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一部仕様を変更した特定販路向けモデルも

ケンウッド、フルセグ搭載のエントリー価格帯カーナビ“彩速ナビ”2機種

公開日 2014/11/18 17:06 ファイル・ウェブ編集部
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、地デジフルセグチューナーを搭載するなどしたカーナビ“彩速ナビゲーション”「MDV-L502W」「MDV-L502」を12月上旬より発売する。両機とも価格はオープンだが、8万円前後での実売が予想される。また、一部仕様を変更して自動車販売/カーリース/レンタカー業界を中心とした特定販路向け「TYPE-D」モデルとして、「MDV-D502BTW」「MDV-D502BT」も展開する。

MDV-L502W

MDV-L502

いずれも7型/WVGA解像度の液晶パネルを採用し、地デジチューナーを搭載。型番末尾に“W”が付く「MDV-L502W」「MDV-D502BTW」はワイドコンソールに対応した200mmワイドモデルで、ディスプレイ画面の左右にナビ操作系とオーディオ操作系のハードキーを配列している。

AV機能は上記のように地デジが受信でき、車載用OFDM ICの採用や、専用シールドでデジタル基板からの放射ノイズもれを徹底排除するなど、車内外のさまざまなノイズを抑えるよう配慮。これにより、電波が弱くてもクリアな地デジ放送を受信できるとしている。

また、CPRM対応のDVDディスクも再生可能。また、iPhone/iPod内の音楽再生などの操作を本機で行えるモードを搭載するほか、iPhone/iPodで再生中のミュージックファイルのジャケット写真を子画面に表示させることができる。

加えて、USBメモリーやSDカード内に保存した音楽や動画の再生にも対応。動画はMPEG-4 Video、H.264/MPEG-4 AVC、WMVに対応し、音楽はMP3/WMA/AAC/FLAC/WAVに加えて、高音質/高圧縮の音楽フォーマット「Vorbis」にも対応している。

また、CDを最大約4倍速でSDカードに録音可能。音質を標準/高音質の2種類から選択できる。

AV機能以外では、デュアルコアCPUの「ジェットレスポンスエンジンIII」搭載によって高速レスポンスを実現。膨大な情報量を収録しながら、高速レスポンスを実現するというデータ圧縮技術「S3フォーマット」も採用している。

ナビ機能では、進行ルート先にある「分岐点」までの残距離と進行方向を表示色の変化で感覚的に伝える「ここです案内」などの機能を搭載。準天頂衛星「みちびき」にも対応し、これまで電波の受信しにくかったビル街などでも、現在地を測位しやすくなるという。

そのほか、iOS用アプリケーション「NaviCon」にも対応。iPhoneと本機を接続し、地図画面のリモート操作や目的地の設定だけでなく、連携する様々なアプリケーションやウェブサイトの持つ地点情報などの目的地設定ができる。

特定販路向けの「TYPE-D」モデルでは、Bluetoothレシーバーを内蔵。ハンズフリー通話や、ワイヤレス音楽再生が行える。

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