マーシャルのヘッドホン新製品も登場
【CES】CES Unveiled − Parrot、スポーツ向け高機能イヤホン「Zik Sport」/ヘッドホンやウェアラブルデバイスが多数出展
米国時間1月6日より開幕する「2015 international CES」に先立ち、現地時間の1月4日、プレスを対象とした前夜祭的イベント「CES Unveiled」が開催された。マンダレイ・ベイ・ホテルに設けられた会場には、世界各国からプレスが集結し、例年以上の大きな賑わいを見せていた。
本記事では、Unveiledに展示されていた製品の中から、オーディオ・ビジュアル関連プロダクトや、その他ジャンルの注目製品を中心に紹介していきたい。
■Parrotのスポーツ向けイヤホン+ウェアラブルデバイス「Zik Sport」
昨年のUnveiledではBluetoothオーディオやヘッドホン関連機器の出展が多く見られたが、今年はAV関連の出展自体がかなり少なかった印象で、主役となっていたのはウェアラブルデバイスやヘルス・フィットネス関連機器であった。
こうしたなかAV関連の新製品として登場したのがParrotの「Zik Sport」だ。本機はスポーツタイプのBluetoothイヤホンと心拍数や運動量を計測するウェアラブルデバイスを組み合わせた製品で、ノイズキャンセリング機能も搭載。本体のイヤーピースを装着する部分にセンサーが搭載されており、心拍数やランニング速度のほか、歩幅や足が地面に着地している時間、縦方向の頭部の振れ幅などを計測することができる。質量は75gで、ヘッドバンド部には装着性を向上させるためのパッドが備えられている。発売時期や価格は未定とのこと。
Parrotは他にもユニークな新製品を展示。「RNB6」はアップルのCarPlayとAndroid Autoの両方に対応したオーディオ用アンプ内蔵のカーインターフェース。7インチのディスプレイを備え、ダッシュボードに装着する1080pカメラもセットとなっている。
専用アプリと組み合わせることで植物の状態に合わせて水やりなどを自動で行ってくれる植木鉢「Parrot Pot」、本体にペットボトルを装着してPotと同様に植物への水やりなどを行ってくれる装置「H2O」も登場。多くの来場者の注目を集めていた。
■ユニークな機能性を備えるヘッドホン&イヤホンも多数出展
ギター用アンプで知られるMarshallは、ヘッドホンの新製品「Marshall HEADPHONES MAJOR II」を出展。本機は従来機をリニューアルした製品で、新型ドライバーを採用してサウンドを強化。新たにケーブルを着脱式とした。価格は100ドルで、発売は2015年2月を予定している。
会場にはCES 2015 INNOVATION AWARDSを受賞した製品が展示されていたが、その中に今回のCESで発表されることが予告されていたAudioQuest初のヘッドホン「NightHawk」(関連ニュース)の姿もあった。こちらの詳細はCES開幕後のブースレポートでお伝えする予定だ。
3D SOUND LABSは独自の3Dサウンドを実現するというヘッドホンを出展。ヘッドホン部にジャイロセンサーを装着することで頭の動きを感知し、動画視聴時に頭を動かしても音像が定位させたままにでき、スピーカーで聴くような体験ができるというユニークな機能を備えている。
そのほか、ヘッドホン関連では、スウェーデンのイヤホンメーカーCOLOUDによるスポーツ向けの防水イヤホン「THE SNAP」や、昨年に引き続き出展されたURBANEARSのカラバリ豊富なヘッドホンが目を引いていた。
MIZCOというブランドは「RANGER」や「DRIVER」、「MARINE」など様々な職業のシチュエーションに合わせてノイズ対策やタフネス仕様が施された「TOUGH TESTED」というイヤホン・ラインナップを出展していた。ON VOCAL社は環境音・会話・音楽の3つをアプリで調整しながらミックスできる再生できるヘッドセット「MIX360」をデモしていた。
Bluetoothスピーカーでは、PUREやSUPERTOOTHがマルチルーム対応モデルを出展。INOVATION AWARDS受賞製品として出展されてたAxxess CE「AIR2」は、なんとスピーカーが空中浮遊しているモデル。GRIFFINはコンパクトなデジタルアンプ「Twenty」をスピーカーと組み合わせてデモしていた。ビジュアル関連の製品では、低価格の4Kディスプレイを発売して話題を集めたSEIKIが同社の4Kディスプレイや4Kモニターのラインナップを展示していた。
■主役はウェアラブルデバイス。様々な用途を想定した製品が登場
米国クラウドファウンディング「Kickstarter」の出資で実現し、日本国内でも10月に発売された指輪型ウェアラブルデバイス「RING」は最新バージョンを出展。本機はBluetoothで端末と接続し、内蔵する加速度センサーなどによりジェスチャー操作を可能としている。最新版ではBluetoothの感度を高めるために素材を金属から樹脂に変更、カラーもホワイトとブラックとした。登場時期は2015年春になるとのことだ。
会場内でとにかく多かったのがウェアラブルデバイス。腕時計タイプからコンパクトタイプ、スポーツに特化したものまで各国から様々な製品が登場していた。個人的に気になったのは頭部に受けた衝撃を計測できるというデバイス。アメリカンフットボールやフルコンタクト系の格闘技、軍事目的などでの使用を想定しているという。
そのほか、アプリと組み合わせることで脳波を解析してリラックスするためのサウンドを創り出してくれるヘッドバンド、世界初というモーター内蔵ローラースケートなど、Unveiledならではのユニークなアイテムも多数確認することができた。
本記事では、Unveiledに展示されていた製品の中から、オーディオ・ビジュアル関連プロダクトや、その他ジャンルの注目製品を中心に紹介していきたい。
■Parrotのスポーツ向けイヤホン+ウェアラブルデバイス「Zik Sport」
昨年のUnveiledではBluetoothオーディオやヘッドホン関連機器の出展が多く見られたが、今年はAV関連の出展自体がかなり少なかった印象で、主役となっていたのはウェアラブルデバイスやヘルス・フィットネス関連機器であった。
こうしたなかAV関連の新製品として登場したのがParrotの「Zik Sport」だ。本機はスポーツタイプのBluetoothイヤホンと心拍数や運動量を計測するウェアラブルデバイスを組み合わせた製品で、ノイズキャンセリング機能も搭載。本体のイヤーピースを装着する部分にセンサーが搭載されており、心拍数やランニング速度のほか、歩幅や足が地面に着地している時間、縦方向の頭部の振れ幅などを計測することができる。質量は75gで、ヘッドバンド部には装着性を向上させるためのパッドが備えられている。発売時期や価格は未定とのこと。
Parrotは他にもユニークな新製品を展示。「RNB6」はアップルのCarPlayとAndroid Autoの両方に対応したオーディオ用アンプ内蔵のカーインターフェース。7インチのディスプレイを備え、ダッシュボードに装着する1080pカメラもセットとなっている。
専用アプリと組み合わせることで植物の状態に合わせて水やりなどを自動で行ってくれる植木鉢「Parrot Pot」、本体にペットボトルを装着してPotと同様に植物への水やりなどを行ってくれる装置「H2O」も登場。多くの来場者の注目を集めていた。
■ユニークな機能性を備えるヘッドホン&イヤホンも多数出展
ギター用アンプで知られるMarshallは、ヘッドホンの新製品「Marshall HEADPHONES MAJOR II」を出展。本機は従来機をリニューアルした製品で、新型ドライバーを採用してサウンドを強化。新たにケーブルを着脱式とした。価格は100ドルで、発売は2015年2月を予定している。
会場にはCES 2015 INNOVATION AWARDSを受賞した製品が展示されていたが、その中に今回のCESで発表されることが予告されていたAudioQuest初のヘッドホン「NightHawk」(関連ニュース)の姿もあった。こちらの詳細はCES開幕後のブースレポートでお伝えする予定だ。
3D SOUND LABSは独自の3Dサウンドを実現するというヘッドホンを出展。ヘッドホン部にジャイロセンサーを装着することで頭の動きを感知し、動画視聴時に頭を動かしても音像が定位させたままにでき、スピーカーで聴くような体験ができるというユニークな機能を備えている。
そのほか、ヘッドホン関連では、スウェーデンのイヤホンメーカーCOLOUDによるスポーツ向けの防水イヤホン「THE SNAP」や、昨年に引き続き出展されたURBANEARSのカラバリ豊富なヘッドホンが目を引いていた。
MIZCOというブランドは「RANGER」や「DRIVER」、「MARINE」など様々な職業のシチュエーションに合わせてノイズ対策やタフネス仕様が施された「TOUGH TESTED」というイヤホン・ラインナップを出展していた。ON VOCAL社は環境音・会話・音楽の3つをアプリで調整しながらミックスできる再生できるヘッドセット「MIX360」をデモしていた。
Bluetoothスピーカーでは、PUREやSUPERTOOTHがマルチルーム対応モデルを出展。INOVATION AWARDS受賞製品として出展されてたAxxess CE「AIR2」は、なんとスピーカーが空中浮遊しているモデル。GRIFFINはコンパクトなデジタルアンプ「Twenty」をスピーカーと組み合わせてデモしていた。ビジュアル関連の製品では、低価格の4Kディスプレイを発売して話題を集めたSEIKIが同社の4Kディスプレイや4Kモニターのラインナップを展示していた。
■主役はウェアラブルデバイス。様々な用途を想定した製品が登場
米国クラウドファウンディング「Kickstarter」の出資で実現し、日本国内でも10月に発売された指輪型ウェアラブルデバイス「RING」は最新バージョンを出展。本機はBluetoothで端末と接続し、内蔵する加速度センサーなどによりジェスチャー操作を可能としている。最新版ではBluetoothの感度を高めるために素材を金属から樹脂に変更、カラーもホワイトとブラックとした。登場時期は2015年春になるとのことだ。
会場内でとにかく多かったのがウェアラブルデバイス。腕時計タイプからコンパクトタイプ、スポーツに特化したものまで各国から様々な製品が登場していた。個人的に気になったのは頭部に受けた衝撃を計測できるというデバイス。アメリカンフットボールやフルコンタクト系の格闘技、軍事目的などでの使用を想定しているという。
そのほか、アプリと組み合わせることで脳波を解析してリラックスするためのサウンドを創り出してくれるヘッドバンド、世界初というモーター内蔵ローラースケートなど、Unveiledならではのユニークなアイテムも多数確認することができた。