テレビやオーディオ等の国内出荷、13ヶ月連続マイナス。4Kテレビ出荷は前年比517％超

一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA）は、2015年4月における民生用電子機器の国内出荷金額を発表。849億円（前年比96.5％）と13ヶ月連続でマイナスとなった。

分野別に見ると、映像機器は406億円（前年比105.8％）と2ヶ月連続でプラス。音声機器は60億円（前年比77.8％）と5ヶ月連続でマイナスとなった。また、カーAVC機器は383億円（前年比91.4％）と12ヶ月連続でマイナスとなった。

製品別の出荷台数を見ると、薄型テレビ計は33万9千台（前年比109.5％）。サイズ別は、29型以下が10万5千台（同97.1％）、30〜36型が12万7千台（同148.7％）、37〜49型が7万4千台（同91.4％）、50型以上が3万3千台（同94.1％）となった。

また、サイズ別構成比は、29型以下が31.1％、30〜36型が37.4％、37〜49型が21.8％、50型以上が9.8％。4K対応テレビは2万5千台（前年比517.9％）を出荷し、薄型テレビ全体に占める割合は7.4％となった。なお、ハイブリッドキャスト対応テレビは9万6千台（前年比182.0％）の出荷で、薄型テレビ全体に占める割合は28.2％となった。

BDレコーダー/プレーヤーの出荷台数は18万9千台（前年比107.0％）。内訳は、BDレコーダーが14万5千台（同99.5％）、BDプレーヤーが4万3千台（同143.5％）だった。また、DVDビデオは7万9千台（前年比157.7％）、デジタルビデオカメラは5万1千台（前年比88.1％）を出荷した。

オーディオ分野では、ステレオセットは3万2千台（前年比100.8％）と6ヶ月ぶりのプラス。スピーカシステムは1万6千台（前年比67.8％）と10ヶ月連続でマイナスとなった。