スマホ向け通常4K配信は11月20日より
ひかりTV、4K HDR配信/4K IP放送/スマホ向け4K HDR配信を11月30日から順次開始
現時点で4K対応ディスプレイを搭載しているモバイル端末はソニーモバイルの「Xperia Z5 Premium」しか存在していないため、当面は本サービスも同端末のみが対応する形となる。「今後、4Kディスプレイ搭載モデルが出てくれば対応していきたい」(NTTぷらら 代表取締役社長 板東浩二氏)という。
基本的にテレビ向けで4K配信する作品はモバイル向けにも4Kで提供していく方針で、権利者との許諾交渉がクリアになったものなどを順次追加しながら作品数を拡大していくという。なお、スマホ向けの4K HDR対応作品数は未定。
■4K-IP放送は2つのチャンネルで展開。録画も可能
4K-IP放送は、以前から開始を予告していたもので、サービスインの日程が正式に発表された格好。2つのチャンネルを用意し、総合編成チャンネル「ひかりTVチャンネル4K」を先行して11月30日から、生放送を中心としたエンタメ・ファッション・ライフスタイル情報に特化したニュース専門チャンネル「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」を12月19日より提供開始する。なお、「ひかりTVチャンネル4K」は11月24日から、「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」は12月11日から試験放送を行う。
2Kで展開中のIP放送と同様に、4K-IP放送も録画が可能。なお、前述の4K HDRはVODでの提供となり、4K VODは録画できない。
「ひかりTVチャンネル4K」は、映画やドラマ、ドキュメンタリーや音楽、スポーツなどに加えて、毎週末には「ルミネtheよしもと」でのお笑いライブ生中継も実施。さらに、2016年春からは、日々のニュースを吉本興業のお笑い芸人が扱う情報バラエティ番組「熟NEWS」の生中継も予定している。
「モデルプレスTV by ひかりTV 4K」では、日本最大級の女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」とコラボ。ひかりTVのスタジオから、エンタメ・ファッション・ライフスタイル情報に特化したニュースを生放送を中心に提供する。
■“4Kのトップランナー”目指して4Kコンテンツ拡充にも注力
板東氏は、発表会で「4Kのトップランナーを目指してこれからもビジネス展開を続けていく」とコメント。テレビ東京との4K共同プロジェクトを拡大するなど、4Kコンテンツの充実を図っていることも説明する。