シャープ、ファミリー向けのテレビ機能付きタブレット“AQUOSファミレド”

シャープ（株）は、テレビ機能付きタブレット“AQUOSファミレド”（型番：HC-16TT1）を11月15日より発売する。価格はオープンだが、9万円前後での実売が予想される。カラーはホワイトとブラックの2色を用意する。

シリーズ名「ファミレド」の由来は、「Family Relation Display」で、家族でシェアするディスプレイとしてファミリー層に向けた製品。16型タブレットにワイヤレステレビチューナーを同梱する。テレビチューナーは地上/BS/CSの3波対応で、シングルチューナーとなっている。

タブレットの画面サイズを16型としたのは、家の中で持ち歩けるポータビリティーと、できるだけ大きなサイズのバランスを取ったとのこと。画面解像度は1,366×768。

タブレットとチューナーにはWi-Fiを内蔵。別売の無線LANルーターと接続することにより、ワイヤレス接続でテレビ番組を楽しむことができる。また、タブレットとチューナーを直接無線で接続することも可能。USB-HDD録画を行うことも可能で、家庭内ネットワークを介して録画番組を視聴することもできる。

IPX5/7相当の防水性能を備えており、キッチンや風呂での使用時に水に濡れても使用できるとしている。

ホーム画面は、キッチン、リビング、バスルーム、子供部屋の各部屋をイメージした独自のデザイン「AQUOSランチャー」となっている。

Android 4.4を搭載し、GoglePlayアプリが利用可能となっている。テレビを見ながらアプリやインターネットを楽しむことができる。また、テレビ画面は自由に移動可能となっている。番組表画面や選局画面もタッチ操作で直感的な操作が可能。

Bluetooth機能搭載で、対応スピーカーやキーボード、マウスなどと連携して、より良い音に、より使いやすくカスタマイズすることも可能。

さらに、AQUOSやAQUOSレコーダー、空気清浄機などネットワーク家電とも連携できるほか、カメラとマイクを内蔵しているためテレビ電話も可能。

スタンドを利用した置き方は2パターンあり、それに合わせて画面を見る角度も5段階で設定できる。このほか、ガンマや色温度など映像調整の設定が可能。

タブレットの内蔵メモリーは8GBで、microSDカードに対応する。バッテリー持続時間は約5時間。質量は約1.9kg。