していく。
UD20ラインの液晶パネルはシャープ製だが、U20ラインの液晶パネルは自社製ではなく、外部から調達している。パネル方式は非公表。LEDバックライトは50型が左右サイドエッジ、40型が右側だけの片側エッジ。ローカルディミングは行わない。また液晶パネルの表面処理は、UD20ラインが「モスアイパネル」の採用により、高いコントラスト感と映り込みの少なさを両立していたのに対し、U20ラインは通常の低反射タイプとなる。
4Kコンテンツについては、HDMI入力4系統のうち1系統がHDMI 2.0(4K/60p対応)とHDCP 2.2に対応しており、6月に開局した4K試験放送「Channel 4K」、および'15年3月までに開始される予定の、スカパーによる商用4K放送などを、チューナーを介すことで視聴することができる。
また本体にはHEVCデコーダーも内蔵しており、UD20ラインと同様、NTTぷららが10月から商用サービスを開始する予定の4K対応VODサービス「ひかりTV 4K」を、LAN端子から直接受信し、視聴することも可能だ。コストがかかるHEVCデコーダーを搭載するかどうかは、当初「かなり悩んだ」(同社)とのことだが、「せっかく4Kパネルを搭載しているのだから、4Kコンテンツをしっかり楽しんでほしいという思いで搭載を決めた」という。
2Kコンテンツの高画質化については、4K映像へ最適なアップコンバートを行う「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を搭載。2K映像を高画質化する「2K高画質化回路」に加え、2K映像を高精細な4K映像に変換する「2K→4K高精細化回路」から構成される。
3D表示にも対応。アクティブシャッター方式のBluetooth 3Dメガネ「AN-3DG50」によって3D視聴が行える。
そのほか、無線LANも搭載。Miracastにも対応し、対応スマホやタブレットの映像をワイヤレスで表示できる。Bluetoothにも対応しており、本体のスピーカーで音楽を楽しむことも可能だ。
USB-HDD録画については、W裏録・長時間録画対応で、DTCP-IPダビングにも対応している。またハイブリッドキャストやAQUOS Cityも利用できる。
■バスレフ式スピーカーBOXを採用
スピーカーは本体下部に、下向きに取り付けられている。ユニットは4.5cm×10cmで、バスレフ式。「新・AudioEngine」音声LSIを採用し、下向きのスピーカーながら、AEQ(音響補正技術)により、中高域を緻密に補正、クリアな音を実現できるという。さらにこのLSIにより、音像定位の改善とリスニングエリアの拡大も実現している。
■コンテンツを容易に探し出せる「コンテンツマネージャー」
コンテンツをかんたんに閲覧できるよう、様々なデバイスのコンテンツを整理されたレイアウトで表示し、かんたんな操作で表示できる「コンテンツマネージャー」も、UD20ラインを踏襲して採用した。画面上からデバイス選択、モード選択機能があり、被すペースに写真サムネイルや音楽の楽曲リスト、動画リストが並ぶ。特に写真は、フォルダごとに区切ってサムネイルを表示できるなど、工夫を凝らしている。また本体には約400MBの内蔵メモリを用意。このスペースに、お気に入りの写真をコピーし、保存しておくことができる。容量が不足したら、USBメモリーを増設することで容量を拡張できる。
なお写真については、リモコンの最上部にある「スライドショー」ボタンを押すと、ワンボタンでスライドショーを一発起動。フォトフレーム機能をかんたんに開始できる。また本体には、ゲッティイメージズとシャープが共同で選定した写真がプリインストールされている。
■スリムフレームで設置性向上。インチアップしても高精細化
U20ラインは設置性にも配慮。スリムフレームのコンパクトデザインとすることで、40型の場合は2006年夏の32型フルHDモデル「LC-32GH2」、50型の場合は同年の37型モデル「LC-37GX2」と同程度の設置スペースで、高精細化と画面サイズ拡大が可能になるという。たとえば40型4Kモデルの画素サイズは、32型フルHDモデルの0.63倍となる。同じく50型の4Kモデルに買い換えても画素サイズは0.75倍となるため、大型化しても、画素サイズはむしろ小さくなるということになる。
デザイン面では、スリムフレームを採用し、スタイリッシュさを演出するとともに、映像への没入感を高めた。スタンドもシルバーのパイプを曲げたような独特のデザインで、「ディスプレイ部に浮遊感をもたらす軽やかなスタンドデザイン」と説明している。
・「LC-50U20」¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
・「LC-40U20」¥OPEN(予想実売価格23万円前後)
両モデルとも、4K(3,840×2,160)解像度の液晶パネルを採用した液晶テレビ。同社では4K対応AQUOSとして「UD20ライン」を6月から7月にかけて発売し、70/60/52型の各サイズを揃えていたが、このラインナップを広げる。
今回のU20ラインは画面サイズを小さくし、また価格も手ごろにすることで、4Kテレビのユーザー層を広げ、パーソナルユースへの拡大をねらっていく。今後同社では、4K対応AQUOSを2ライン5サイズ(70/60/52/50/40型)で展開していく。
UD20ラインの液晶パネルはシャープ製だが、U20ラインの液晶パネルは自社製ではなく、外部から調達している。パネル方式は非公表。LEDバックライトは50型が左右サイドエッジ、40型が右側だけの片側エッジ。ローカルディミングは行わない。また液晶パネルの表面処理は、UD20ラインが「モスアイパネル」の採用により、高いコントラスト感と映り込みの少なさを両立していたのに対し、U20ラインは通常の低反射タイプとなる。
4Kコンテンツについては、HDMI入力4系統のうち1系統がHDMI 2.0(4K/60p対応)とHDCP 2.2に対応しており、6月に開局した4K試験放送「Channel 4K」、および'15年3月までに開始される予定の、スカパーによる商用4K放送などを、チューナーを介すことで視聴することができる。
また本体にはHEVCデコーダーも内蔵しており、UD20ラインと同様、NTTぷららが10月から商用サービスを開始する予定の4K対応VODサービス「ひかりTV 4K」を、LAN端子から直接受信し、視聴することも可能だ。コストがかかるHEVCデコーダーを搭載するかどうかは、当初「かなり悩んだ」(同社)とのことだが、「せっかく4Kパネルを搭載しているのだから、4Kコンテンツをしっかり楽しんでほしいという思いで搭載を決めた」という。
2Kコンテンツの高画質化については、4K映像へ最適なアップコンバートを行う「AQUOS 4K-Master Engine PRO」を搭載。2K映像を高画質化する「2K高画質化回路」に加え、2K映像を高精細な4K映像に変換する「2K→4K高精細化回路」から構成される。
3D表示にも対応。アクティブシャッター方式のBluetooth 3Dメガネ「AN-3DG50」によって3D視聴が行える。
そのほか、無線LANも搭載。Miracastにも対応し、対応スマホやタブレットの映像をワイヤレスで表示できる。Bluetoothにも対応しており、本体のスピーカーで音楽を楽しむことも可能だ。
USB-HDD録画については、W裏録・長時間録画対応で、DTCP-IPダビングにも対応している。またハイブリッドキャストやAQUOS Cityも利用できる。
■バスレフ式スピーカーBOXを採用
スピーカーは本体下部に、下向きに取り付けられている。ユニットは4.5cm×10cmで、バスレフ式。「新・AudioEngine」音声LSIを採用し、下向きのスピーカーながら、AEQ(音響補正技術)により、中高域を緻密に補正、クリアな音を実現できるという。さらにこのLSIにより、音像定位の改善とリスニングエリアの拡大も実現している。
■コンテンツを容易に探し出せる「コンテンツマネージャー」
コンテンツをかんたんに閲覧できるよう、様々なデバイスのコンテンツを整理されたレイアウトで表示し、かんたんな操作で表示できる「コンテンツマネージャー」も、UD20ラインを踏襲して採用した。画面上からデバイス選択、モード選択機能があり、被すペースに写真サムネイルや音楽の楽曲リスト、動画リストが並ぶ。特に写真は、フォルダごとに区切ってサムネイルを表示できるなど、工夫を凝らしている。また本体には約400MBの内蔵メモリを用意。このスペースに、お気に入りの写真をコピーし、保存しておくことができる。容量が不足したら、USBメモリーを増設することで容量を拡張できる。
なお写真については、リモコンの最上部にある「スライドショー」ボタンを押すと、ワンボタンでスライドショーを一発起動。フォトフレーム機能をかんたんに開始できる。また本体には、ゲッティイメージズとシャープが共同で選定した写真がプリインストールされている。
■スリムフレームで設置性向上。インチアップしても高精細化
U20ラインは設置性にも配慮。スリムフレームのコンパクトデザインとすることで、40型の場合は2006年夏の32型フルHDモデル「LC-32GH2」、50型の場合は同年の37型モデル「LC-37GX2」と同程度の設置スペースで、高精細化と画面サイズ拡大が可能になるという。たとえば40型4Kモデルの画素サイズは、32型フルHDモデルの0.63倍となる。同じく50型の4Kモデルに買い換えても画素サイズは0.75倍となるため、大型化しても、画素サイズはむしろ小さくなるということになる。
デザイン面では、スリムフレームを採用し、スタイリッシュさを演出するとともに、映像への没入感を高めた。スタンドもシルバーのパイプを曲げたような独特のデザインで、「ディスプレイ部に浮遊感をもたらす軽やかなスタンドデザイン」と説明している。
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSHARP
- 型番LC-50U20
- 発売日2014年9月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格30万円前後)
【SPEC】●サイズ:50型 ●画素数:3,840×2,160 ●チューナー:地上デジタル(CATVパススルー対応)×3、BS/110度CSデジタル×2 ●接続端子:HDMI入力×4、D5×1、AV入力(RCAピン)×1、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×2、LAN×1 他 ●消費電力:約173W(待機時0.1W) ●外形寸法:1123W×711H×265Dmm(スタンド含む) ●質量:約22.5kg
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSHARP
- 型番LC-40U20
- 発売日2014年9月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格23万円前後)
【SPEC】●サイズ:40型 ●画素数:3,840×2,160 ●チューナー:地上デジタル(CATVパススルー対応)×3、BS/110度CSデジタル×2 ●接続端子:HDMI入力×4、D5×1、AV入力(RCAピン)×1、光デジタル音声出力×1、アナログ音声出力×1、ヘッドホン×1、USB×2、LAN×1 他 ●消費電力:約125W(待機時0.1W) ●外形寸法:901W×563H×232Dmm(スタンド含む) ●質量:約17kg