「世界最高クラスの高圧縮を実現」
HEVC対応・4K/60pリアルタイムエンコーダーが出荷開始
(株)ソシオネクストは、HEVC/H.265で4K/60p映像をリアルタイムエンコードする製品を発表。4月3日からサンプル出荷を開始した。ラインナップは、世界初のリアルタイムエンコーダーLSI「MB86M31」と、評価用ボード「MB86M31-EVB」、ドライバーアプリケーション開発環境(SDK)。量産開始は8月を予定しているという。
ソシオネクストは、富士通(株)とパナソニック(株)両社のシステムLSI事業を統合して今年3月に設立された新会社。LSI「MB86M31」は、富士通研究所との共同開発によるHEVCエンコーダーコアを搭載。従来の配信向けなどに用いられている4:2:0と比較して2倍の色情報を持つYUV 4:2:2 10bitでのエンコードにも対応する。「高画質を維持したまま世界最高クラスの高圧縮を実現する」とアピールしている。
HEVCでのリアルタイムエンコードを行うためには複数の高性能プロセッサーによる並列処理が必要だった。しかし「MB86M31」はこの処理を1チップで実施。これにより体積20分の1、消費電力150分の1とコンパクト化。性能比は1,000倍にもなるという。
ソシオネクストは、富士通(株)とパナソニック(株)両社のシステムLSI事業を統合して今年3月に設立された新会社。LSI「MB86M31」は、富士通研究所との共同開発によるHEVCエンコーダーコアを搭載。従来の配信向けなどに用いられている4:2:0と比較して2倍の色情報を持つYUV 4:2:2 10bitでのエンコードにも対応する。「高画質を維持したまま世界最高クラスの高圧縮を実現する」とアピールしている。
HEVCでのリアルタイムエンコードを行うためには複数の高性能プロセッサーによる並列処理が必要だった。しかし「MB86M31」はこの処理を1チップで実施。これにより体積20分の1、消費電力150分の1とコンパクト化。性能比は1,000倍にもなるという。