ラディウス、KEF、茶楽音人も
【ポタ研】完実、オヤイデ、中村製作所…発売前モデルも人気製品も一斉試聴デモ展開
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会2014夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本記事では、完実電気/中村製作所/オヤイデ電気/ラディウス/KEF/茶楽音人のブース出展内容をレポートする。
■完実電気
完実電気のブースでは、大きく5ブランドの製品の試聴デモを実施していた。
フルテックは、今秋以降の発売を予定しているというADLブランドのフラグシップヘッドホン「H128」を参考出展していた(関連ニュース)。現行モデル「H118」の上位に位置づけられる機種で、価格は未定とのことだが3万円台での販売を想定しているとのことだ。
ラトックシステムは、7月下旬の出荷を予定しているDSD対応のバランス駆動ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB02iP」をメインに出展。本機はUSB-DACモードとiPod互換モードを用意し、USB-DACおよびヘッドホンアンプとして使用できるポタアンで、2.8MHz/5.6MHz DSDや、384kHz/24bit音源に対応している(関連ニュース)。
なお、従来モデル「REX-KEB01F」では、音声出力端子を2.5mmマイクロモノラルジャック2基によるバランス出力のみとしていたが、本機ではそれに加えて3.5mmステレオミニ出力も搭載している。これにより、“最初はシングルエンドで使用しつつ、ゆくゆくはバランス駆動にチャレンジしてみる”といったユーザーのステップアップも可能な仕様としている。なお、今回のイベント会場では、くみたてLabのカスタムIEMを2.5mmマイクロモノラルジャック仕様にカスタマイズした特別モデルも参考展示していた。
そのほか、オルトフォンは純銀線のコイルを採用したカナル型イヤホン最新モデル「e-Q8」や、ヘッドホンアンプ「MHd-Q7」の試聴をメインに展開。STAXは、本イベントの名称が「ポータブルオーディオ研究会」であることにあわせ、スタンダードなエレクトロスタティック型ヘッドホンのほかに、インイヤースピーカーシステム「SRS-002」と専用設計のドライバーユニット「SRM-002」もラインナップしていた。フューレンコーディネートは、イヤホン「Primo 8」や据置型ヘッドホンアンプ「HA-200」などNuForce製品をフィーチャーした試聴デモを展開していた。
■中村製作所
中村製作所は、電源不要のDAP用アイソレーショントランス“Aclear Porta”最新モデルとして、明日7月20日発売の「NXT-1」と、9月3日発売の「NXT-2」をメインに出展していた。
2機種とも、先日開催の「ポタフェス」でも参考出展されていたモデルで(関連ニュース)、NXT-1がソニー「ZX1」・Astell&Kern「AK100」との組み合わせを想定、NXT-2がAstell&Kern「AK240」「AK120II」「AK100II」との組み合わせを想定した外観デザイン・サイズとしている。
なお、NXT-2用に付属するピンアサインジャック用に独自開発した2.5mm 4極バランスプラグも、明日20日から単品発売することが決定したという。価格は2,800円。本モデルは、内部基板のくりぬき箇所の側面にも金メッキを施し、半田の流れをスムーズにしていることが特徴だ。なお、プリント基板無しの3.5mm 4極バランスプラグも2,300円で発売する。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、同社が手がけるFiiOのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X5 -JAPANESE EDITION-」をメイン展開していたほか、ZEPHONEのMMCXリケーブル「NIRVANA」も用意し、精力的な試聴デモを実施していた。
■ラディウス
ラディウスは、iOSデバイスのLightning端子に直結できるポタアン「AL-LCH21」と、同じくLightning端子直結タイプの小型DAC「AL-LCH21」を大きくアピール。いずれも96kHz/16bitまでのソースに対応しており、手の平に乗せられる小型軽量サイズを実現している点が大きな特徴だ。
■KEF
KEF JAPANは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200」の精力的なデモを実施。ブース内では、同2機種の試聴を目当てにしたKEFスピーカー愛用者の姿もみられた。同社説明員によれば、こういった「KEFがヘッドホン/イヤホンを出していることを知ったので聴いてみたい」と、ブースに訪れるKEFスピーカー愛用者の姿が多いという。
■茶楽音人
茶楽音人は、音茶楽とTTR社の設計製造技術を融合させた「茶楽音人(Surround)」ブランドの第一弾モデル「Donguri-楽」をメインにアピール。今回のイベントでは、音茶楽ブランドから2013年に発売された「Donguri-欅(KEYAKI)」も用意し、“どんぐりモデル”同士の聴き比べを行えるようになっていた。これは、今春開催の「ヘッドフォン祭」で得られた来場者からのリクエストに応えたかたちとのこと。
■完実電気
完実電気のブースでは、大きく5ブランドの製品の試聴デモを実施していた。
フルテックは、今秋以降の発売を予定しているというADLブランドのフラグシップヘッドホン「H128」を参考出展していた(関連ニュース)。現行モデル「H118」の上位に位置づけられる機種で、価格は未定とのことだが3万円台での販売を想定しているとのことだ。
ラトックシステムは、7月下旬の出荷を予定しているDSD対応のバランス駆動ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB02iP」をメインに出展。本機はUSB-DACモードとiPod互換モードを用意し、USB-DACおよびヘッドホンアンプとして使用できるポタアンで、2.8MHz/5.6MHz DSDや、384kHz/24bit音源に対応している(関連ニュース)。
なお、従来モデル「REX-KEB01F」では、音声出力端子を2.5mmマイクロモノラルジャック2基によるバランス出力のみとしていたが、本機ではそれに加えて3.5mmステレオミニ出力も搭載している。これにより、“最初はシングルエンドで使用しつつ、ゆくゆくはバランス駆動にチャレンジしてみる”といったユーザーのステップアップも可能な仕様としている。なお、今回のイベント会場では、くみたてLabのカスタムIEMを2.5mmマイクロモノラルジャック仕様にカスタマイズした特別モデルも参考展示していた。
そのほか、オルトフォンは純銀線のコイルを採用したカナル型イヤホン最新モデル「e-Q8」や、ヘッドホンアンプ「MHd-Q7」の試聴をメインに展開。STAXは、本イベントの名称が「ポータブルオーディオ研究会」であることにあわせ、スタンダードなエレクトロスタティック型ヘッドホンのほかに、インイヤースピーカーシステム「SRS-002」と専用設計のドライバーユニット「SRM-002」もラインナップしていた。フューレンコーディネートは、イヤホン「Primo 8」や据置型ヘッドホンアンプ「HA-200」などNuForce製品をフィーチャーした試聴デモを展開していた。
■中村製作所
中村製作所は、電源不要のDAP用アイソレーショントランス“Aclear Porta”最新モデルとして、明日7月20日発売の「NXT-1」と、9月3日発売の「NXT-2」をメインに出展していた。
2機種とも、先日開催の「ポタフェス」でも参考出展されていたモデルで(関連ニュース)、NXT-1がソニー「ZX1」・Astell&Kern「AK100」との組み合わせを想定、NXT-2がAstell&Kern「AK240」「AK120II」「AK100II」との組み合わせを想定した外観デザイン・サイズとしている。
なお、NXT-2用に付属するピンアサインジャック用に独自開発した2.5mm 4極バランスプラグも、明日20日から単品発売することが決定したという。価格は2,800円。本モデルは、内部基板のくりぬき箇所の側面にも金メッキを施し、半田の流れをスムーズにしていることが特徴だ。なお、プリント基板無しの3.5mm 4極バランスプラグも2,300円で発売する。
■オヤイデ電気
オヤイデ電気は、同社が手がけるFiiOのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「FiiO X5 -JAPANESE EDITION-」をメイン展開していたほか、ZEPHONEのMMCXリケーブル「NIRVANA」も用意し、精力的な試聴デモを実施していた。
■ラディウス
ラディウスは、iOSデバイスのLightning端子に直結できるポタアン「AL-LCH21」と、同じくLightning端子直結タイプの小型DAC「AL-LCH21」を大きくアピール。いずれも96kHz/16bitまでのソースに対応しており、手の平に乗せられる小型軽量サイズを実現している点が大きな特徴だ。
■KEF
KEF JAPANは、ヘッドホン「M500」とイヤホン「M200」の精力的なデモを実施。ブース内では、同2機種の試聴を目当てにしたKEFスピーカー愛用者の姿もみられた。同社説明員によれば、こういった「KEFがヘッドホン/イヤホンを出していることを知ったので聴いてみたい」と、ブースに訪れるKEFスピーカー愛用者の姿が多いという。
■茶楽音人
茶楽音人は、音茶楽とTTR社の設計製造技術を融合させた「茶楽音人(Surround)」ブランドの第一弾モデル「Donguri-楽」をメインにアピール。今回のイベントでは、音茶楽ブランドから2013年に発売された「Donguri-欅(KEYAKI)」も用意し、“どんぐりモデル”同士の聴き比べを行えるようになっていた。これは、今春開催の「ヘッドフォン祭」で得られた来場者からのリクエストに応えたかたちとのこと。