HOME > ニュース > ADL、最上位ヘッドホン「H128」− 独自40mmドライバー搭載

独自の高音質技術を多数搭載

ADL、最上位ヘッドホン「H128」− 独自40mmドライバー搭載

公開日 2014/12/04 21:37 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フルテック(株)は、同社が展開するADLブランドから、ヘッドホンの最上位モデル「H128」を12月11日に発売する。価格はオープン。本体カラーはブラック、ブラウン、ネイビーの3色をラインナップする。

H128(ブラック)


H128(ブラウン)

H128(ネイビー)
既に発売している「H118」の上位に位置づけられるフラグシップモデルで、これまで何度かオーディオイベント等で参考出展されてきた製品が正式発表された形だ(関連ニュース)。

ユニットには、特殊高性能マグネットを採用した自社開発の40mmダイナミックドライバーを搭載する。独自開発した振動板によりノイズ減衰を高め、音の歪みも抑えるとのこと。さらに、音質に直結する振動膜にはPEEKフィルム素材を採用し、独自設計の折り目形状を適用するなど、細部にわたって音質を高める為の独自技術を投入している。

波動が互いに干渉し合う局面でも周波数帯域が安定するよう、ボイスコイルと振動板の間にはリングを配置。振動板とマグネットの間には銅をコーティングした特殊アルミ合金ワイヤーを搭載することで、音の再生能力を高めている。また、内部L/R連接ケーブルにはOCC素材を採用している。

耳のラインを計算した形状のイヤーカップ「Alpha トリフォーム・イヤーカップ」を採用することで、無駄な内部空間をなくし、ダイレクト感の強い音楽再生を狙った。さらに、イヤーパッドとヘッドバンドクッションには柔らかく肌触りのよいレザーレット素材を用いることで装着性にも配慮している。側圧は約4.5N。なおヘッドバンドにはアルミ素材を使用しており、これにより振動の抑制も図っている。

出力音圧レベルは98dB SPL/mW。再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、最大許容入力は200mW、インピーダンスは68Ωとなる。

ケーブルは片出し式のストレートタイプで着脱可能。プラグには、フルテックの非磁性ロジウムメッキ仕様のα(Alpha) mini XLRを採用している。本体質量は約320g(ケーブル含む)。そのほか、製品には、3.5mm→6.3mm変換プラグF63-S(G)と、交換用ケーブル「iHP-35X 1.3M」が同梱される。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドADL
  • 型番H128
  • 発売日2014年12月11日
  • 価格¥OPEN
【SPEC】●ドライバー:40mmダイナミックドライバー ●出力音圧レベル:98dB SPL/mW ●再生周波数帯域:20Hz〜20kHz ●最大許容入力:200mW ●インピーダンス:68Ω ●ケーブル長:3m ●質量:約320g(ケーブル含む)